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「その医者のかかり方は損です」も第一位に
2015年08月08日(土)
「長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか?」も
医学部門1位を独走中で、2冊ともベストセラーになっている。
近藤誠本は、売り切れ店続出ですぐに重版しても印刷が間に合わないらしい。
アマゾンも予想どうり、2週間以上も品切れ状態が続くという。(悲!)
嬉しい悲鳴であるが、このブログを読んで頂いているみなさまの
アマゾンのレビューへの書き込みを心待ちにしています!(誰でも簡単にできます)
相変わらず信者さんたちの攻撃に遭っているが、読まずに書いているのかな。
むしろがん医療界から攻撃されるのかなと思っていたが、今のところそれは無い。
実は本書は近藤誠先生の功績を認めている本であり、
むしろ現在のがん医療界にモノ申している本なのだ。
偶然にも私の他に3冊の批判本が出ているが、私の本だけは
読んで頂ければ分るが、彼らの主張を批難している箇所が多い。
いったいどれが正しいのか。
いや、公平な思索なのか。
みなさまの目で、判断して頂れば嬉しい。
私は、どれだけ貶められても、構わない。
もう慣れたし、現場の人間なので
そもそも地位も名誉も無い。
毎日、がん患者さんと対峙しているただの町医者。
看取りも続いている。
そんな尼崎の現場から生まれたのが、私の本だ。
以下、昨日のアピタル記事から引用してみる。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
8月7日(金) セカンドオピニオン外来
昨日、“がんは放置したほうがいい”と主張される近藤誠先生のところに
セカンドオピニオンを聞きに行った人の家に偶然、往診をしていました。
セカンドオピニオン代3万円に、ちゃんと消費税もついていたとのこと(笑)。
交通費と診察料を合わせて5万円強も払って話はたった10分だけだったと。
しかし有名な先生を拝めてそれはそれで良かった、というようなことを言われた。
まあ、有名なお寺に参拝して高いお賽銭を払ってきたようなもの、なのでしょう。
しかしその人はその後も今も、抗がん剤治と放射線治療をしっかり行っていました。
私は「それは矛盾しているよ」なんて突っ込みは入れずに、黙って聞いていました。
悩める患者さんが大枚はたいてそのセカンドオピニオンにわざわざ行かれた。
その理由とはおそらく「選択肢はひとつではない」と納得したかったのかも。
そのがん患者さんと話をしながら、そんな気もしてきました。
「嘘だと分っていても好きだと言って欲しい」、は流行歌の歌詞ですが。
がん治療に怯える患者さんにとって、「何もしなくてもいいよ、何もしないほうが
長生きするよ」と囁いてくれる偉い医者の存在自体がその人には大きな救いなのか。
話すだけで気分がスーッと楽になるのであれば、5万円は安いのかもしれません。
誰だって貧すれば鈍するではないが、そんな弱気になる時があるのではないでしょうか。
実は、同じセカンドオピニオン外来に行かれた人が他にも何人か来られました。
上記の方以外は、みなさんすごく怒り、そして泣いて帰られました。
私は何の権威も無い町医者なので、自分の本を無償で提供するくらいしかできません。
しかしそれでもいい、誰かの役に立てればいい、と思いながら、また本を書きました。
近著は、おかげさまで発売5日目に重版しました。応援ありがとうございます。
驚いたことに、台湾や韓国などアジアの国から翻訳本のオファーも頂きました。
なぜなら、「がん放置療法」など近藤誠先生の書かれた本は台湾でも大人気だそうです。
従って、私の本も台湾をはじめ、アジアの皆さまにも読まれることになるのでしょう。
台湾というと、台湾から飛び立った特攻隊のことをつい思い出してしまいます。
特攻隊、原爆投下、終戦前の長い1日、この季節になるとつい涙腺が緩んでしまいます。
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医学部門1位を独走中で、2冊ともベストセラーになっている。
近藤誠本は、売り切れ店続出ですぐに重版しても印刷が間に合わないらしい。
アマゾンも予想どうり、2週間以上も品切れ状態が続くという。(悲!)
嬉しい悲鳴であるが、このブログを読んで頂いているみなさまの
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相変わらず信者さんたちの攻撃に遭っているが、読まずに書いているのかな。
むしろがん医療界から攻撃されるのかなと思っていたが、今のところそれは無い。
実は本書は近藤誠先生の功績を認めている本であり、
むしろ現在のがん医療界にモノ申している本なのだ。
偶然にも私の他に3冊の批判本が出ているが、私の本だけは
読んで頂ければ分るが、彼らの主張を批難している箇所が多い。
いったいどれが正しいのか。
いや、公平な思索なのか。
みなさまの目で、判断して頂れば嬉しい。
私は、どれだけ貶められても、構わない。
もう慣れたし、現場の人間なので
そもそも地位も名誉も無い。
毎日、がん患者さんと対峙しているただの町医者。
看取りも続いている。
そんな尼崎の現場から生まれたのが、私の本だ。
以下、昨日のアピタル記事から引用してみる。
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8月7日(金) セカンドオピニオン外来
昨日、“がんは放置したほうがいい”と主張される近藤誠先生のところに
セカンドオピニオンを聞きに行った人の家に偶然、往診をしていました。
セカンドオピニオン代3万円に、ちゃんと消費税もついていたとのこと(笑)。
交通費と診察料を合わせて5万円強も払って話はたった10分だけだったと。
しかし有名な先生を拝めてそれはそれで良かった、というようなことを言われた。
まあ、有名なお寺に参拝して高いお賽銭を払ってきたようなもの、なのでしょう。
しかしその人はその後も今も、抗がん剤治と放射線治療をしっかり行っていました。
私は「それは矛盾しているよ」なんて突っ込みは入れずに、黙って聞いていました。
悩める患者さんが大枚はたいてそのセカンドオピニオンにわざわざ行かれた。
その理由とはおそらく「選択肢はひとつではない」と納得したかったのかも。
そのがん患者さんと話をしながら、そんな気もしてきました。
「嘘だと分っていても好きだと言って欲しい」、は流行歌の歌詞ですが。
がん治療に怯える患者さんにとって、「何もしなくてもいいよ、何もしないほうが
長生きするよ」と囁いてくれる偉い医者の存在自体がその人には大きな救いなのか。
話すだけで気分がスーッと楽になるのであれば、5万円は安いのかもしれません。
誰だって貧すれば鈍するではないが、そんな弱気になる時があるのではないでしょうか。
実は、同じセカンドオピニオン外来に行かれた人が他にも何人か来られました。
上記の方以外は、みなさんすごく怒り、そして泣いて帰られました。
私は何の権威も無い町医者なので、自分の本を無償で提供するくらいしかできません。
しかしそれでもいい、誰かの役に立てればいい、と思いながら、また本を書きました。
近著は、おかげさまで発売5日目に重版しました。応援ありがとうございます。
驚いたことに、台湾や韓国などアジアの国から翻訳本のオファーも頂きました。
なぜなら、「がん放置療法」など近藤誠先生の書かれた本は台湾でも大人気だそうです。
従って、私の本も台湾をはじめ、アジアの皆さまにも読まれることになるのでしょう。
台湾というと、台湾から飛び立った特攻隊のことをつい思い出してしまいます。
特攻隊、原爆投下、終戦前の長い1日、この季節になるとつい涙腺が緩んでしまいます。
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この記事へのコメント
新刊「その医者のかかり方は損です」アマゾン第1位おめでとうございます。
まだ本の内容は知りませんけれど、なんとなくの印象から察するところ、長尾先生の反骨精神が
世の中に受け入れられているのでしょうか。医者らしくない医者像が長尾先生の根底にあるために
一般人受けしているような気がします。
自らを ”町医者” と称していながらも、目指すところは "総合医"であって、そうは見えないように
振る舞いながらも、専門書を請け負うまでの知識と実績をお持ちでいらっしゃるところが凄いです。
”病は気から"とは本当に名言だと思います。
その"気"を回復させるのも、"環境と人"だと思います。生活環境の改善には社会力がものを言う場面
が多々あるので、政治や福祉が関わってきますけれど、近年、駆け込み処は病院である御時勢になって
しまった弊害が露呈した、現代の世相が見えるように思います。
Posted by もも at 2015年08月08日 05:51 | 返信
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