「ヘンな人」が「まじくる」ための「つどい場」
･････ を読んで

昨日〔8/2【日】〕神戸芸術センター芸術劇場で、
NHK厚生文化事業団主催の“フォーラム認知症
新時代”が行われました。

総合司会〔コーディネーター〕の福祉ジャーナリ
スト：町永俊雄さんの名リードでとても良いフォ
ーラムになりました。

ここで言う、“（認知症）新時代”は、正に患者本
人と家族、そして地域の各種専門職種と一般の隣人
たち（地域の人たち）の連携が図られ始め、認知症
患者やその予備軍の人たちを支援する“新時代”に
入っていることを実感出来る内容となっていました。

上から目線の“地域包括ケア”ということばより
も、“まじくる！”ということばの方が、本質を
より的確に感じることが出来ると私は考えています。

話はちょっとそれますが、７月の中旬に長尾先生
と丸尾さん（まるちゃん）が連れだって、新潟県
に出掛けた時、“トキ（絶滅危惧種の鳥）”のこ
とが何度も頭を過ぎりました。

在宅医療を担っている長尾先生、そしてつどい場
さくらちゃんでまじくる場を提供している丸尾さ
ん（まるちゃん）･････、お二人の大変さを傍目
に見ながら、“絶滅危惧種”にならなければ良い
のに！　と何回も思い返していました。

今日の長尾先生のブログを拝読して、「ヘンな人」
が「まじくる」「つどい場」が本当に自己増殖を
始めて、“（認知症）新時代”が到来するかも知
れないと、期待が膨らんできました。

長尾先生の取り組みの灯は消してはならないと
思っています。　365日 24時間 全力疾走なん
て不可能です。　適宜緩急をつけて、太く長い
活動を継続して戴きたいと切に願っています。

そして、「ヘンな人」が「まじくる」「つどい場」
が各地に広がり、そしてしっかりとした活動が
定着するまで、丸尾さん（まるちゃん）にも、
後20年は第一線で頑張って欲しいと願ってい
ます。

長尾先生と丸尾さん（まるちゃん）が、“絶滅
危惧種”のデータから削除されることを心から
祈念しています。