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海外では認知症患者の安楽死を合法化
2015年12月26日(土)
海外では認知症患者の安楽死を合法化が進められている。
一方、日本では終末期の議論自体が封殺された状況が続いている。
国内外の終末期状況を大西睦子先生が解説している。
一方、日本では終末期の議論自体が封殺された状況が続いている。
国内外の終末期状況を大西睦子先生が解説している。
医療タイムスのインタビュー記事 →こちら
大西睦子先生とは、昨年、シカゴの死の権利大会でお会いした。
先日も、一時帰国中の大西先生と一緒に飯を食べたばかり。
誤解してほしくないのは、私は安楽死に反対していること。
こういう基本的なことを誤解している医療者がとても多い。
尊厳死、平穏死、安楽死の違いを知りたい人に向けては、
「長尾和宏の死の死の授業」という本を書いたので読んで欲しい。
私の願いは、みなさまにリビングウイルを書いて欲しいこと。
リビングウイルを啓発しているのが日本尊厳死協会である。→こちら
たった2000円でリビングウイルを表明できる。
これをコピーして、家族や主治医に渡しておこう。
ウシオ電気の牛尾治朗会長のインタビュー記事も読める。
このHPは、とてもボリュームがあるので全部見るのは大変かも。
大西睦子先生とは、昨年、シカゴの死の権利大会でお会いした。
先日も、一時帰国中の大西先生と一緒に飯を食べたばかり。
誤解してほしくないのは、私は安楽死に反対していること。
こういう基本的なことを誤解している医療者がとても多い。
尊厳死、平穏死、安楽死の違いを知りたい人に向けては、
「長尾和宏の死の死の授業」という本を書いたので読んで欲しい。
私の願いは、みなさまにリビングウイルを書いて欲しいこと。
リビングウイルを啓発しているのが日本尊厳死協会である。→こちら
たった2000円でリビングウイルを表明できる。
これをコピーして、家族や主治医に渡しておこう。
ウシオ電気の牛尾治朗会長のインタビュー記事も読める。
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この記事へのコメント
大西睦子先生の記事が、ひらきません。たぶん当方のパソコンに問題があるのでしょう。
「安楽死」「尊厳死」混同の世論に、いちいち反論したり、説明するのも大変。
「平穏死」提唱の石飛先生、中村先生。「平穏死協会」に名称変更提案の長尾先生に、賛成です。
上野千鶴子さんの近著でも、「平穏死協会」には、賛同されています。
なお、「尊厳死」が、ナチの優生思想や隔離虐殺を連想させることから、抵抗を感じる障がい者も多い。
法制化を焦るよりも、「リビングウイル」表明者が続々増え、世論形成されるよう、願っています。
2016年には、「リビングウイル」というカタカナ言葉の、身近な和訳も生まれ、
2020年までには、「へいおんし」という言葉が、国際語になるよう、願っています。
Posted by 鍵山いさお at 2015年12月26日 12:48 | 返信
やっとひらいた、大西先生の記事によりますと、
オランダでは、「認知症患者の安楽死」についての意識調査も行われ、医師は反対を表明するものが多いが、患者に接する介護者、家族、看護師などが賛成する結果になっているそうです。
法律では、「認知症」と診断された直後の本人が、「まだ」正常な判断ができるときに、「末期時安楽死」を希望する旨を書面としておくとのことですが、
この「本人」を、「私」(第一人称)におきかえてみたとき、なんとも気が重く、やりきれなくなります。
「正常な判断」ができるときは自殺できるが、「末期」は自殺できないので、ということなのでしょうか。
敗戦直後、浮浪児狩りが行われ、女子の一部はトラックから山に放置されました。
兄貴・野坂亡き後、個人的には「後期」「終末期」という官製用語に脅され、社会的には「壊憲」「アベノリスク」という悪夢に見舞われています。
1964年東京オリンピック翌年から始まった国債膨張、1967年から始まった「もんじゅ」投資、核燃料ごみの巨大累積、とまらぬ沖縄基地拡張、これらすべてを清算する宿命を、子々孫々にゆだねざるをえないのでしょうか。
2016年が,老いにとっても若きにとっても、シリア国内避難民にとってもフランス移民にとっても、希望ある年になりますように。
Posted by 鍵山いさお at 2015年12月29日 04:57 | 返信
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