このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

I am not Abe

2015年01月29日(木)

古賀茂明さんという方が、報道ステーションで、日本人は
「I am not Abe」というプラカードを掲げる必要がある、と発言して
大きな話題になっている。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 
古賀さんはこのように訴えている。

テロだからと黙っていたら戦前と同じ状況になる。

フランス人が、「Je suis Sharlie(私はシャルリー)」という
プラカードを持って行進したが、
日本人は、「I am not Abe」というプラカードを掲げるべきだと。

安倍さんは、世界の大舞台で二枚舌を使っている。

このままでは、米国の敵=日本の敵になってしまう。

このように警鐘を鳴らしている。→こちら



このままだと、日本はテロの標的になってしまう。
米国の正義=日本の正義、ではないことを国際社会に
アピールすべきだ。

イスラム国にとっては、安倍さんの行動は「宣戦布告」と捉えている。
正義の反対は、正義であることを今こそ、イメージするべきだ。

日本国憲法には憲法にはこう書いてある。
「日本はあらゆる国と仲良くして、それを通じて世界平和に
道を開くことを基本理念とする」

実は、後藤さんの理念はこれと同じ。
古賀さんの発言もこれと同じ。

だから、なんとしても後藤さんを助けなければならない。
そしてコトの本質をメデイアで初めて語った古賀さんの勇気を支持したい。

古賀さんの発言が批難されているが、彼の真意を誤解している。
この問題は本当に難しい。

多くのマスコミは、あいかわららず偏向報道を繰り返している。
今の政府の対応があまりにもおかしいことに、目覚めなければ。

平和あっての医療・介護。
せめて医療・介護者は、問題の本質に気がつくべきだ。


PS)

同じ I am not Abeでも、西村真悟氏になるとまた別の意見となる。
参考のために、以下、西村氏の小文を転載させて頂く。

この考えならば戦争になるのでは?・・・・
私の考えは、西村氏の指摘とは違う。

このあたりの議論を、今後丁寧に行うべきだろう。


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

◎西村真悟
 
戦後からの脱却とは何か   平成27年1月28日(水)
 
 日本国民に対して、「戦後からの脱却」また「日本を取り戻す」という標語を掲げて
 総選挙でアピールした総理大臣および諸侯に問う。
 それは、何か、と。
 
 それは、
 1、「イスラム国」からの恫喝、即ち、テロに屈せず対処することである。
 
 2、北朝鮮に拉致された同胞を取り戻すことである。
 
 3、中共と韓国朝鮮の、捏造した歴史を道具とする対日心理戦・宣伝戦に正々堂々と勝利することである。
 
 4、大東亜共同宣言の世界史的意義を顕彰することである。
 
 5、三百万英霊を顕彰し、アジアの山野に残された英霊御遺骨の祖国帰還を実施することである。
 
 6、昭和二十年九月二日の降伏文書調印から同二十七年四月二十八日までの被占領期間中に、 
   我が国から奪われた権威と権限と詔勅と法規範と組織制度を取り戻すことである。
   その取り戻すべきもの、即ち、奪われたものとは、
   (1)天皇の権威および大権
   (2)帝国陸海軍
   (3)大日本帝国憲法および教育勅語
   (4)我が国の歴史と名誉
   (5)戦犯および法務死者の名誉
   (6)言論と教育
         等々
 
 以上、思い浮かぶままに列挙したが、
 冒頭に記した「イスラム国」のテロこそ、突如テロリストが突き付けてきた
 「戦後憲法体制の虚構」を全国民に示すものであり、
 我が国に対して、一刻の猶予なき「戦後からの脱却」を促すものである。
 
 前回も記したように、
 この事態は、平時法制で対処する事態ではない。
 国家が持つ司法権(最高裁判所)と立法権(国会)以外は何でもできる
 内閣総理大臣(内閣)の最高指揮権原内にある。
 よって、三十八年前のダッカハイジャック事件の際の福田赳夫的対応に逃げ込まない限り、
 総理大臣は何でもできる。
 最高指揮官の「命令があれば、行きます」(何処へでも!)という高い練度と闘魂をもった部隊もある。
 その決断を全面的に支持する。
 
 現在、戦時法制的な表現をすれば、「捕虜交換交渉」の段階にある。
 
 しかし、また苦言を呈する。
 テロリストは、既に日本人一人を殺した上で、「捕虜交換」に要求を切り替えてきているのだ。
 この同胞殺害を見て見ぬふりをしていてどうする!
 
 よって、総理大臣および関係閣僚は、
 テロリストに対して、殺害の以前と同じ「卑劣で許せない」という表現を、
 殺害されてからも相変わらず繰り返すのではなく(二十八日現在も繰り返している)、
 日本人を殺害したことへの日本と日本国民の強烈な怒りを、
 砂漠の民に分かるように強烈にコメントしなければならない。
 
 「日本は、同胞を殺害した者への復讐を決して忘れない。
  覚えておれ、天地神明に誓って、日本はお前を地の果てまで追いかけてゆく」
 
 無法に同胞を殺された日本と日本人の怒りを、
 テロリストへも同盟国にも中共や朝鮮にも見せつけてやろうではないか。
 現在に至っても、総理大臣と閣僚から、同胞殺害に対して強烈な発信がでないということは、
 現在の我々が、仇討ちを美談として鎌倉期の曾我兄弟の仇討ちや江戸期の忠臣蔵を伝えてきた国民の歴史を、
 GHQの思惑通り奪われたままになっている証左だということである。
 
 奪われた歴史に関してと、外務省が無関心を装う世界が驚く義挙に関して記しておく。
 
1、現在、我が国を加害者として朝から晩まで非難している中共に関して。
 十九世紀から二十世紀の中国大陸は、
 全土が複数の「イスラム国」がそれぞれ支配する「暴力と無秩序」の大陸だった。
 支那では、古来、今も、「好い人間は兵隊にならない」と言われている。つまり、悪い強盗匪族の類が兵隊になった。従って、古来、支那の民衆はその匪族・兵隊の暴行掠奪殺戮の被害者だった。
 二十世紀になっても同じだった。
 そして昭和に入り、そのような支那の兵隊に、
 日本の多くの婦女子を含む民間人数百人が残虐な猟奇的方法で殺害され、その凄惨な現場に死体は放置されされた(通洲事件)。
 これは、現在の「イスラム国」の残虐性を遙かに超える所業であった。
 このような言語を絶する被害を日本国民は支那の匪族(兵隊)から受け続けたのである。
 
 また、シナ事変後に敵地に不時着陸した日本軍パイロットは、支那の兵隊からどういう処遇を受けたのか。
 匪族は、まず操縦桿を握れないようにパイロットの十本の指を総て切り落とす。つぎに棺桶のような箱に入れて動けないようにして、殺さずに死に優る苦しみを与え続ける。
 捕まったパイロットの願いは、
 ただ友軍機がここを爆撃して自分が確実に死んで苦痛と屈辱から解放されることだった。
 友軍パイロットは、そのことを知っていて、仲間の所在を確認すればドンピシャリそこを爆撃して彼を苦痛と屈辱から解放した。
 私の叔父は、陸軍航空隊のシナ事変当時に既にベテランパイロットだったから、闘った相手が如何に残虐無比の人種だったか、よく知っていた。
 
 現在、世界も我々も、「イスラム国」の残虐性に驚いている。
 しかし、七十年以上前に、我々の祖父母は、中国大陸で「イスラム国」以上の暴力と無秩序のなかで、
 想像を絶する残虐な所業を平気でする匪族と遭遇し、多くはその餌食になったのだ。
 支那人の残虐性は「イスラム国」の比ではない。
 「イスラム国」に捕まったレバノンのパイロットは」無傷ではないか。支那ではあり得ない。
 
 「イスラム国」が、現在我々に与える残虐な衝撃から、
 七十年以上前に、如何に、支那人が為した「イスラム国」を遙かに超える残虐無道の所業を甦らせようではないか。
 その「イスラム国」より残虐な相手は、本年、被害者面をして、
 対日非難攻勢の大軍事パレード準備をしているのだから。
 
2、レバノンに「中山氏が特使として留まっている」と報道された。
 私のある友人は、つい最近まで、その「中山氏」が参議院議員の「中山恭子さん」だと思い込んで、
「やはり安倍総理だ」と感心し「中山氏」に期待していたという。
 しかし、「中山氏」は「中山恭子さん」ではなかった。
 そこで、この際、私の友人が、
 何故、「中山恭子さんがレバノンにいるのだ」と期待したか、その訳を書いておこう。
 
 一九九九年(平成十一年)八月、キルギスで四人の日本人鉱山技師を含む七名が、イスラム過激派に誘拐された。当時、この地域の担当大使は、カザフスタン特命全権大使の中山恭子氏だった。
 この誘拐された日本人を如何にして救出するか、この緊急事態に対する東京からの中山大使に対する外務省の訓電は「犯行現場はキルギスだから、キルギス政府に総て任せよ」であった。
 つまり、この地域の担当大使は何もするな、というのが外務省の指示であった。
 そこで以下、如何にして、中山恭子大使が四人の日本人を救出したかを述べる。
 
 まず、中山大使は、外務省の訓電どおりキルギス政府に任せておれば日本人は殺されると判断した。
 そこで、外務省の訓電を無視して中山大使自ら、誘拐犯の過激派の頭目に会いに行くことを決断した。
 そして、女性通訳と二人だけで過激派の頭目に会いに行った。
 道案内人達は、途中で恐くなって逃げたという。
 そして、自動小銃を持った子分どもが取り囲むなかで頭目に会う。
 頭目は驚く。女一人が女の通訳を連れて武器も持たずに会いに来たと。
 話の末に頭目は、中山大使の願い通り人質を解放することを承諾し、
 「護衛」を付けて人質と共に市街地に送り届けてくれた。
 
 先年私は、次の二つのことを中山恭子先生に質問した。
「もし先生が、外務省の訓電通り、キルギス政府に人質総て任せていたら人質はどうなりましたか」
 答え、「全員殺されてました」
 
「もし先生が、過激派の頭目に会って、要求が聞き入れられずに会見が物別れになったら、どうなってました。」
 答え、「私、殺されてました」
 
 世界中の国々で、自国民を救うために単身、殺されるのを覚悟して、過激派の頭目に会いに行って、
 頭目を説得して人質を連れ帰ってきた大使など、
 中山恭子先生以外にいない。
 日本が誇りとすべき勇気を示した日本外交の世界的快挙だ。
 しかし、外務省は、
 自らの訓電通りしなかったという訳かどうか知らないが、この快挙を無視している。
 何たる偏狭な官僚組織か。
 
 そして現在、
 この外務省が、
 北朝鮮による拉致された日本人救出問題も、「イスラム国」からの脅迫問題も、担当し、
 この外務省が、
 最高指揮官の安倍総理を取り囲み、外務省の誘導通り総理の判断を引き出そうとしている。
 しかし、この外務省の、
 訓電通りに中山恭子大使がしておれば、キルギスで拉致された日本人は全員死んでいたのだ。
 このことを国民は知っておくべきだ。
 
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

一方、勝谷誠彦氏は、報道ステーションの内容を批判する記事を
有料メルマガの中で激しく書いている。

西村氏や勝谷氏のような愛国者の中には、このように写っている。
以下、勝谷氏の文章を引用させて頂く。


<イスラム国の宣伝し過ぎている?/テレ朝「報ステ」に疑問の声も>
 http://news.livedoor.com/article/detail/9725536/
 <こんなタイトルが付いた特集は、古舘伊知郎キャスターが「いわゆる一過激組織というふうにはくくれない」と宣言して始まった。古舘氏はまず、イスラム国の急拡大について、2つの原因を挙げた。1つは、アメリカがイラクやシリアで失敗したということだと指摘した。イラクには戦争を起こして多くの犠牲者を出し、シリアでは悲惨な内戦に見て見ぬふりをしたことを指している。もう1つは、イギリスやフランスが100年前に国境を勝手に決めた線引きの不自然さにあるとした。アラブの人たちは、それに対し、複雑な思いを共有しているという。そして、番組では、様々なイスラム国の映像を流し、イスラム国は領土を獲って、国家を打ち立てようとしているところが、アルカイダなど他の過激派と違うところだと強調した。>

 私は観ていません。だけど、何をしようとしているかはこれを読んでだいたいわかる。こういう歴史的構造は、この日記を読んで下さっているあなたや、あなたにはもう周知のことですね。その上で私は「それでもイスラム国のようなテロリストは許しがたい」と書く。しかし古舘伊知郎さん、ひいては背後にいる朝日新聞は「抵抗するのは当然の権利だ」と言い立てるのである。その理屈の中で、わが同胞の後藤健二さんがつかまっているんですよ。いまなぜ、そんなことを主張できるのか、私は理解に苦しむ。売国のメディア、番組と言うほかはない。公平性をたもつために、古舘さんの「前提」も含めて引用する。まったく紙幅のムダなのだが。

 <特集の最後では、古舘氏は「イスラム国がやっている蛮行、こんなものは許されるわけはありません」と強調しながらも、遠くの方から見ることもできるとして、「柔軟に見なきゃダメですね」と述べた。これに、朝日新聞の恵村順一郎論説委員も相づちを打ち、「イスラム国の土壌を育てたのは、幾重にも積み重なった人々の怒りなんじゃないかと思う」と漏らした。つまり、アメリカがイラクやシリアでしたことが重くのしかかっているということだという。>

 あんたらは日本国民に行われているテロリズムを肯定するのか。歴史とは「人々の怒り」の積み重ねである。それを理性でコントロールすることが近代民主主義であると恵村順一郎論説委員は学校で勉強しなかったのかね。なすがままにそういう感情にまかせていると、世界大戦になるよ。
 古舘さんは海外のメディアならこの発言でクビである。<柔軟に見なきゃダメですね>。テロリストの行為を容認する発言は、ユダヤ人虐殺を認めるのと同列に「リビジョニスト」と認識される。それに相槌をうった朝日新聞のナントカもそうだし、朝日新聞そのものも責任を問われる。
 事実関係でもひとつ言っておきたい。恵村順一郎論説委員さんよ。アメリカがシリアで何をしたのか。何もできなかったから今の事態があるんでしょうよ。論説委員室からふらふら出てきてテキトーにスタジオに座って、テキトーなキャスターのテキトーな話にあわせていりゃいいというものではない。いやあ、驚いたなあ。
 
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


私は、アメリカ軍の空爆で殺された数多くの子供たちの生写真を観て
しまったので、とても複雑な気分だ。。

負傷した子供を必死で手術する現地の医師達。
空爆で形も無いくらいに殺された子供の写真を観てからイメージが変わった。

あれだけ大量の市民が無人爆撃機で殺されているという現実は報道されない。
医者としては、たとえイスラム国であっても多くの民間人の死には、心が痛む。

しかしこうした議論は、自由に行うべきだろう。

2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

この記事をざっと読んだとき興味ある部分だけに目が行き、西村真悟氏のシナ人云々・・の記述が長尾先生の意見と勘違いし、先生の過激的思想を見た思いで愕然としました。

改めて全体の記事を読み直し勘違いに気付きホッとしたのですが、今回の事件はテロの問題も、世界との友好も、身近な問題として私の眼を大きく開かせています。

後藤さんも、ヨルダンのパイロットもどうか無事で。
そして「イスラム国」のように自分の欲望のためには他人を虫けらのように扱う行為は、勝手に作った国とは言え、イスラム国一人一人の個人の意識の成せるわざと認識し、平和は一人の人間の意識が変わる事と言う事を改めて確認する思いです。

Posted by 桜 at 2015年01月30日 09:55 | 返信

東洋経済の今週号で、佐藤勝元外交官が、池上彰氏は学者のように知的だが、学生運動で興奮して、今は平静なやつは、何事にもシニカル(冷笑的)だと言っています。
私も、今現在の状況だけみても、なかなか真相が理解できません。
数年間疑問を持っていると、「ジツは、あの時...」と言う話が出て来て、「そうだったんだ!!」と思うことしばしばです。
誰が悪いのか、直ぐには分からないと思います。
悪いことが重なったのかも。

Posted by にゃんにゃん at 2015年01月30日 03:17 | 返信

2003年、英米有志連合は、ありもしない大量破壊兵器を求めて、イラクを殺戮した。
小泉は全面的に支持した。官房副長官は安倍だった。
フセイン後継勢力は、傀儡政権に抵抗し、「イスラーム国」に化けた。

安倍官邸は、中東訪問に先立ち、あらゆるシュミレーションをおこなったという。
今回のような事態を想定し、人質の死亡を前提に、自衛隊の海外戦闘への法整備への絶好のチャンスに。
ボクチャンが「テロには屈しない」と雄たけびをあげると、国会では万雷の拍手喝采。異様な高揚感につつまれたという。

英仏の二人の個人によって線引きされた国境は、今世紀期中にはなくなり、いずれ多文化共生の自由ムスリム連邦世界が生まれるだろう。
ある時はアルカイダやタリバンを支援、ある時は反アサド勢力を支援してきたアメリカ。今やサウジ王国石油と米シェール資本の全面戦争。

押し潰された中東の春。トルコやシリアにまたがるクルドの独立。不屈のパレスチナの抵抗。
後藤さんの母やお連れ合いの方の声。古賀提言に賛成だ。
すべては、繋がりつつある。
戦後を69年で終わらせるわけにはいかない。

Posted by 匿名でごめん at 2015年01月30日 08:29 | 返信

古舘氏も、朝日新聞の恵村順一郎論説委員も、相手の立場に立って物を考えるべき時を間違えているとしか思えません。
今理不尽に殺されそうな人を目の前にして、「いや~、殺す人にもそれなりの理由があるんですよ~」「いや~、そうですよね~」と揃ってのたまう理屈バカが、いかに自分が優れているかをメディアを通じて世にひけらかそうとしているとしか思えません。
時を知らない鶏が、夜中に「コケコッコ~」と鳴いていると思い鳴かせておくしかないのではないでしょうか。

中国の人が湯川遥菜さんの父親が謝罪したことに対し、自分の息子が殺されてなぜ謝るのかと驚いているそうです。
息子の行動が国を窮地に立たせ、多くの人に迷惑をかけたという心情が理解できない。
またこの姿勢が日本人一般の考え方ということに感動もしているそうです。
「これが日本民族の精神だ」
「なんだか彼がとても偉大で、強く見える」
「やっぱり中国人は日本人に学ぶべきだ。敵だったら本当に恐ろしい!」
「言葉にできないけど、心からの敬意を表したい。こういう気持ちは山を動かし、岩をも砕く」
「国民の素養が国家の真の強さを体現している。」
また
「日本国内にはそのような賛辞とか、敬意などの心がそうあるとは思えません。 湯川さんの父親の謝罪は、常識的なことであり、単なる社会システム上の行動であると感じているのが日本人ではないかと思います。それが民度が高いということなのでしょうか。」(それぞれ湯川遥菜 中国で検索)
という意見もあるそうです。
良いのか悪いのかは別として世界が協力しなければ地球を守ることはできない事を思えば、「平易に言って」社会あっての自分という精神は世界の人も持つべきではないかと思います。地球という共同体の中で生きる以上日本の「共同体」型社会におけるルールという考えはすべての国の人が持つべき心だと思います。
その上に立って相手の立場に立つという思いやりがなければ、真に人間らしい社会は築けないと思います。
イスラム国のように、エゴにまみれた理屈を通す為には殺人で物を言わすような魔性を切り裂く力と、相手の立場を思う国レベルの思いやりがなければ地球を守ることもできないし、自分自身を守ることもできないと思います。

日本人は世界を知らない。
この指摘を今思っています。

Posted by 桜 at 2015年01月30日 09:56 | 返信

朝起きたら、後藤さんの悲報?だった。
真偽はまだ不明だが。
官邸は、昨年秋からの「シュミレーションどおり」と、ほくそ笑んでいるだろう。
「イスラーム国」を、うまくワナに、嵌められた、といううわけだ。
オレたちの「2015計画」は、2月に入り、「5.17」を経て、用意周到に進む、と

Posted by 匿名でごめん at 2015年02月01日 08:11 | 返信

日本も世界も、なんとも重苦しい。
沈黙は金なのか。それとも、沈黙は冗舌なのか。
アラブ中東諸国庶民の対日観は、今どうなのか。
在日アラブ中東大使たち。慎重な言い回しながらも、日本国民は傾聴すべきだ。

シリア内戦の各派に武器弾薬を供給し(同時に空爆も実施している)上位十カ国を見れば、その背景が見えて来る。
「IS」を殲滅しても、また新しい何かが、生まれてくる。(宮崎駿さんの、あのアニメを見てるようだ。)
アラブ中東のことに、欧米は、口をはさまないでほしい。
とくに日本は、ニュートラルであってほしい。

トルコは、後藤さんの居場所を特定し、日本に通知したが、日本は無視したという。
日本政府は、それは「特定秘密」に属するから、あったともなかったとも言えないという。
去年9月に著された『国家の暴走』。古賀茂明が指摘した「十三の矢」は、次々と放たれているようだ。

官邸は、「在外邦人救出のため自衛隊法を改正したい」という。
国(または準国)の同意で自衛隊派兵がOKとなれば、反対に、訪日中の外国人が拉致されたら、救出のため当該外国軍の救出軍事行動を認めざるを得なくなるという。

アラブ中東の春は潰されたが、民主主義と文化的共生を求める人びととの連帯がますます大事ではないだろうか。
空爆と焼殺の応酬という人類のおぞましさの先に、なにが待っているだろうか。

Posted by 匿名でごめん at 2015年02月07日 02:33 | 返信

「5.17」が、決着した。

「5.15」は、日本が法治国家ではないことを全世界に暴露。
翌日には、なぜか、アベが、神戸と高野山詣で。
姑息極まりない。

そういえば、高野山奥の院では、先日、A級戦犯らの法要が行われたばかり。
昨年まで、「国の礎を築いた人々」と賞賛の文を、毎年送り届けていたっけ。

数年前から、自衛隊各駐屯地で、家族あての手紙(遺書)の提出が、求められている。
「そんなはずでは・・」と苦悩する隊員の姿が、浮かぶ。

Posted by 匿名でごめん at 2015年05月18日 01:34 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ