このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
認知症と安楽死
2015年02月04日(水)
いい記事だ。
よく読んで欲しい。
しかし間違いがある。
後半にある「日本人2人」の1人とは、私のことだ。
シカゴで講演したが、聴衆は誰も失望などしていない。
その後、笑顔で質問攻めにあったし、一緒に酒も飲んだ。
憲法9条と同様、日本がそのような国であることは
欧米の人たちも知っている。
日本人が私を含めて2人しかいない会場の空気を
いったい誰が「失望した」などと書くのか不思議でしょうがない。
私はあながち「日本が遅れている」とは言い切れないと感じたのが
今回のシカゴ大会だったのだ。→こちら
しかしこの「選択」の記事は、いい。
「集中」の記事、「介護現場では尊厳死が日常化」よりずっとずっとマシである。
「集中」は酷すぎる。
結局、執筆者は教えてもらえなかったが・・・
今後、このような報道が増えるが、書いている記者自身が
ほとんど理解せずに思い込みで書いていることが大半だ。
なにせ、ブリタニーさんの安楽死/自殺を、NHKはじめメデイアは
尊厳死と大誤報して、その後、訂正記事も出ないのだから、メデイアは麻痺している。
マスコミ自体も、「死」に関しては文盲状態に近い。
これまで死をタブー視して、「命は地球より重い」 だけで済ましてきたから。
来週、こうした混乱を払拭する本が出る。
長尾和宏の「死」の授業。
安楽死、平穏死、尊厳死の違いを患者さんに分り易く説明できる医師が
日本に何人いるのだろうか?
周囲の医師に聞いてみて欲しい。
ほとんどいないはずだ。
なぜならば、医療界では死はいまだにタブーだから。
来週の本は、学生たちと、「死」を語り合った記録集なのだ。
「家族よ ボケと闘うな!」は、発売後1ケ月間も、売り切れ状態が続いた。
そして発売1ケ月間で5刷りに入っていて、ベストセラー1位になっている。
今回の本も、よろしければ予約してください。→こちら
よく読んで欲しい。
しかし間違いがある。
後半にある「日本人2人」の1人とは、私のことだ。
シカゴで講演したが、聴衆は誰も失望などしていない。
その後、笑顔で質問攻めにあったし、一緒に酒も飲んだ。
憲法9条と同様、日本がそのような国であることは
欧米の人たちも知っている。
日本人が私を含めて2人しかいない会場の空気を
いったい誰が「失望した」などと書くのか不思議でしょうがない。
私はあながち「日本が遅れている」とは言い切れないと感じたのが
今回のシカゴ大会だったのだ。→こちら
しかしこの「選択」の記事は、いい。
「集中」の記事、「介護現場では尊厳死が日常化」よりずっとずっとマシである。
「集中」は酷すぎる。
結局、執筆者は教えてもらえなかったが・・・
今後、このような報道が増えるが、書いている記者自身が
ほとんど理解せずに思い込みで書いていることが大半だ。
なにせ、ブリタニーさんの安楽死/自殺を、NHKはじめメデイアは
尊厳死と大誤報して、その後、訂正記事も出ないのだから、メデイアは麻痺している。
マスコミ自体も、「死」に関しては文盲状態に近い。
これまで死をタブー視して、「命は地球より重い」 だけで済ましてきたから。
来週、こうした混乱を払拭する本が出る。
長尾和宏の「死」の授業。
安楽死、平穏死、尊厳死の違いを患者さんに分り易く説明できる医師が
日本に何人いるのだろうか?
周囲の医師に聞いてみて欲しい。
ほとんどいないはずだ。
なぜならば、医療界では死はいまだにタブーだから。
来週の本は、学生たちと、「死」を語り合った記録集なのだ。
「家族よ ボケと闘うな!」は、発売後1ケ月間も、売り切れ状態が続いた。
そして発売1ケ月間で5刷りに入っていて、ベストセラー1位になっている。
今回の本も、よろしければ予約してください。→こちら
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
最近,自治会で長老が「自治会員でも年寄りは、もうすぐ死ぬのだから、敬老のお祝いなんかやらなくても良いのではないか。子供のお祝いに何万円かやった方がよっぽど良い」と発言して、会長も困っていました。
子供にお祝いを、何万円もやっても、成人してこの地区に住んでくれるとは限らないし、今現在の年寄りは、40年前に、造成して土地を売り出した時からの自治会員だからです。
私の父は、8年まえに87歳で身罷りましたけど、戦争も行きましたし、戦後も生き抜いてきました。母は90歳で、老醜を曝していますが、戦争中は薬学専門学校で、毒ガスを作るように命令されて真面目に製造していました。
もう少し若いお年寄りも、学徒動員や、中学生でも、勤労動員で爆撃に会って命からがら、生き延びてきた人達です。
少々ボケても、最後までお世話したいと思います。
Posted by 大谷佳子 at 2015年02月05日 03:41 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: