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人間より動物に癒される
2015年05月28日(木)
毎日、毎夜、いろんなことがあるので、ついつい癒しを求めてしまう。
マッサージと睡眠ぐらいしか無い寂しいオッサンだが、訪問する家に
動物がいると、ついつい期待してしまう自分がいる。
マッサージと睡眠ぐらいしか無い寂しいオッサンだが、訪問する家に
動物がいると、ついつい期待してしまう自分がいる。
月刊DAYの7月号には、人間より動物に癒されることを書いた。→こちら
疲れている時は、動物と遊んでばかりいる。
月刊DAY7月号 人間より動物に癒される!?
在宅患者さんの家を訪問すると、いろんな動物と生活されていることに気がつきます。犬、猫、鳥、魚、亀・・・。ついつい患者さんと触れあう時間より、動物と触れ合う時間のほうが長くなってしまうこともあります。(笑)動物たちは邪心が無いので見ているだけで、私たちも癒されます。邪心が無いという点では、小さな子供も同じです。寝たきりの患者さんのベッドに、お孫さんや曾孫さんを寝かせると全員、見事に反応します。頭をなでてなにやら話しかける姿に介護家族も驚きます。驚くほど元気になられる様子を見ながら、理屈では無い、感情に訴える「癒し」効果は凄いものだと感心しています。
高齢者は弱いもの。要介護になるとさらに弱くなり、ふとした優しい言葉に涙したり笑ったりします。自分より若くてエネルギー状態が高いものには大きく反応します。我々よりもずっと早い。いつも寝ていて一言も喋らないおじいちゃんも、若いヘルパーさんは1秒で見抜きます。40歳代と20歳代を瞬時に識別する能力は実にすごいものです。
心が弱くなるのは、がん患者さんも同じです。名古屋の掖済会病院の緩和ケア病棟には、“シャネル”という癒し犬がいました。メスのゴールデンレッドリバー。もともとは捨て犬でしたが拾われて育てられました。しかしいつからか病と闘う患者さんたちの痛みを癒す“セラピードック”の役割を担っていました。“シャネル”自身も病気になり障害犬となりました。そんな“シャネル”の写真集がこの春、世に出ました。「下半身動かぬセラピー犬 シャネル」(ブックマン社)には、私が解説文を書いています。シャネルと出会ってから私も「癒し」について考えるようになりました。動物や子供に勝つことはできませんが、せめてストレスにならない医者にならなければ、と日々自戒しています。
疲れている時は、動物と遊んでばかりいる。
月刊DAY7月号 人間より動物に癒される!?
在宅患者さんの家を訪問すると、いろんな動物と生活されていることに気がつきます。犬、猫、鳥、魚、亀・・・。ついつい患者さんと触れあう時間より、動物と触れ合う時間のほうが長くなってしまうこともあります。(笑)動物たちは邪心が無いので見ているだけで、私たちも癒されます。邪心が無いという点では、小さな子供も同じです。寝たきりの患者さんのベッドに、お孫さんや曾孫さんを寝かせると全員、見事に反応します。頭をなでてなにやら話しかける姿に介護家族も驚きます。驚くほど元気になられる様子を見ながら、理屈では無い、感情に訴える「癒し」効果は凄いものだと感心しています。
高齢者は弱いもの。要介護になるとさらに弱くなり、ふとした優しい言葉に涙したり笑ったりします。自分より若くてエネルギー状態が高いものには大きく反応します。我々よりもずっと早い。いつも寝ていて一言も喋らないおじいちゃんも、若いヘルパーさんは1秒で見抜きます。40歳代と20歳代を瞬時に識別する能力は実にすごいものです。
心が弱くなるのは、がん患者さんも同じです。名古屋の掖済会病院の緩和ケア病棟には、“シャネル”という癒し犬がいました。メスのゴールデンレッドリバー。もともとは捨て犬でしたが拾われて育てられました。しかしいつからか病と闘う患者さんたちの痛みを癒す“セラピードック”の役割を担っていました。“シャネル”自身も病気になり障害犬となりました。そんな“シャネル”の写真集がこの春、世に出ました。「下半身動かぬセラピー犬 シャネル」(ブックマン社)には、私が解説文を書いています。シャネルと出会ってから私も「癒し」について考えるようになりました。動物や子供に勝つことはできませんが、せめてストレスにならない医者にならなければ、と日々自戒しています。
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この記事へのコメント
「医者」という言葉を聞くだけでものすご~~く、いや~~~~な気分になる。
どうやってよけいな医療をさせないように、いらない薬を飲まされないように持っていくか、
どうやって「医者」のプライドを立ててあげればいいんだろう、
そんなことをいつも悩んでいました。というかまだ現在進行形です。
まあ、ウチの父は、自分で「こんな薬いらんわ」と言いますから、言えなかった母よりはラクです。
「せめてストレスにならない医者にならなければ」なんて、なかなか言えるこっちゃない。
それこそ「医者」の鏡です。
長尾先生、どうかお仕事減らして現役で長生きなさってください。
でもやっぱり、私より先にお亡くなりになると思います。
人は寝ないと早死にするそうですから。
Posted by komachi at 2015年05月29日 02:33 | 返信
長尾先生の腰痛は、マッサージで治ったんですね。
良かった良かった。
Posted by 匿名 at 2015年05月29日 10:27 | 返信
最近、野良猫が子ネコを5匹生んだので、兵庫県動物愛護センターに引き取って貰おうと持って行ったら、「一匹500円で五匹だから2,500円払え」と言われてそれで、2,500円払ったら「猫は引き取って殺処分しては、行けないと環境省から命令されているので領収書は出せない」と若い女が言うのです。
市役所に相談すると、(環境省は数年前から「犬猫殺傷0作戦」のスローガンを出してきたので、「これは大変だから、市民ボランティアに猫を避妊手術させて飼って貰うことにしよう」と決まった。それで市民が避妊手術をして餌をやっているのだ)というのです。
要するに行政は何もせずに、全て市民に責任を押し付けようというわけです。
この様式は、介護保険でも同じで、老人の責任を家族に押し付けているのは同じじゃないかって思いました。
でも逆に、近所の犬の散歩をしていた老夫婦がいるのですけど、ある日から奥さんが居なくて主人だけが犬を連れて散歩しているので近所の人が「奥さんは、元気ですか?」と聞いたら、「骨にひびが入ったから病院に入院させています」と言って近所の友達がお見舞いに行くのも拒否している。
どうやらちょっとボケただけで直ぐに精神病院に入院させたらしい。
介護保険を利用してちょっとヘルパーさんを利用すれば、家庭で過ごせるのにと思います。
民生委員が「あの人は、アルツハイマーよ。この人は椎間板ヘルニアよ。」と人々の病気の診断名をしゃべって歩いたので、「アルツハイマー」と言われないうちに密かに精神病院に入れてしまったようです。
Posted by 匿名 at 2015年05月31日 02:47 | 返信
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