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母を病院で死なせたくない・・・

2015年09月15日(火)

「食べられなくなったら終わり」が口癖の母親を病院で
死なせたくない、と悩む娘さんからの質問にどう応える?
「きらめきプラス」の連載誌上では、こう回答したが。
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質問
「食べれなくなったら終わりだ」「食べれるうちは生きる」が
口癖の母を病院で死なせたくない
 
「心不全で入院後、91歳の母は食事ができなくなりました。主治医からは、点滴だけでは栄養が足りないので、胃瘻にするかどうか尋ねられました。母は、入院した時から「チューブに繋がれてまで生きたくない、余計なことをしないでほしい」と言っていたので、延命措置は望まないと、主治医にはっきり伝えました。以前から胃瘻を含めた延命処置を希望していない母のためにも病院を出て家で母と過ごし、家族で母を看取りたいと考えています。在宅医療を受ける為にはどんな準備をすればよいのでしょうか?よろしくお願いします。」
 

私の回答 → こちら

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この記事へのコメント

「食べれなくなったら終わりだ」「食べれる
うちは生きる」が口癖の母を病院で死なせた
くない ・・・・・・・・ を読んで


そして、“きらめきプラス”の中に掲載され
ている長尾先生の“お答えします”の記事を
読んで、“その通り!”と思う自分と共に、
“何かが違う!”と思う自分も感じています。


日本は医療が進んでいる!世界の最先端か
どうかはともかく、世界水準であることは
その通りと思いますが、私は日頃から“高齢
期において、(日本の)医療が必要以上に介
入し過ぎる”のではないか? と感じています。


なぜそう思うのか? 長尾先生の今回のブログ
で理由が分ったような気がしています。


「食べれなくなったら終わりだ」「食べれるうち
は生きる」・・・・・ は、至極当たり前に聞こえます
が、ここに論理のすり替えがあるように思います。


「食べれなくなったら終わりだ!」「水分を摂ら
なくなったら危ない!」は真実ではありますが、
高齢期や終末期においては、『身体が欲していな
いから、食欲がなくなる』のであり、『身体が
必要としていないから、水分すら口にしない』
のではないか? と、私は思っています。


“胃ろう”や“経口栄養補給”などの処置によ
って、本来必要のない“栄養分”や“水分”を
強制的に体内に送り込むから、本来であれば
枯れるようにやせ細って苦痛も少なく死んで往
けるところを、徒に苦しませているのではない
か? と思っています。


医療が根源的に持っている『1分でも1秒でも
長生きさせる! その人のQoLに関わらず』
がもたらしている弊害がそこに集約されている
のではないか? と私は思っています。


『身体が必要としていないから ・・・・・ 食べない!』
『身体が必要としていないから ・・・・・ 水分を摂らない!』
という自然の摂理に反するような、“胃ろう”や“経口
栄養補給”はそろそろ止め時なのではないでしょうか?


もちろん若年者や特別な病で、“胃ろう”を造ること
によって、その人の人生を全うすることが出来る場合
は、“胃ろう”も“経口栄養補給”にも大賛成です。

Posted by 小林 文夫 at 2015年09月15日 09:11 | 返信

こうした簡潔明瞭な資料が、介護支援専門員の世界で普通に読まれ、ケアプランに反映できるよう、先ずは職場の同僚へコピーして広めていきます。
長尾さんの地域で働くケアマネジャーが羨ましいです。

Posted by 平穏CM at 2015年09月15日 10:05 | 返信

今日SNS広告で、認知症診断(有料)がフィードに現れました。
広告を目にしてから、HP URLを探し、その会社概要であるとか、概念とかの情報を探すべく、
奥の方を手繰って読みましたけれど、即、アリセプトを始め薬剤名が紹介されていました。
また初見の広告には「初期の認知症は早期発見で回復する」という文言があって、「違うだろ!」と
落ち着かない気持ちになってしまいました。皮肉にもオレンジ系な色味を施したサイトです。
仕込みなのか、書き込みコメントには精神科受診を掲げる人もありました。
こちらに書き込むか否かも迷いましたが、医療分野での規制はないのですか?
見てしまったドキドキが止まりません。

Posted by もも at 2015年09月15日 11:55 | 返信

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