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「延命中止」を北海道大学が独自指針
2015年12月05日(土)
先月の札幌での講演には、宮本顕二先生ご夫妻をはじめ
北海道大学の教授にも来て頂き、懇親会にもお世話になった。
そうした下地もあるのだろうか。
北海道大学が、まず先陣を切った。
それを中国新聞が報じている理由はよく分からない。
しかし、このような報道をするのがメデイアであると思う。
大手新聞は、こうした”事件”を報道をしない。
障害者団体からのクレームが怖いからだ。
産経新聞は、先月、「老い支度」の中にリビングウイルを紹介している。
できれば、もう3歩くらい踏み込んだ記事を期待しているのだが。
北海道大学の教授にも来て頂き、懇親会にもお世話になった。
そうした下地もあるのだろうか。
北海道大学が、まず先陣を切った。
それを中国新聞が報じている理由はよく分からない。
しかし、このような報道をするのがメデイアであると思う。
大手新聞は、こうした”事件”を報道をしない。
障害者団体からのクレームが怖いからだ。
産経新聞は、先月、「老い支度」の中にリビングウイルを紹介している。
できれば、もう3歩くらい踏み込んだ記事を期待しているのだが。
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この記事へのコメント
「延命中止」を北海道大学が独自指針 ・・・・・・ を読んで
高齢期の“延命治療”を真剣に考えようという議論(機運)
が、ようやく出て来た ・・・・・・ と嬉しく思います。
既に突入している日本の“多死社会”、年間の死亡者数
はこれからどんどんと増加して行きます。
そんな“多死の社会”において、現在のような“死を
敗北と考える医療”・“少しでも永く生きていて欲しい
という庶民感覚”等などは、“医療施設(病床)面”・
“医療従事者数面”・“医療財政(国家財政)面”そして
“尊厳死・平穏死への理解の広がり面”のいづれの側面から
考えても、早晩行き詰まることは間違いのないところと
思います。
倫理的な側面で、北海道大学が「延命中止」の手続きに
ついて突っ込んだ議論を行い、一定の指針を示したことは、
「延命治療」についての国(国民)としての合意に向けて、
一歩踏み出した(一石を投じた)ことと思い、歓迎すべき
ことと思います。
明文化された指針が示されましたので、これで議論が一気に
進展することが期待されます。
「延命中止」に対する指針が明確に規定されていないことの
一番の問題点は、多死の時代に入った今、良心的で温かい心
を持ったお医者さん程、“殺人・嘱託殺人・自殺幇助”等など
で訴えられる危険性が高まっていることだと思っています。
「延命中止」の倫理面の指針を確立することと並行して、
「尊厳死・平穏死・安楽死」等など、終末期の医療・介護措置
に対する法整備
〔 ◎ 善意の医療関係者・善意の介護従事者が犯罪者として
処断されることがないように法制度を見直すこと〕を急ぐ
必要性を強く感じています。
今回の「延命中止」問題、前回の「認知症薬の適量処方」問題
日本社会における“潮目”が変わって来ていることを実感する
出来事と思います。
町医者として、長尾先生が情報発信を続けて来られた問題が
いよいよ動き出しました。 この機会にしっかりとした議論を
行い、国民合意に達しないと、また失われた10年を繰り返す
ことになると思います。 そうならないように、両議論の進展
をしっかりと見て行きたいと思っています。
Posted by 小林 文夫 at 2015年12月05日 08:24 | 返信
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