とっても元気な若者だったので記憶に残っている方も多いだろう。
トモさんという方が抗がん剤と懸命に闘っている姿が放映された。

放映後、あるメールが届いた。
同じ病気で苦しむ親を看ている子供さんからだった。

トモさんの病院等を教えて欲しいとの依頼に、
トモさんの許可を得て、メールの主に返信したら今日、報告メールが届いた。


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母の心臓血管肉腫の件で先生に問い合わせしました○○○○と申します。

先生からすぐにお電話いただけたこと、家族皆、深く深く感謝しております。

母はあの直後 に肺転移がみつかり、○○病院では手術困難となり、セカンドオピニオ
ンを受けました。
そして、先生に教えていただいた、○○病院へ転院し、先週木曜日に心臓の腫瘍の摘
出手術が終わりました。

あの時電話で、先生に「○○と○○なんて近いよ」と言っていただいたこと、本当に
心強く感じました。

○○での主治医の先生もセカンドオピニオンを快諾して下さり、両病院にスピード感
のある対応をしていただき、手術に至りました。本当に感謝の気持ちでいっぱいで
す。

治療はまだ始まったばかりです。２週間後には○○センターで化学療法と放射線療法
が始まります。道は険しいけれど、精一杯母を支えていこうと思っています。

お会いして御礼を申し上げたいので すが、取り急ぎメールにて失礼致しました。

一昨日、これも偶然テレビで先生のお姿を拝見いたしました。先生を必要としている
患者さんのためにも、ますますのご活躍を祈念しております。


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ただ、口利きをしただけだが、よい報告を頂うととても嬉しい。
なんともいえない１日だった。


この世は、御縁で成り立っている。
たとえメールや映像だけであっても、たしかに互いに影響を及ぼし合っている。

ＴＶはあまり意味が無い仕事だと、落ち込んでいたが、
家に帰ってみると、沢山の書き込みがあり嬉しかった。

このブログを読んで頂いているみなさまに感謝申し上げたい。

そして勇気を出して顔を出してくれたトモさんも人を助けている。

御縁の連鎖。

２月も今週で、はや終わりですね。



アピタルは、なんと今日の私のブログを載せた！
１月２日の記事は超上から目線の検閲が入ったが、今日は入らなかった。

朝日はもう後が無い。
このままだと、１０年後の姿は見えない。


読んでくれる人、つまり伝える相手がいる限りは、書き続けたい。
意味があると言ってくれる人がいる限り、現場から発信する。

ブログを書く原点は、医療への怒り。
３９年前、親父を殺した某大学病院への怒り。

ほんとうは怒ってはいけないのだが、
未熟者なので怒る時は、怒る。