少し寝入ったら、在宅患者さんからのＳＯＳで起こされ、眠れず。
２日酔いのまま静内のビジネスホテルの最上階にある風呂に入る。

なんてことはない景色だが、広大な土地と海が豊かだ。
観光客がかなりいるが、なにをしているのかな？

静内から札幌までバスで３時間近くかかる。
ちょと寄り道のつもりだったが、結局、東京・大阪より遠い。

昼に小樽に到着。
寿司はやはりおいしい。

３００人位の人に、３時間強も聞いて頂き、恐縮だが嬉しかった。
今日も、横浜に続いて歌を歌った。

小樽のお医者さんはみな明るくて、開業同志の在宅医療の連携が盛ん。
市民病院との連携もスムースで、市民にとっては住みやすい場所だろう。

静内（２万４千人）は、介護職が主導する地域包括ケアだとすれば、
小樽（１２万人）は、医療職が主導する包括ケアに思えたが、いかがだろうか。

全国津々浦々回っているとこんなに熱心な医師会があるのだ、と感心をする。
尼崎は人口が多く、医療機関も多いのだが、連携をもっと頑張ろうと思った。

千歳空港から関空へは２時間強。
到着が遅れたが、地上に降りるとまるで待っていたかのように電話が鳴る。

そして深夜往診。
小樽の余韻は、数時間後には消えて、またいつもの夜回り先生に戻っている。

講演中も結構、携帯電話が鳴る。
今日は、講演中の看とりではなくて良かった。

北海道の夕焼けは美しい。
写真には撮りきれない。

次の北海道は、１１月１４日（土）の札幌講演だ。→こちら
その翌朝は、医局の先輩の松澤祐次先生の叙勲の祝宴が大阪である。


家に着いたが、数時間前の小樽滞在が、もう夢のように感じる。