車椅子がずら-と並んだ。
人工呼吸器をつけている人もいる。

神経難病の在宅患者さんも何人か参加してくれた。
ＡＬＳ，多系統萎縮、脊髄小脳変性症、そして認知症や末期がん・・・

１００人強の観客は、ちょうどいい。
長尾クリニックは、何故かいつもキャパに応じた参加者数になる。

ホテルの人もこんなことは初めて、と言いながら、社会貢献できて嬉しそう。
これまで公民館やいろんなところでやってきたが、ホテルが障害者には一番いい。

１年ぶりに外出した、という声を聞くと本当に嬉しい。
さまざまな職員がかくし芸を披露して笑って頂いた。

在宅患者さんとの宴会は、年に３回はある。
弥生会、花見、そしてクリスマス音楽会。

とにかく目標を持ってもらう。
そして外出して、、笑ってもらう。

もちろん、私もサンタの格好をしたり、ジュリーになったり忙しかった。
ちなみに、リハーサルは、１０分だけのぶっつけ本番。

夜の忘年会は、痛飲した。
歳を忘れて３次回までハメを外した。

結局、１２時間以上、クリスマス関係に費やした。
こんな日もあっていいのでは。

合間に、往診や勉強会を挟んでのこと。
帰宅したのは、午前２時前。

つくずく、宴会が好きなんだなあ。
いったんエンジンがかかったら、止まらない性格なんだなあと、思った。

ＰＳ）

ちなみに、下にある「ボケた家族の愛しかた」という近著は、
四刷りになったと丸ちゃんから聞いて、ビックリ！