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「龍三」と「ビリギャル」

2015年05月04日(月)

北野武監督「龍三と7人の子分たち」と
有村架純主演「ビリギャル」。
さて、どう違う?どっちが泣ける?
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「龍三・・・」は、コメデイだ。
笑う人は笑うが、分らない人には分らない。
どちらかというと、関東の喜劇か。
もしヤクザが高齢化したら・・・


「ビリギャル」は、期待を大きく外して、なんと、万馬券だった。

決して受験映画ではないので、誤解無きよう。
家族、友達、師弟の愛情を描いた青春映画だ。
途中から涙が止まらなくなる。(みんな泣いていた)

有村架純の好演がなにより光る。
彼女は私と同じ伊丹市出身。
22歳でこんなに演技が上手いと、大女優になれるかも。

なんとこの映画には、私が書いている本が出て来て驚いた。
「日本の論点100 2013」の99番目に私が書いている。
全てにおいてレベルが高い作品で、120点をつけたい。

オジさんでも、オバさんでも、誰でも楽しめる現代版青春映画。
結果は分かっていても引き込まれてしまうのは、監督の力もあるのだろう。


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慶応大学に行きたくなった。
とにかく勉強がしたくなった。

刺激されて、本を沢山買い込む。
そして受験勉強のように集中して読んだ。

・玄侑宗久「荘子」                               たぶん玄侑さんの最も得意な分野
・佐々木閑「ブッダ 最期のことば」 小乗仏教の本質が良く分かる。佐々木節は分かり易い。
・森岡恭彦「人は人をどう癒してきたか」 医学界の重鎮が俯瞰。医学とは失敗の歴史である
                   ことがよく分かる。森岡先生は昭和天皇の手術を
                   されたがそんな先生でも、術後に祈りを捧げている
・NHK[日本人とは何者か?」   少々難解。松岡正剛、中沢新一、河合隼雄・・・
                 「中空構造日本の深層」はまさに現代政治そのもの。

1日で少し賢くなる。
久々に赤線を引いて読んだ。

デイーパック・チョプラ著の「Super Brain」も合わせて読んだが、
本当にSuper Brainが活性化された感じがする。

「ビリギャル」に荘子の哲学をどう当てはめたらいいのか考えていた。
「ビリギャル」の缶コーヒーのシーンに、なんと荘子が描かれていた。




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この記事へのコメント

”ビリギャル”の本を買って半分読みました。
さやかさんが、可愛らしいです。素直ですよね。性格ブスの反対の性格美人というのか。お母様もしっかりした方です。
塾の先生も教えるのが好きというかお上手ですし。
私も、芦屋の公立中学校に、入学した途端「返事の仕方が悪い!」と学年主任の数学教師に怒鳴られて、一人だけ「ハイ!はい!はい!」と一時間中、犬の様に返事をさせられて、成績はさっぱりガタ落ちでした。見かねた母が(のちに自殺した従兄の行っていた)落ちこぼれ塾に私を行かせてくれたので、夏休みに勉強できたからか、成績もアップして県立高校にやっとの思いで入学できました。
高校では部活をやり過ぎて,数学の点が悪いから「退学したらどうか」と言われて2年生の一学期から休学させられて、又しても、成績ガタ落ちでした。今では文芸部と弁論部と二つ掛け持ちしていたことが誇りです。弁論部の女性先輩の論文が「雨と国土」と言う、今問題になっている環境問題を取り上げた最先端のテーマだったのです。共産党の下部組織の民青の友達もいて、癖はあったけど、問題提起にはなりました。成績に関してはさやかちゃんの先生みたいな先生は居なかったけど、人生の教師と言うか、先輩は大阪でも東京でも、色んなところにいらっしゃって、いろんなことを、教えて貰いました。
長尾先生が「患者さんが、私の教師です」と仰るのがよくわかります。
でもこの”ビリギャル”は「もし女子マネージャーがドラッガー経営哲学を学んだら」のお受験版じゃないしょうか?

Posted by にゃんにゃん at 2015年05月10日 04:36 | 返信

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