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向精神薬の多剤投与の実態
2015年04月22日(水)
先日のTBSの報道番組Nスタの映像の一部をご紹介したい。
昨日も抗精神病薬を10種類以上投与されている人が来られた。
そもそもどうして精神科のお薬はこんなに多いのだろう???
昨日も抗精神病薬を10種類以上投与されている人が来られた。
そもそもどうして精神科のお薬はこんなに多いのだろう???
睡眠薬だけで6種類も投与されている方を見ていると
日本の医療はどうなているのか?と、不安に駆られる。
精神障害児→多剤投与→生活保護
精神障害者→多剤投与→寝た切り→認知症、のような人が多い。
Nスタではたった10分程度の放送だった。 →こちら!
まあ、問題提起してくれただけでもいいか。
次回はNスペにせよ、1時間以上の番組枠でやって欲しい。
この放送でとっても違和感がある点は、お金の問題と人間の尊厳を混同した点。
しかし両者はまったく別問題ではないか。
一緒に論じると、「お金が無いから薬は出すな」になる。
しかしそうではない。
多剤投与→依存症、メタボ→転倒→骨折、入院→認知症という悪循環が問題なのだ。
次回は、もう少し時間を割いて、じっくり掘り下げた、前向きな報道をして欲しい。
日本の医療はどうなているのか?と、不安に駆られる。
精神障害児→多剤投与→生活保護
精神障害者→多剤投与→寝た切り→認知症、のような人が多い。
Nスタではたった10分程度の放送だった。 →こちら!
まあ、問題提起してくれただけでもいいか。
次回はNスペにせよ、1時間以上の番組枠でやって欲しい。
この放送でとっても違和感がある点は、お金の問題と人間の尊厳を混同した点。
しかし両者はまったく別問題ではないか。
一緒に論じると、「お金が無いから薬は出すな」になる。
しかしそうではない。
多剤投与→依存症、メタボ→転倒→骨折、入院→認知症という悪循環が問題なのだ。
次回は、もう少し時間を割いて、じっくり掘り下げた、前向きな報道をして欲しい。
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この記事へのコメント
向精神薬の多剤投与の実態を読んで ・・・・・・
昔型の“猛烈社員”であった、私の知り合いが
仕事のストレスから体調を崩した時のことが
思い出されました。
いわゆる“心の風邪(かぜ)”。
心療内科を受診した彼は、向精神薬を処方され、
飲み始めたとたんにみるみる元気がなくなり、
感情の起伏が平板となった。
たまたま、彼の連れ合いが医者(勤務女医)で、
薬に詳しかったため、即座に薬の服用を中止させた。
それからの奥さんの行動は素早く ・・・・・、夫の
会社に出向き“休職手続き”をとり、(彼女)
自身も職場に“介護休暇”を申請。
同時に、トイ・プードルの女の子を購入、2人
と1匹の水入らずの生活を始めた。
二人が会社(社会)復帰を果たすまでには、
10カ月もの月日を要したが、まったく元通りと
までは行かないものの、今では二人とも元気に
仕事に通っています。
その一部始終を傍で見ていて、“向精神薬”の
怖さが身に沁みています。
処方されたまま飲み続けていたら、そのまま
“廃人”となっていたのではないか? と恐怖
さえ感じています。
人の心に作用する薬は、本当に怖いと思いました。
“向精神薬”は、身体の活発さを抑制し、精神
の起伏を平板化して、大人しくさせるための薬
のように感じました。
“向精神薬”を飲んで、心の病から生還した人
って、本当にいるのでしょうか?
友人のぎりぎりの所からの復活劇に、トイ・
プードルちゃんの存在(効果)はとても大き
なものがありました。
トイ・プードルちゃんが居るだけで、その空間
が癒しのスペースになっていました。
だから、私は4/21付けのブログで紹介されて
いた“アニマルセラピー効果”を実感として
真実であると思っています。
家族を守るために ・・・・・・、様々な知恵と知識
が必要とされていますね。
Dr.和の町医者日記で、どんどんと今回のよう
な啓蒙情報(気づき情報)の発信を続けて欲し
いと思います。
よろしくお願いいたします。
Posted by 小林 文夫 at 2015年04月22日 01:30 | 返信
「そもそもどうして精神科のお薬はこんなに多いのだろう???」って、長尾先生はわざと、とぼけておられるのでは?
長尾先生は「精神科は今日も、やりたい放題」 の著者である内海聡医師をご存知のはずです。以前にブログに書いておられますから。「内海聡本を2冊読む」2014年01月05日(日)http://blog.drnagao.com/2014/01/post-3649.html
読売新聞の精神医療ルネサンスに連載されていた佐藤光展記者の
「精神医療ダークサイド](講談社現代新書) 新書2013/12/18
内容は
「精神科医の中には分かったふりをする人が少なくありません。短時間の診察で誤った病名をつけたり、見当違いの薬をどんどん増やしたりして患者を苦しめます。本書では、こうしたブラックな精神科医たちが次々と登場します。儲け優先の製薬会社や、精神疾患の患者を露骨に差別する司法、何があっても見て見ぬふりの行政など、社会を形成する様々な組織や人々が、精神医療の暴走を後押しした事例も数多く紹介していきます。」
嶋田和子さんの著書「ルポ 精神医療につながれる子どもたち」
内容は
いま、多くの十代の子どもたちが、きわめてあいまいで安易な診断(誤診)により、精神医療につなげられ、重篤な薬害が出ている。
「思春期に発症しやすい心の病気を早期に発見・支援し、予防する」という、一見良い目的のためであるかに見える取組みにより、学校現場と精神医療がむすびついている。しかしには、劇薬である精神薬を、まだ病気を発症していない若者に、予防と称して大量の薬物を投与し続けることの倫理的問題が横たわっている。
同じく嶋田和子さんの著書「精神医療の現実: 処方薬依存からの再生の物語」
内容は
処方薬依存という理不尽で過酷な現実のなか、9のケースに学び、処方薬依存からの再生の道を探る。
・・・・・医者が処方した薬を医者の指示通りに飲んでどんどん悪化するから「ヘンだ」と気づいて薬をやめようと試みるが七転八倒の苦しみ・・・・
精神医療被害の実態が少しづつ明るみに出ています。
内海医師、佐藤記者、嶋田和子氏など実名でマスコミに顔を出して発言なさっている方々は「命がけ」。
相当な嫌がらせを受けておられるようです。
この、「医療の闇」 「医療業界にうごめく魑魅魍魎」 の本質って何でしょう?
それは、独裁者の欲望ではないのかしら。
独裁者が求める国民像は、「同じような思考と感情を持ち、中程度に利口で忠実に指示を守り従順で良く働くロボットのような生きた人間」なのです。それに当てはまらないヤツは、「精神病者」というレッテルを張って抹殺する。
精神医療は古来から独裁者が利用してきた歴史があります。精神医療が健全化されない限り、多くの国民が気付かない間に独裁国家へ向かう危険をはらんでいるのです。
もう、手遅れかな?
Posted by komachi at 2015年04月22日 03:32 | 返信
先日は、Mさんの初診の付き添いでお目にかかりました。ありがとうございました。
仕事柄、たくさんの方からご相談を受けます。精神疾患の本人、家族それぞれに悩みは尽きないです。
薬の投与、そして患者本人の居場所。受け入れてくれる人や場所がないという現実。病院や役所を行き来しながら、中々解決に至らない事もしばしば。それでもあきらめずにケアするしか私には出来ないのですが・・
Posted by かわさき at 2015年04月22日 10:51 | 返信
こんにちは。
コメントの全体像、私も同じように感じてます。
一番最後の『もう、手遅れかな?』の部分について..。
思うに、今、ようやく?多くの方々が気づき始めて来たのではないかと思っています。
手遅れな部分も否めませんが。
溢れた情報を個々で選別し自分の身は自分で守っていくしかないのかも知れませんけどね..。
ハクからkomachiへの返信 at 2015年04月22日 03:49 | 返信
こんにちは
二人の薬害にあった子供を持つ主婦です。うちの子供達は薬剤過敏があったようで、通常量の向精神病薬でも重い副作用が出てしまいました。
これはお年寄りも一緒だそうで、
「向精神薬を使うとき、最小量を、さらに半分とか、4分の1から始めないと、通常量を若い人と同じように、教科書に書いてある通りに出すと、もう、てきめんに動けなくなる。
一般のかかりつけ医の先生方や、大学の研修医レベルの先生方が、どこまで理解されているのか。」
と髙瀬義昌医師もおっしゃっていました。
うちの子供達の受診を通してであった先生方は、みな知識のない、てきとうさが目立つ方たちでした。
精神疾患にしろ、認知症の治療にしろ、向精神病薬が体に強く影響し過ぎる人達やお年寄りが多くいるということを認識し、そのことを考慮に入れて、もっと使い方をお医者さんには勉強して欲しいと思います。
そして向精神病薬の意味をキチンと考え、本当に使わなければならないものなのかを検討してもらいたいと思っています。
この度は精神科治療薬の問題を取り上げていただき、ありがとうございました。
Posted by 紘子 at 2015年04月22日 09:16 | 返信
まったくおっしゃるとおりですね。
薬はなるべく1種類でも少ないほうがいいです。1つ薬が出ると必ず副作用が出て、またその副作用を打ち消すために薬が追加される。こうやってどんどん無駄な医療費が浪費されていく。
特に神経系の薬は酵素阻害剤なので長期に飲んでいると血管や臓器もボロボロにされてしまう。認知症治療薬飲んでたがために2~3年でボロボロになった患者を何人みたことか。
若い年齢からSSRIとか飲んで向精神薬を何種類も飲んでいる患者はあと10~20年したら脳がどうなるのか?想像しただけでも恐ろしいことです。
Posted by Undercover at 2015年04月23日 04:15 | 返信
長尾先生、皆さん、精神科医療を抜本改革しようと頑張っておられる、上野秀樹先生のHPもぜひ見てみて下さい。私は、内閣府の障害者政策委員会の議事をネットで見ていてこの人に興味を持ったのですが、上野先生は、内閣府の障害者政策委員会の委員で、精神科病院を将来的には解体して地域に包容することや、病院の儲けのために認知症患者で精神病棟のベッドを埋めることの理不尽さなどを、訴えておられます。認知症患者を精神病院に入れねばならない羽目になるのは、社会の無理解と、支援体制が整っていないからだ、新オレンジプランで、地域でと言いながら同時に精神科病院の役割を強調したことは、世界に日本の恥をさらした、と怒っておられました。
精神疾患や、認知症の精神症状は、周囲の無理解と適切な支援のなさが引き起こしている側面があり、適切な支援が提供されたら、多くの場合、地域で生活をすることができるということです。
長尾先生や上野先生のような良識とエネルギーのある医師を尊敬し、感謝し、もっと活動を知りたい、その考えに賛同する一市民として、HPを見、ランキングをクリックし、これが社会の意識改革につながれば、と強く思います。
人を社会から排除し、病院や施設に隔離して、管理支配すると言うやり方は、もはや時代錯誤だろう。
最も安易な方法だろうが、そのラクをしている限り、本来あるべき支援システムは、生まれてこないだろう。
本人自身の視点から考え、共生の仕方を研究しないのでは、ナチスのホロコーストと同じじゃないか。
こうしたことが、国連障害者の権利条約に日本政府が批准したことによって、堂々とできなくなったはず、もう今では、精神保健法(本人の意志によらない強制入院、隔離政策)と、成年後見制度(本人の意志を無視した強制的な私有財産の差し押さえ、書類上の座敷牢)は、瀕死の状態のはず、、、
2016年には、国連障害者権利委員会へ第1回報告をしなければいけないので、政府はどうするのでしょう。
今のままで報告しても、世界で恥をかくだけと思います。
この条約の実施状況を監視する機関が、内閣府の障害者政策委員会です。
厚労省、法務省の仕事ぶりを見ると共に、障害者政策委員会を注目して下さい。
そして、皆さんの国民の声を、大きな声を、どうかあげて下さい!
私たちだって、黙ってないってことを!!!
日本は、今後人口減少するのだから、経済はどう頑張っても斜陽だろう、その中で国際社会で名誉ある地位を保持するためには、新興国にはできない文化的成熟を実現する以外にないと思います。
文化の成熟とは、一言でいえば人権尊重国家、ということに尽きるように思います。
人間の尊厳を、お金の問題と混同することは、私も我慢できません。
Posted by ありが at 2015年04月24日 11:56 | 返信
私の従兄の一人も、うつ病と言われて、自殺したので、難しい病気なんだなあと思います。
自殺した従兄は、末っ子で、甘えたで見栄っ張りでした。
お金持ちのお嬢さんとお付き合いして、向こうの親に反対されて失恋したのがきっかけで発病したらしい。箕面の精神病院に、入退院を繰り返して、自宅にいる時、丁度母校の報徳商業が春の選抜で優勝した時にガス自殺しました。
症状は単なるうつ病だけだったのかどうかはっきりはしません。
私はその後、鍼灸の勉強をして鍼灸治療で、うつ病が治せないかなあと期待しました。
でも、弟子入りした米山先生のお母さん先生が「うつ病は、なかなか鍼灸では治せんよ」と言ったので「難しいのだなあ」と感じました。
代田文彦先生の直弟子の薬剤師が「自殺願望のある患者さんは、鍼灸だけでは治せません。必ずお医者さんにも掛かって、抗うつ剤を併用するようにして下さい」と言っていました。
しかし、今このブログを読ませて頂きますと、抗うつ剤の種類や量や、徐々に減らしていけるのか、お医者さんを選ぶのも難しそうですね。
私なんかは軽い鬱々とした気分の時は後頚部や肩に鍼をするとよく眠れて、気が晴れます。
患者さんも自分の気に入ったお医者さんに掛かって,気長に鍼灸治療を、受けてく貰うしかないように思います。お医者さんが漢方薬を出してくれたらいいですね。
取り留めのない事を申し上げました。
Posted by にゃんにゃん at 2015年04月25日 04:20 | 返信
「精神科は今日も、やりたい放題」著者:内海聡(内科医)
精神科医は危険な毒を出す薬屋であり、収容所の管理人にすぎない。
結論をひと言でいえば、精神科は不要であると断言できる。 : と、ありました。
御著書を読んでおりませんが、検索しましたら上記のとうりでした。いつの時代からでしたか断言できませんが ”うつ” という言葉が、ポピュラーに使われるようになり、"うつ"は心の風邪とか言って受診を促す広告もあったような?今の時代になってみれば罪作りな話です。
カウンセリングの初歩を入門しただけでも、現代のカウンセリングは『傾聴』のみであると判ります。
横文字名の精神神経学者を学びはしても、歴史の授業みたい。
”うつ”症状に見舞われても、安易に病院の門戸を叩いてはいけない、と思います。真面目な気質の人がそういった病に陥り、医師の処方=『業務』を真面目に受け入れてしまう悪循環です。
『人』が人として機能しては不都合な、企業と国の関係は、経済や政治と絡み合う日本の縮図。具体的に暴露したら命が危うい!なんて、あるかもね。
Posted by もも at 2015年04月25日 11:27 | 返信
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