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「長尾先生、近藤誠理論」が、四刷りへ
2015年09月08日(火)
安保議論やシリアの難民問題のなか、こんなことを書くことも恥ずかしいのだが、
「長尾先生、近藤誠理論」が四刷りになり、2万部を突破したとの連絡を受けた。
沢山のみなさまに応援を頂き、この場をお借りして深く感謝を申し上げます。
「長尾先生、近藤誠理論」が四刷りになり、2万部を突破したとの連絡を受けた。
沢山のみなさまに応援を頂き、この場をお借りして深く感謝を申し上げます。
毎日、いろんな人から、いろんな感想を言われる。
本が紡ぐご縁というものを実感させて頂いている。
この本は、不毛な議論に終止符を打つつもりで書いた。
理屈よりも、リアルタイムで悩んでいるがん患者さんに向けて書いた。
私は、エビンデンスという言葉が大嫌い。
だって、エビデンスは真理ではない。
ひとつの可能性に過ぎない。
エビデンスは簡単に造れる。
STAP細胞論文が典型だ。
あれは、ノーベル賞級だったので、バレた。
しかし、小物はバレない。
そんな”エビデンス”という言葉を、その意味すら知らない人たちや
マスコミが金科玉条のように振り回しているが、意味が分らない。
某新聞は、「うちは、エビデンスの無い医学記事は載せません」と言い張りながらも、
平気で国益に関わる捏造記事をバンバン載せているのだから、開いた口が塞がらない。
30年以上、医者をやっていると、一世を風靡したもののいつのまにか消えていった薬が
たくさんあることを、身をもって知っている。
どの薬も素晴らしい”エビデンス”があった。(論文に載っていた)
しかし、気がついたら主役は消えていた・・・
これって、どういう意味?
そういう、こと。
つまり、”エビデンス”ではなく、捏造だった。
捏造が言い過ぎならば、恣意的だったということ。
そんなことは、薬の知見をやった医者や医学論文を書いたことがある医者なら
誰でも知っている。
だから、”インパクトファクター”があり、
”メタ解析”での検証が必要なのだ。
しかし、抗がん剤議論に関しては、私に言わせれば、どっちもどっち。
真実は、極論と極論の間にあり、真実を享受するであろう当事者によって
違うことを、臨床医は知らなければならない。
そんな想いで書いた本が、発売1ケ月で4回も増刷されるとは、
一生懸命書いた著者にとっては、とても光栄なことである。
興味のある人は、読んでください。→こちら
興味の無い人は、アピタルに関連記事を書いているので、読んでください。→こちら
本が紡ぐご縁というものを実感させて頂いている。
この本は、不毛な議論に終止符を打つつもりで書いた。
理屈よりも、リアルタイムで悩んでいるがん患者さんに向けて書いた。
私は、エビンデンスという言葉が大嫌い。
だって、エビデンスは真理ではない。
ひとつの可能性に過ぎない。
エビデンスは簡単に造れる。
STAP細胞論文が典型だ。
あれは、ノーベル賞級だったので、バレた。
しかし、小物はバレない。
そんな”エビデンス”という言葉を、その意味すら知らない人たちや
マスコミが金科玉条のように振り回しているが、意味が分らない。
某新聞は、「うちは、エビデンスの無い医学記事は載せません」と言い張りながらも、
平気で国益に関わる捏造記事をバンバン載せているのだから、開いた口が塞がらない。
30年以上、医者をやっていると、一世を風靡したもののいつのまにか消えていった薬が
たくさんあることを、身をもって知っている。
どの薬も素晴らしい”エビデンス”があった。(論文に載っていた)
しかし、気がついたら主役は消えていた・・・
これって、どういう意味?
そういう、こと。
つまり、”エビデンス”ではなく、捏造だった。
捏造が言い過ぎならば、恣意的だったということ。
そんなことは、薬の知見をやった医者や医学論文を書いたことがある医者なら
誰でも知っている。
だから、”インパクトファクター”があり、
”メタ解析”での検証が必要なのだ。
しかし、抗がん剤議論に関しては、私に言わせれば、どっちもどっち。
真実は、極論と極論の間にあり、真実を享受するであろう当事者によって
違うことを、臨床医は知らなければならない。
そんな想いで書いた本が、発売1ケ月で4回も増刷されるとは、
一生懸命書いた著者にとっては、とても光栄なことである。
興味のある人は、読んでください。→こちら
興味の無い人は、アピタルに関連記事を書いているので、読んでください。→こちら
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この記事へのコメント
本日9/8付けapitalを読みました。=胃カメラしない方がヨカッタかも?と心惑うDr.Nagao=
日本が、ある部分で豊かになり過ぎたのではないでしょうか?昔は、我々世代が幼少の頃ですら
医院に掛かる、という事は贅沢(?)というか、滅多にしなかった記憶があります。
風邪も滅多に引かなかったと思いますし、重症な風邪であれば喉に焼きネギを巻いて、ひたすら
寝かされていて、そんな時に母が作る喉越しの食物に感謝したり、優しくして貰うことにより、
たまには「風邪も悪くないな」と思うような、そんな時代。また、周囲で病気入院と言ったら、
”盲腸”程度の時代でした。成人病が当たり前な時代になったためなのか、経済が豊かになった
ためなのか、情報過多な時代のせいなのか、何かと『過剰』がもたらす弊害なのでしょうね。
Posted by もも at 2015年09月08日 06:46 | 返信
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