人間、生まれた時にすでに「余命８０年」。
地球の歴史から見たら、ほんの一瞬。

だいたい、「余命」の余が気に入らない。
与ではないのか。

余命１ケ月と言われたが、３年生きた。

そんな話はいくらでもある。
医者が余命を分かると思うから、おかしくなる。

余命を宣告した医者の方が早く死ぬこともある。
確実なことは、「今、生きている」ということだけ。

学生時代から「今」だけを生きてきた。
刹那主義という言葉しか無かった。

生き長らえて５０歳を越えてしまった。
予定の２倍も長生きすると、少し欲が出てしまう。

今日、１０４歳の人を往診した。
私の年に２を掛けると、１１２歳。

となると、１０４歳も身近に感じた。
というのも、５６歳の半分である２８歳なんて普通に接している。

歳なんて何の意味があるのか。
たまたま先に生まれるか、後で生まれるかの差だけ。

脱線した。

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お許しください。