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ある認知症専門医からの手紙

2015年02月17日(火)

「家族よ、ボケと闘うな!」は、発売1ケ月で5刷りになった。
この本を読まれた西日本の認知症専門医から手紙が届いた。→こちら
認知症の家族のみなさまには、是非この手紙を読んで頂きたい。
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嬉しかった。

認知症専門医でも分る人には分るのだ。

おまけにコウノメソッドへの期待も記されていて
3月1日の認知症治療研究会の盛会を祈るばかりだ。

誤診、誤処方だらけの認知症医療。
微力ではあるが、毎日試行錯誤で、闘っている。




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この記事へのコメント

こちらの認知症専門の内科医のお手紙は、よく理解できました。
最近、本を購入しても、青色申告に追われて、読んでいるのですけど、うわの空で、頭に入りません。
お酒を飲み過ぎるので、少ない脳細胞がよけいに壊れるのでしょう。
今日やっと、青色申告が終わりましたが、未だまだ、自治会の仕事は続きます。
電気屋のおじさんに、「あんたは、本を読むの好きなんだろうけど、こんなに散らかってる家、初めて見たわ」と言われました!!

Posted by 大谷佳子 at 2015年02月17日 11:58 | 返信

私は母を自分で看ることはせず施設介護を通しました。いくつかある理由の一つは、同時期に父を食道癌治療させざるを得なかったことです(一人で医者に行くような人ではありません)。
私の両親は共依存と言えるような夫婦で、母は父のために人生をささげた人でした。
有料老人ホームは2人分払えないので老健あるいは特養しか選べず、母が他界するまでの4年半、介護度も症状も異なる2人を同じ施設で生活させることにホントに苦労しました。
父は、母と同じ施設でなければ嫌だと、頑固に主張し続けました。今思えば、自分勝手自己中心わがまま亭主関白の典型のような父が、唯一できる「そばにいる」という思いやりだったのでしょう。
母が息を引き取る時も父が見守っていました。母は、嫌がっていた管に繋がれることなくひどく苦しむことなく、穏やかに旅立ちました。

経管栄養認知症患者への身体拘束についての読売オンラインの記事
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150217-OYT1T50124.html?from=ytop_ylist
を読んで、暗澹たる気持ちになり、その後、長尾先生の記事を読んで、道のりは遠いけど光明はあると、信じたいと思いました。

ただ、余計なことですが・・・あまりコウノメソッドに入れ込まない方が・・・と。
私には、河野メソッドは患者の多くが「老人である」ことを認めたくないように感じられます。
本人にとって「より苦しみのない穏やかな死」よりも「最期まで闘う」ことを目指しているような・・・

長尾先生が河野医師に良い影響を与えてくださることを願っています。

Posted by komachi at 2015年02月18日 02:33 | 返信

komachiさんは女性であるけれども、お仕事を持っていらっしゃるから大変です。
いろいろ事情がおありで、ご両親の施設入所となったけれど、あんまり良い待遇ではないと分かってから悩んでいらっしゃったみたいですけど、事情があってお母様だけ施設に亡くなってからお父様を引き取られて、ご自宅で、在宅介護を、なさっていらっしゃるのでしょうか?
詳細を聞けば聞くほど、ものすごいエネルギーだったと驚嘆しています。
お父様のお幸せの為には在宅が、良かったのでしょうけど、komachiさんご自身の体力や、お仕事も、男性以上にこなしていらっしゃるのかなあと心配しています。
誰でもが、在宅介護ができる状態ではないので、夫々、できる範囲で努力するしかないと思います。

Posted by にゃんにゃん at 2015年02月19日 02:56 | 返信

にゃんにゃんさん
ご質問と受け取れる内容の「~ご自宅で、在宅介護を、なさっていらっしゃるのでしょうか?」については「いいえ」です。私の父は現在も施設で生活しています。おそらく今後も。

私の生活環境・仕事等々については、誤解があってもお互い様ですので特に言及しません。皆様の投稿を読みながら、私も無意識に皆様のイメージを作っていて、そこには多々の誤解や思い込みがあると存じます。毎日顔を会わせている人達でさえ、その時に必要な部分だけで接しているのですからネット上ではなおさら・・・。

今回申し上げたかったことは、私は、施設介護の方が本人・家族とも幸せであるとずっと思い続けてきて、現在も同様で今後も変わらない、ということです。

施設なら何でもよいわけではありませんが、介護面に限っては、それほど酷い施設は少ないように感じてます。
最低限、バリアフリー、1日3食を定時提供、老人に食べやすく調理してあり水分含めて摂食量を記録し体調観察の一助としている、週に2回は入浴あるいは清拭施行、廊下等含めて建物全体で暑い寒いが調節されている、
これだけでも家族の負担はものすごく減ります。

しかし、そこに「医療」が絡んでくるので、担当する医者の考え方や個性によって施設生活そのものがガラリと変わってしまうのです。日本は、「医療」が「介護」を支配しています。
私はずっと、施設の担当医師で悩んできました。
長尾先生が施設担当医だったらいいのに、と、両親ともに尼崎へ引っ越すことを夢見たこともあります。

ウチの場合は、祖父母の代から老人問題が降りかかっていたので、私の両親は施設生活を受け入れやすかったのかもしれませんが、子供の重荷になってまで自宅生活を望む親は、そう、多くないように思います。私達の世代は、もっと子離れして施設志向が強くなると思います。問題はお金です・・・。

Posted by komachi at 2015年02月21日 02:31 | 返信

私の思い違いで済みませんでした。
でも、良い施設に、移られて良かったですね。
変な施設だけでもないのでしょう。
少しでも居心地の良い施設を、増やして行きたいものですね。
できることなら、施設介護と、在宅介護の両方を、模索した行きたいです。

Posted by にゃんにゃん at 2015年02月22日 04:35 | 返信

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