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憲法審査会は安保法案「違憲」
2015年06月05日(金)
最近、原発といい安保法案といい、司法の活躍が目立つ。
もっともっと議論しなければいけない、最重要な法案だ。
与党参考人が安保法案「違憲」
“人選ミス”で異例の事態 野党「痛快」
憲法審査会
産経新聞 6月4日(木)18時58分配信
衆院憲法審査会は4日、憲法学の専門家3人を招いて参考人質疑を行った。憲法解釈変更による集団的自衛権の行使を含む新たな安全保障関連法案について、与党が推薦した参考人をはじめ全員が「憲法違反だ」と批判した。与党が呼んだ参考人が政府の法案を否定するという異例の事態となり、“人選ミス”で墓穴を掘った。
自民党や公明党などが推薦した早稲田大の長谷部恭男教授は審査会で、安保法案について「憲法違反だ。従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかない」と明言した。
これに対し、法案作りに関わった公明党の北側一雄副代表は「憲法9条の下でどこまで自衛措置が許されるのか突き詰めて議論した」と理解を求めた。だが、長谷部氏は「どこまで武力行使が新たに許容されるのかはっきりしていない」と批判を続けた。
関係者によると、自民党は参考人の人選を衆院法制局に一任したという。ただ、長谷部氏は安保法案に反対する有識者の団体で活動しているだけに調整ミスは明らか。「長谷部氏でゴーサインを出した党の責任だ。明らかな人選ミスだ」(自民党幹部)との批判が高まっている。
審査会幹事の船田元(はじめ)自民党憲法改正推進本部長は、長谷部氏らの発言について、記者団に「ちょっと予想を超えた」と釈明。船田氏はその後、佐藤勉国対委員長から「自分たちが呼んだ参考人の発言だから影響は大きい。安保法制の議論に十分配慮してほしい」と注意を受けた。
一方、野党は衆院平和安全法制特別委員会で「政府・与党の矛盾」を追及する構えだ。審査会で長谷部氏の発言を引き出した民主党の中川正春元文部科学相は党代議士会で「憲法審査会で久しぶりに痛快な思いをした」と満足げに語った。
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医療関係のブログに安保法案を書くと必ず怒る人がいる。
しかし医療は、平和の上に成り立っている。
今、取り返しがつかない岐路に立っている、という危機感が僕にはある。
戦争への道は、どんなことをしても避けたい。
それが敗戦国の教訓ではないのか。
真の意味で世界にお手本を示すことができるのが、ニッポンの実力ではないか。
自衛隊員の脱隊が相次いでいるという。
当然の反応だろうし、誰もそれを批難する資格は無い。
湾岸戦争から帰国した自衛隊員のうち54人が自死している事実を知ってるか?
「まだ一人も死んでいない」という話は嘘で、もう54人も戦死者が出ている。
私も、元・自衛隊員の息子。
高校生の時に、自死したが。
ダメなものはダメ!
憲法学者がそう言っているので、ここは時間をかけて議論すべき。
人選ミスと報道しているメデイアが、恥ずかしい。
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この記事へのコメント
「安保法案は、違憲である」だから「安保法案を廃案にしよう」と言うのでは無くて
「安保法案を合憲化しよう」だから「憲法を変えよう」になるんじゃないでしょうね?
Posted by 大谷佳子 at 2015年06月05日 03:04 | 返信
長尾先生が仰る事はごもっとも。残念ではあるが未だこういった危機的意識に鈍い国民もいるのが現状と思います。身近な友人知人に社会情勢について触れても他人事に捉えられている様子が伺えます。
近頃の自分も歴史を振り返り本当の日本を探究する毎日です。
医療 介護も光の見えない社会背景に翻弄され、患者様の為に、或いは、介護を必要とする方の為にその人らしく生き続けられるよう長い間手探りし今に至って来たと思います。何故なら医療や介護にも刻まれてきた歴史があり、それらを学び試行錯誤しながら引き継がれて来ました。
今日の介護は明日に使えなくなるかも知れない...と考えると、今も尚、歴史の途中にいるのだと思う事もできます。
分野別に単体で考察するのではなく、今は日本の歴史を学び直す事で現在のあらゆる物事が見えてくるのではないかと思います。
長尾先生の様に心ある人の存在がとても有難いです。
Posted by ハク at 2015年06月05日 09:13 | 返信
戦争は 反対です
何がなんだか わからなくなり 変な渦に巻き込まれ 間違っていることすら 気がつかず 人を傷つけても 平気になってしまう
いのちを大切にしよう
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2015年06月06日 12:58 | 返信
元国連職員として、世界各地の紛争処理、武装解除の指揮にあたってきた、伊勢﨑賢治は言う。
「違憲行為は今に始まったことではない。安倍内閣の出現は、今までの自衛隊の海外派遣の根本的な問題を最大限に可視化しているにすぎない。これを押さえないと以前と同じ。特措法で集団的自衛権の行使をずっとしてきた。今も続いているのだ。」
だが、自公巨大与党の中で、異論をとなえているのは、たったひとり。
長尾先生のブログ読者の多くも、どうやら、「憲法栄えて、国滅ぶ」とウソぶく、閣僚や自公幹部の「免責される国家テロリズム」路線に、異論がないようだ。
「非正規国家」をめざす労働者派遣法改悪案の審議打ち切り強行。維新の党は賛成。「安倍への恩返し」だという。
派兵恒久法案6.26強行採決への予行演習か。
小学生、中学生諸君!
日本には、守るべき憲法も法律も、ないんだよ。
大人が積み上げた国債と核ゴミは、諸君にゆだねられている。
意見があるなら、今のうちだよ。
Posted by 匿名でごめん at 2015年06月13日 06:46 | 返信
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