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カリフォルニア州議会が安楽死法案を可決
2015年09月13日(日)
安楽死、尊厳死、平穏死
この3者の違いを説明できる医師が何人いるのか?
ブリタニーさんの時は、多くのメデイアが尊厳死と誤報
したが、今回は安楽死と報じられている。
こんなことも分からない記者が、
「終末期の医療ににおける患者の意思を尊重する法律案」を
いまだに「尊厳死法案」と大誤報を続けている。
いったい、どうなっているの?
よく分からない、もっと知りたいと願う人は
拙書「長尾和宏の死の授業」を読んで欲しい。
日本の尊厳死=平穏死=自然死
日本の安楽死=欧米の尊厳死
日本の殺人=欧米の安楽死
これ以上はない、という位分かり易く書いている。
繰り返すが、私は、尊厳死には賛成だが
安楽死には反対。
本当に分かりますか?
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カリフォルニア州議会、“安楽死”合法化法案可決
TBS系(JNN) 9月12日(土)19時1分配信
アメリカ・カリフォルニア州の議会は11日までに、国内でも賛否が分かれている“医師による安楽死”を合法化する法案を可決しました。知事が署名すれば成立し、安楽死を合法化する5番目の州になります。カリフォルニア州議会は、現地11日までに、安楽死を希望する末期がんなどの患者に対し、医師が安楽死用の薬を処方することを認める法案を上下両院ともに賛成多数で可決しました。
薬を入手することができるのは18歳以上で、2人の医師から余命半年以内と診断されていることや、自らの意志で安楽死を選択する能力があること、2人の立会人のもと、書面を作成し、医師に提出することなどが求められます。
アメリカでは去年、カリフォルニア州から安楽死が認められているオレゴン州へ引っ越した当時29歳の末期がんの女性が、インターネット上に公開した宣言通り、医師から処方された薬で自ら命を絶つ事案が発生。「死ぬ権利」を巡り、全米で大きな議論が沸き起こりました。
今回の法案についても、死亡した女性の家族らが全面的に支持する一方、宗教団体や障がい者団体などが強く反対していました。
ブラウン知事が法案に署名して成立すれば、カリフォルニア州は安楽死を合法化する5番目の州になりますが、知事は、まだ態度を表明しておらず、その行方に注目が集まっています。(12日11:45)
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さらに詳しく知りたい方へ 海外事情
●アメリカでの報道 →こちら ブリタニーさんがオレゴンに移住したことがカリフォルニアに影響している
●イギリスでの議論 →こちら 一方、イギリスでは、PAS法案が否決されている。
●海とアシュリーのいる風景 →こちら おそらく日本で一番安楽死に詳しい児玉真実さんのブログ
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