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どうなる?子宮頚がんワクチン

2015年04月05日(日)

子宮頚がんワクチンの副反応で苦しむ人たちの様子が報告されている。
当院では幸いなことに、副反応の症例は無いのだが、国家的レベルでは
今後の子宮頚がんワクチンを巡って大論争になっている。
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マスコミは、大反対キャンペーンを繰り広げている。
たしかに今も苦しんでいる人の姿を見ると、言葉が無い。

現在、大反対の人もいれば、大賛成の人もいる。
両方の話を聞くと、どうすればいいのか、本当に分からなくなる。

今日は、MRICに掲載された大賛成の方の意見をご紹介したい。
情報を整理しておきたい。

*********************************************************************
私達は、子宮頸癌(HPV)ワクチンの正しい理解を求め、その接種を推奨します
―女性と子供、そして、家族と国を守るために―
 
HPVJAPAN hpvjapan@yahoo.co.jp
呼びかけ人 野田起一郎、今野良
 
2015年4月4日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp
---------------------------------------------------------------------
HPVワクチンの安全性・有効性は世界中で科学的に高い評価が得られています。しかし、国内では、噂、思い込み、紛れ込み、仮説などを大きく扇情的に取り上げる報道記事や番組によって、多くの国民(医療従事者さえも)が誤解をしています。このような非科学的な報道に対して、英国やカナダ等では適切に処理され、不適切な記事の取り下げ、訂正などが行われてきました。しかし、日本ではその傾向がなく、反対活動の記事のみが掲載される事態が見られます。私達は国内外の最高レベルの科学的根拠(1,2,3)をもとに、医学・医療の専門家として以下の声明を発表いたします。全国の有志の声です。
1)日本産婦人科学会等の共同声明 http://www.cczeropro.jp/assets/files/2014.7.pdf
2)日本小児科学会の要望書  http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/HPV141006.pdf
3)WHOの安全性声明(厚労省和訳) http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000050384.pdf
 
2015年3月
 
HPV(いわゆる子宮頸癌)ワクチンは、癌を引き起こすヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus, HPV)の感染を予防することを目的に開発されました。HPV感染はほぼすべての子宮頸癌、および、中咽頭癌、肛門癌、外陰癌、腟癌、陰茎癌の多くを引き起こします。日本では、HPV型のうち16型と18型の2つが子宮頸癌の約70%、とくに、20歳代では90%の原因になっています。HPVワクチンが多くの子宮頸癌の罹患や死亡を予防できるベネフィットを考えると、このワクチン接種後に発生した痛みや運動障害の少女の存在が繰り返し報道されたことにより、日本でワクチン接種の勧奨が行われなくなっていることは非常に大きな損失であるといわざるを得ません。
 
恐ろしい症状や病気があたかも、HPVワクチンの被害であることを示唆するような報道記事やテレビ番組の内容は遺憾なものです。これらの記事やテレビ番組では、HPVワクチン接種の後という時間的な前後関係があるだけにもかかわらず、恐ろしいケースを何例も紹介し、関連をほのめかすことで、ワクチンが引き起こしたという間違った印象を読者や視聴者に与えました。
HPVワクチンを接種した少女たちの多くは、それ以前に麻疹ワクチンも風疹ワクチンも接種していますが、それらとの因果関係はあるのでしょうか。ある記事や番組では、HPVワクチン接種後に病気になったという因果関係があるかのように示唆していますが、それらは証明されたものではありません。
 
HPVワクチン接種後に交通事故で亡くなったケースや、HPVワクチン接種後に成績が向上して高校・大学に合格したことを、HPVワクチンのせい(副反応)あるいはワクチンのおかげ(効果)と呼ぶでしょうか?一つ目の事象が二つ目の事象を引き起こしたことにはなりません(紛れ込み)。時間の前後関係と因果関係が異なるのは理論的に考えれば分かることです。非常に残念なのは、このような記事や番組を目にした国民が、高度な公衆衛生および保健専門機関であるWHOや厚生労働省が示す科学的なエビデンスや、日本産婦人科学会・医会、日本小児科学会等が発表した接種推奨に対し疑念を抱いている点です。 
 
医薬品やワクチンの副作用や弊害については真摯な対応が必要です。HPVワクチンには異なる2種類の製品がありますが、いずれも世界で2万人以上を対象とした治験で安全性と有効性が検証されたうえで承認されています。日本でも両者で約1500人を対象とした治験が行われたうえで、承認されました。
WHOが、世界で1億7000万件以上の接種が行われたデータを基に有害事象を解析した結果、非常に稀ながら見られる深刻な副反応はアナフィラキシー反応のみでした(アナフィラキシー反応はどんな薬剤にも時には食品にも稀ながら発生します)。世界中の公衆衛生担当者はこれらのデータベースの評価を引き続き実施していますが、この他に深刻な副反応のエビデンスは認められていません。稀に見られる重篤な症例をワクチンと関連付けるためには因果関係の証明が必要で、世界の医学界でそのような因果関係は証明されていません。
 
英国では、MMRワクチンが自閉症の原因であるという仮説が、ある医師により提唱され報道に取り上げられた結果、ワクチン接種率が激減した過去がありました。現在、この医師の仮説は否定され、掲載された論文は取り消され(Retraction of Wakefield et al. In: Lancet 2010;375(9713):445)、医師資格も剥奪されました。しかし、そこに至る期間にワクチンへの不信感を世界中に与えた罪の大きさは計り知れないものがあります。啓発的な正しい報道がHPVワクチンの接種再開に、そして、理解され難い痛みに苦しむ少女とご家族、および、子宮頸癌患者を失くすために役立ってほしいと願っています。HPVワクチンの不安のみを煽る報道は、日本の将来に大きな禍根を残します。
 
日本で毎日10人の命を奪っている子宮頸癌。日本の子宮頸癌罹患率および死亡率は、米国、英国などの2倍という悲惨な状況です。HPVワクチン接種世代が成人に達した英国では、子宮頸癌初期および前駆病変の発生が50%以上も減少しました。今でも子宮頸癌の多い日本では、有効策を取らずに死と不幸を生み続けている状況です。日頃、進行癌患者さんと一緒に苦しみ努力しても、治療の甲斐なく命が失われる悲劇は、一刻も早く止めたいと祈るばかりです。
副反応と呼ばれる痛み等の原因究明も必要ですが、それに終始するのではなく、そのような症状をもつ患者さんの苦痛を受け止め、治癒をめざした診療体制を整備しながら(現在、厚生労働省ならびに日本医師会・関連学会等で整備が進行中)、一方でワクチン接種を進めるべきであると考えます。公衆衛生という視点から、今や国民のために適切な理論的判断をする時です。
 
深刻な被害が生じたとされる少女のドラマチックな内容の報道には、大きな不安を覚えますが、日本を含む世界中の研究において、このような例とワクチンとの因果関係は証明されていません。しかし、このような記事や仮説が出回ると、私たち皆が損害を受けます。医学や医療の専門家は、健康の問題に関する最善のエビデンスを提供する責任があります。HPV感染によって子宮頸癌をはじめとする悲惨な病気が発生するエビデンスは非常に明確(2008年のノーベル医学生理学賞)であり、HPV感染に伴うリスクは、接種に伴うリスクよりはるかに大きいものです。報道機関におかれましては、すべての子供たちを癌から守るため、公衆衛生のエビデンスに基づいた私たちの推奨を信頼してほしいと思います。この推奨は命を救うためのものなのですから。
 
HPVJAPAN(JISコード順)
*この声明への賛同は、個人の見解によるものであり所属する機関・施設を代表するものではありません。
飴谷由佳 富山県立中央病院 産婦人科医師 
安部宏 南相馬市立総合病院 産婦人科
庵原俊昭 国立病院機構三重病院 院長
伊藤公彦 関西ろうさい病院 産婦人科
伊藤滋 香川県立中央病院小児科医師 
伊藤達朗 岩手県立大船渡病院 院長
伊藤雄二 西吾妻福祉病院 病院長 産婦人科
衣笠万里 尼崎医療生協病院 産婦人科医師 
宇垣弘美 大阪府立急性期・総合医療センター産婦人科 
永井宣隆 広島女性クリニック 院長
榎谷亜理沙 兵庫県神戸市灘区
遠藤秀彦 岩手県立中部病院 院長
遠野千尋 岩手県立釜石病院 医師
塩崎隆也 紀南病院 産婦人科 医師
奥川利治 三重大学医学部附属病院 産婦人科
奥田美加 国立病院機構横浜医療センター産婦人科部長
横山正俊 佐賀大学医学部産科婦人科 教授
加藤育民 旭川医科大学 産婦人科 講師
加藤久幸 藤田保健衛生大学医学部 耳鼻咽喉科准教授
加藤久盛 神奈川県立がんセンター 婦人科部長
加藤小百合 医療法人豊昌会 豊田健康管理クリニック 医師
加藤正隆 愛媛県新居浜市 家庭医(内科・小児科) 医師
家根旦有 近畿大学医学部奈良病院 耳鼻咽喉科教授
河西十九三 公益財団法人 ちば県民保健予防財団 常務理事
垣添忠生 公益財団法人 日本対がん協会会長 
干場勉 石川県立中央病院 産婦人科 医師
関典子 岡山大学病院 産婦人科 
関博之 埼玉医科大学総合医療センター 総合周産期母子医療センター 教授
岩成治 島根県立中央病院 産婦人科医師
喜多伸幸 滋賀医科大学産科学婦人科学講座 准教授 
菊地紫津子 サラクリニック 院長
菊池俊彦 菊池俊彦内科クリニック 内科
吉岡恵美 関西労災病院 産婦人科
吉川裕之 茨城県立中央病院 院長
吉村泰典 一般社団法人吉村やすのり生命の環境研究所 代表理事
吉田健太 三重大学医学部附属病院 産婦人科
吉田泰之 鳥取県立中央病院 医療技術局長 
吉田徹 岩手県立久慈病院 病院長
吉田茂樹 愛仁会千船病院 産婦人科部長
吉田裕之 埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科 講師
久布白兼行 東邦大学医療センター大橋病院 婦人科
宮城悦子 横浜市立大学大学院医学研究科 がん総合医科学 教授
玉井友治 たまい小児科
近藤一成 NTT東日本関東病院産婦人科 医長
桑鶴知一郎 国立循環器病研究センター 周産期婦人科 専攻医
元木葉子 横浜市立大学産婦人科 医師
古田泉 厚木中町クリニック 院長 
甲斐健太郎 大分大学医学部産科婦人科学講座
荒井信貴 BML総合研究所所長  
荒川敦志 名古屋市立大学産科婦人科 病院准教授 
高久史麿 日本医学会 会長
高橋健太郎 滋賀医科大学地域周産期医療学講座、産科学婦人科学講座女性診療科長
高橋裕 富山赤十字病院 産婦人科 
高見澤聡 国際医療福祉大学病院 教授、リプロダクションセンター 副センター長
高松潔 東京歯科大学市川総合病院産婦人科 教授
高田雅代 香川県立中央病院 産婦人科
今野良 自治医科大学 総合医学第2講座 教授
紺野愼一 福島県立医科大学医学部整形外科 教授
佐伯吉則 富山県氷見市 佐伯レディースクリニック
坂本優 佐々木研究所附属杏雲堂病院 手術・内視鏡部部長 婦人科科長
鮫島梓 富山大学 産婦人科
三橋武司 自治医大附属さいたま医療センター 循環器 
三上芳喜 熊本大学医学部附属病院病理部・病理診断科 教授
三輪正彦 富山市立富山市民病院産婦人科 医師
山崎恵美子 東京都三鷹市
寺井義人 大阪医科大学産婦人科 准教授
寺内文敏 東京医科大学産科婦人科学講座 教授
寺本勝寛 山梨県立中央病院 医師
シャロンハンリー 北海道大学大学院 総合女性医療システム学講座 特任助教
秋元義弘 岩手県立二戸病院 産婦人科長
秋山芳晃 秋山レディースクリニック さいたま市
小林敏宏 こばやし小児科 医師
小林裕明 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科生殖病態生理学
小林良幸 三重大学医学部附属病院 産婦人科
小澤信義 おざわ女性総合クリニック 院長
松口一道 久留米総合病院 産婦人科 医師
松田和則 松田マタニティクリニック
松本光司 筑波大学 医学医療系 産科婦人科学 准教授
松本光史 兵庫県立がんセンター腫瘍内科
上浦祥司 大阪府立成人病センター 婦人科主任部長
新井昇 富山県 かみいち総合病院 産婦人科 医師
新谷雅史 新谷レディースクリニック 産婦人科 院長 
森泰輔 京都府立医科大学 産婦人科教室
森谷卓也 川崎医科大学 病理学2
深澤一雄 獨協医科大学 産婦人科教授
水口淳一 みなくち小児科 埼玉県鶴ヶ島市
杉野法広 山口大学大学院医学系研究科産科婦人科学 教授
清水謙 藤間病院 院長 産婦人科  
清川貴子 東京慈恵会医科大学 病理学講座 教授
清野義胤 公益財団法人 星総合病院心臓病センター循環器内科 病院長補佐
西村裕美子 兵庫医科大学病院 がんセンターがん看護専門看護師
石原理 埼玉医科大学産科婦人科学
赤坂俊樹 岩手県立中部病院 整形外科
千石一雄 旭川医科大学産婦人科 教授
千田英之 岩手医科大学 産婦人科
川野藍子 横浜市立大学附属病院 産婦人科
泉美貴 東京医科大学 医学部医学科 社会医学部門 医学教育学分野 教授
増崎英明 長崎大学大学院産婦人科
村上節 滋賀医科大学産科学婦人科学講座 教授
村田雅文 富山県射水市 レディースクリニックむらた
大下孝史 JA広島総合病院 産婦人科部長 
大橋靖雄 中央大学理工学部 教授
大木規義 愛仁会千船病院 産婦人科
瀧本拓哉 たきもと内科クリニック 和歌山県海南市 内科医師
谷口一郎 大分県地域保健支援センター 参与 
谷村悟 富山県立中央病院 産婦人科 
丹波嘉一郎 自治医科大学附属病院緩和ケア部 部長 医師 
端晶彦 山梨大学医学部 医療福祉支援センター(産婦人科)准教授
池田智明 三重大学医学部附属病院 産婦人科
竹内聡 岩手医科大学 産婦人科
竹林明枝 滋賀医科大学 産科学婦人科学教室
中山昌樹 横浜労災病院 周産期センター長
中川俊信 厚生連高岡病院 産婦人科 
中川美生 関西ろうさい病院 産婦人科
中村幸司 大阪大学産婦人科 
中島進 聖マリア病院 脳神経外科 
中尾佳史 佐賀大学医学部産科婦人科学
中野隆 富山県立中央病院 産婦人科
長谷川幸清 埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科 准教授
長谷川壽彦 東京都杉並区
長野浩明 東京女子医科大学東医療センター 産婦人科 准教授
中村幸司 大阪大学産婦人科 
辻本登志英 日本赤十字社和歌山医療センター 集中治療部
田鎖愛理 岩手県立一戸病院 医局 第2精神科長兼リハビリテーション科長
田中尚武 千葉県がんセンター 婦人科部長
田畑務 三重大学医学部附属病院 産婦人科
東理映子 三重大学医学部附属病院 産婦人科
棟方哲 堺市立堺病院 病理診断科
藤井正人 国立病院機構東京医療センター 耳鼻咽喉科 聴覚平衡覚研究部 部長
藤井多久磨 藤田保健衛生大学産婦人科 教授
藤下晃 済生会長崎病院 副院長 婦人科部長 
藤原寛行 自治医科大学産婦人科 教授
藤原恵一 埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科 教授
藤原和子 新潟大学 産婦人科 医師
藤田宏行 京都第二赤十字病院 産婦人科部長
奈須家栄 大分大学医学部地域医療支援システム・産婦人科分野 教授
南口早智子 京都大学医学部附属病院 病理診断科 准教授
波多江正紀 鹿児島県医師会理事 母子保健、公衆衛生、医療安全等担当
富樫かおり 京都大学大学院医学研究科 放射線医学講座 教授
風間芳樹 新潟県立小出病院 産婦人科 医師
平戸純子 群馬大学医学部附属病院病理部 准教授
穂積康夫 自治医科大学附属病院乳腺科 准教授 
北井里実 東京慈恵会医科大学放射線医学講座
北村邦夫 一般社団法人日本家族計画協会 理事長 
堀口育代 香川県立中央病院 産婦人科 
堀部晴司 藤田保健衛生大学耳鼻咽喉科学教室客員講師、宮の森クリニック 院長
本橋卓 三重大学医学部附属病院 産婦人科
本郷淳司 香川県立中央病院 部長
木下勝之 日本産婦人科医会 会長
木下由之 近江八幡市立総合医療センター 産婦人科部長
木戸晶 京都大学大学院医学研究科 放射線医学講座 画像診断核医学 特定助教
木口一成 公益財団法人東京都予防医学協会 検査研究センター長
木村 正 大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学教室 教授
野田起一郎 近畿大学 前学長
矢嶋聰 NTT東日本東北病院 健診センター 医師 
矢野久仁子 高知市眼科医
矢野哲也 高知市内科医
油井健宏 藤田保健衛生大学耳鼻咽喉科学教室
鈴鹿清美 千葉県がんセンター 婦人科 主任医長
鈴木光明 自治医科大学 産科婦人科学講座 名誉教授
鈴木孝明 新潟県立小出病院 産婦人科 医師
鈴木済 薩摩川内市里診療所 医師
鈴木信夫 すずき内科クリニック 福島県白河市
和田裕一 宮城県産婦人科医会 会長
櫻井一生 藤田保健衛生大学耳鼻咽喉科 医師
櫻木範明 北海道大学医学部産婦人科
澤田守男 京都府立医科大学大学院女性生涯医科学 学内講師
濱田実 浜田内科胃腸科
齋藤俊章 九州がんセンター 婦人科 医師
 (2015年4月2日10時 現在)

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この記事へのコメント

以前、高次機能病院の産婦人科病棟で働いていました
同じ女性として 子宮がんは とても 辛かったです
特に 若いママが 幼い子を残していかなきゃならない辛さは 言葉にできません

私の中で…これで死にたくない
ワースト1が 子宮がんです

予防接種で 子宮頸がんを予防できるならと
うちの二人の娘は 接種済みです
この副作用問題が 出てこなかったときは 市の助成で無料ということもあり 友達の子供たちに 子宮頸がんの恐ろしさを伝え 勧めていました

副作用の因果関係は わかりませんが


体調が悪くなってしまった方…お大事にしてください

Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2015年04月05日 08:47 | 返信

子宮頸がんワクチン、どうなんでしょうね。個人的には眉唾ものですが...。

Posted by ハク at 2015年04月06日 12:21 | 返信

子宮頸部腺がんで子宮全摘出、抗がん剤、放射線治療をダブルで行いました。
3か月近く入院できた10年前の話です。入院中にMSWが「癌患者に介護保険が使えるようになるよ~」と報告しにきてくれました。4人の子どものうち、末娘はまだ手のかかる5歳で、母子家庭だった我が家には朗報だと思い(入院中の体重減少、心身機能低下による育児への心配をしてくれてのこと、ヘルパー利用などで育児、家事支援のサービス利用ができるかどうかなどを想定してのことでしょう…)話しに来てくれたMSWの気持ちはありがたかったです…が、「余命半年宣告のがん患者対象」という事が退院後に判明、正直、私は対象外で良かったかな、と…(笑)
産婦人科診療所での子宮がん検診の結果で大学病院に紹介され、婦人科教授の診察時「4人も子供がいるんやな」と何度も念押しされて(子宮全部とっていいな!と言う念押しと理解)転移を防ぐためでしょう、全摘出、両鼠径部リンパ節切除。
今では、立派なリンパ浮腫・後遺症患者として浮腫る両足をロングスカートで隠しながらの生活を送ることに(笑)
無料でワクチンが受けれるとなって、すぐに対象の娘2人に付き添いで、その娘を産んだ産婦人科診療所に注射接種!長女は無料対象ではないので受けず。彼女のその後は気にかかるところですが。
「ママと同じ目にあわせたくない!」ただそれだけの「気持ち」でした…
『日本の子宮頸癌罹患率および死亡率は、米国、英国などの2倍という悲惨な状況…』この事実を理解しつつ、娘を持つ親たちに限らず、日本国民への癌教育など、もっと人として幸せに生きていける教育を受けていくことを願うこと、賢い患者でいるための研鑽を積むことなど常日頃から心がけていたい…しかし、何らかの拍子に、我が家に、我が身に、予想もしなかったことで、被害当事者などになったら、それはそれで賢明に懸命にその事態を受け入れ、細々とでも前に進みたい!と願います。
私も、長尾先生と同じで『両方の話を聞くと、どうすればいいのか、本当に分からなくなる。』です♪

***クリニックのお花見の動画、泣きながら見せていただきました。選曲がいいもんな~(笑)私が生きていた時代に、こんな素敵なドクター、スタッフ、患者さん、家族がいたんやな~って、過去完了形の思いに浸りながら見てたら…号泣でした(笑)***

Posted by あい(MSW) at 2015年04月06日 02:49 | 返信

なぜ誰も、婚前の性交を抑制する方向の議論にならないのか不思議でなりません。
HPVはヤリチンと性交しなければほとんど感染することなどないというのに…。
ブライダルチェックした夫だけと、結婚後に性交し続ければいいのに。うちの娘には徹底してそういう教育をしていました。19歳と21歳で嫁に行き、2児と3児の母ですよ。
本当に、何ででしょうね。少女たちの性を犠牲に、食い物にし続けて、挙句ワクチンでぼろもうけですか。なんかやりきれないですよ。

Posted by ぴよ at 2016年01月24日 03:34 | 返信

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