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これが一流病院からの"脱北"の実態

2015年08月15日(土)

病院からの「脱北」、「脱北」という言葉を使っては顰蹙をかっているが
そのような表現をしないと出て来れないのが「病院に入院する」ということ。
たとえば、このビデオで語られているのは、某一流病院からの脱北の実態だ。
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5分間の証言。

 https://youtu.be/MWQapgUm-OU

これは世間では一流病院とされている病院の実態だ。
こんな話が私のまわりには、ゴマンとある。

後期高齢者が些細なことで救急車を呼ぶと、こうなることがある。
縛られて、 寝たきりにされて、認知症患者にされて、精神病院送り。

キーワードは、
めまい-インフル-肺炎 拘束/幻視/うざい/精神病 となる。



新・オレンジプランとは、悪魔の施策。

普通に暮らしている人に専門医が無理やり「認知症」の烙印を押して
抗認知症薬を極量まで増量して、あとは向精神薬で廃人に持っていく。

無理やり胃ろうを造設されて、施設や精神病院で人生の最期を迎える。
これらの悪魔の道の始まりを辿れば、新オレンジプランにつきあたる。

私がなぜ「脱北」という言葉を使うのか。
それは、他に生き延びる道が無いからだ。

その患者さんは、もし脱北していなければ、今は無かっただろう。
しかし脱北したからこそ、元気に食べらて移動できる今がある。

抑制は施設だけの問題では無い。
一流病院でも普通にやっている。

少し前、「管理からの卒業」という小文を書いたが、
認知症を「管理」しても、百害あって一利なし。

私は、偉そうに管理している病院スタッフを見る度に
その人たちを”抑制”しそうな衝動に駆られる。

だから最近はできるだけ病院という場に行かないようにしている。
退院前カンファなんかに出ると、自制がきかなくなり暴れそうな気がするのだ。

ただ、誤解して欲しくないのはそうではない病院もあること。
日本慢性期医療協会に所属する多くの病院には、例外が多い。

敗戦70年の節目に、今後の自分の生き方と関係することを書いた。
私一人が何かやっても、たかが知れている。

しかし、やれるとこまで頑張ろう。
甲子園球児を見る度に元気が出る。












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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

 ネット検索し、認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン):厚生労働省通達文書 を読みました。
赤い字で強調する箇所が大々的に多くあり、えげつない雰囲気の文書でした。中でも団塊の世代が後期高齢者となる時期の施策として、と説明する箇所がありました。まるで、新種の動物が日本を占拠するので対策を急がなければいけない! と言わんばかりに煽る雰囲気には辟易です。若年性認知症患者にも
言及されています。かつて渡辺謙さん主演映画「明日の記憶」を鑑賞しましたが、人が自分自身では
なくなっていく事の恐怖と戸惑い、それを支える家族愛が描かれている奥深いテーマの映画でした。
またドキュメンタリー番組でも、認知症患者さん御本人が、分からなくなっていく自分自身の変化と
不安を語っていらっしゃる場面を見た時の印象が強く残っています。
 新オレンジプラン通達文書の最終ページには、認知症社会への警告のようにも受け取れる文面
「常に一歩先じて何らかの手を打つという意識を社会全体で共有していかなければならない」と
ありました。まるで人が急に凶暴な動物に変容するかのような、要注意を促すような締め括りです。

 「政治と医療の癒着問題」は長尾先生一個人のお力では、本当に長尾先生御自身の命の危険が心配
です。一足飛びには解決できない「権力との戦い」です。医師出身の政治家も増えていますし、遡って
振り返れば、厚労省との癒着? 取引き? めいた過去の政治なども関係してくるのでしょうと思うので
す。ブログで宣戦布告も力を引き寄せるとは思いますが、御人脈を頼りに根回しもして下さいね。
ここに民意を書き込む事位しかできませんが、これからも応援しています!!

Posted by もも at 2015年08月15日 03:38 | 返信

自爆なさならいでください。同業者内部からの改革はたいへんだと思います。

外からできる方策として、病院や医師の立ち位置を情報化するという手がある。
過剰医療しない方針の病院・医師である意思表示として「第三医師会所属」にするとか。

どの病院がどういう方針なのか、電話で聞いてもはっきり答えない。
「人工呼吸器も胃瘻もIVHも希望しないのですが看取っていただけますか?」と聞くと、
「その時の患者さんの状態によって一概には言えません。」「その時になってから、担当医師とのお話合いになりますね。」と答えるのがほとんど。「その時になってからお話合い」というのが一番ヤバい。ずるずるそのまま過剰医療で溺れ死に。死にかけた人間を脱出させるのはものすごくエネルギーが要る。

最近、わりに近くで、「ご本人とご家族の意思が明確なら、希望されない治療は一切やりません。」という回答。そこで、「何人も勤務医がおられますが、皆さん同じ認識でしょうか。」と聞くと「ウチの病院ではどの医師も同様な対応です。」と。
ちょっとうれしかったですが、
救急病院でもあるので、こちらが必要となった時に空きベッドがあるか否かが問題。

いろんな情報がもっとわかりやすくなればいいのに。

慢性期病院なんて区分けでなく「過剰医療しない病院」?-これも難しいか。「おウチの延長病院」とか。
エンドオブライフ協会なんてしゃれた名前をつけないで「管なし拘束なしで死ねる会」とか。
「日本尊厳死協会」このネーミングが一番問題かも。

Posted by 〇×△ at 2015年08月15日 03:43 | 返信

おうちで 看取りと決めていても
だんだん 弱っていく姿を ご家族が見てられなくなる場面がやってくる

病院での入院は 酸素 心電図モニター パルスオキシメーター 点滴 バルンカテーテル留置 などなど つけられて はずそうとすれば 押さえつけられ 縛られる
ナースコールも 届かない位置に置かれたりして ホントに ひどいです
→自由にならないことを ご家族に説明させていただきます
…なんですが 病院に行けば なんとかしてくれるっていう神話が ご家族の心の中に宿って救急搬送という場面展開されます

さぁ!ここからなんです
うちのステーションは 病院からの救出大作戦をやります

お見舞いに行って ご本人のお気持ち ご家族のお気持ちを伺って 早期退院を目指します
末期となれば 戦いです
病院との調整もたいへんです
ケアマネージャーさんから 「こんな状態で退院してくるの?」と言われちゃいます


こんなことしてたら
いつか うちの訪問看護ステーションは 葬られますね(笑)

Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2015年08月15日 06:17 | 返信

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