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ジェネリック誘導の前にやるべきこと

2015年12月06日(日)

国は財政難からなりふり構わないジェネリック誘導政策をとっている。
しかし「安かろう悪かろう」というジェネもある中、真に国民のためになっているのか。
「ジェネリック誘導より多剤投与対策が優先」と口を酸っぱくして主張しているのだが。
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『ジェネリックの価格、来年度から新薬の50%に引き下げ 中医協が大筋了承』
 2015/12/3
 http://www.joint-kaigo.com/social/pg1784.html

中医協(中央社会保険医療協議会)は2日、特許が切れた薬と同じ有効成分でつくられている後発医薬品(ジェネリック)の価格を、新薬の50%まで引き下げることを大筋で了承した。来年度の診療報酬改定で実行する。60%とされている現行より安くして普及を後押しし、医療費の効率化に結びつける狙いだ。

このほか、同じ新薬をベースにしたジェネリックが多く出ている場合について、11種類目以降の価格を40%(現行50%)に抑える。加えて、ジェネリックへのシフトがなかなか進まない新薬の値段を下げる特例も拡大する方針だ。

政府は年間40兆円を超える医療費の削減に向けて、ジェネリックの活用を急ピッチで進めていく考え。2020年度末までのなるべく早い時期に、使用割合を今の約50%から80%以上へ持っていく計画を立てている。

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『患者が使った薬 「ジェネリック」が56%』
 2015年12月4日
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151204/k10010329731000.html

厚生労働省は4日開かれた中医協=中央社会保険医療協議会で、ことし9月の時点で、患者が使用した薬のうち価格の安い後発医薬品いわゆるジェネリックの占める割合が、56.2%になったという調査結果を報告しました。

厚生労働省は、2年に一度行われる診療報酬の改定に向けた「薬価」の調査に合わせて、医薬品の特許が切れたあとに販売される価格の安い後発医薬品、いわゆるジェネリックの使用割合も調べていて、その結果を4日の中医協で報告しました。

それによりますと、ことし9月の時点で、全国の病院や薬局などを通じて患者が使用した薬のうち、ジェネリックの占める割合は数量ベースで56.2%でした。これは同じ調査を行った2年前と比べ、9.3ポイント増えていて、これまでで最も高くなりました。

これについて、厚生労働省は「ジェネリックの使用割合は順調に増えている。今後も品質情報を開示して、安心して使ってもらえるようにするなど、啓発活動を行い使用を促進したい」としています。

ジェネリックの使用割合を巡って、政府は医療費の抑制に向けて、2020年度までのなるべく早い時期に80%以上に引き上げるとする目標を掲げています。


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そうかなあ?

ますます、「安かろう、悪かろう」路線に拍車をかけることを懸念するのは私だけか。
「安かろう、良かろう」というジェネリック市場にすることが大切だ。

そのためには、「ジェネリック局」を作り、ジェネリックに厳しい品質管理を行うのだ。
役所は独力で出来ないので、ここは政治主導の出番である。

国の施策に意見を言うことは国民の権利だ。
権利という言葉は好きではないが、現在の政策は軌道修正すべきと感じている。


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この記事へのコメント

ゾロは嫌だと伝えても、変更不可にサインがないからゾロで大丈夫
あげくは「成分は同じですよ、安いからお得ですよ」なんて言っちゃう薬剤師さん・・・
さっそく薬局変えました。

それより怖いのが、政府が言いだしているロキソニン等、OTC医薬品の税控除。
病院に行く前に自分で対処させるって?いやいや余計に医療費が膨れ上がるだけでしょう。

Posted by ままさん at 2015年12月06日 09:55 | 返信

お薬って 難しいですよね

患者側は お医者さまが 出された薬は 飲まなきゃいけない…と思っている
医師に 苦痛症状を訴えれば訴えた分だけ お薬が増える

何がなんだか ますます わからなくなります

Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2015年12月06日 11:15 | 返信

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