一昨年は、紅白の途中で看とりに呼ばれた。
今年は１件電話があっただけでラッキーだった。

さて、今年の紅白。
みなさん、どうでしたか？

私にとっては、とても良かった、です。
前例がどんどん崩れていき、自由で、楽しかった。

私のＮＯ１は、椎名林檎だった。
ずば抜けて素晴らしいパフォーマンスに感動。

ＮＯ２は、天童よしみ。
松田聖子が後ろでうっとり見とれているような気がした。

ＮＯ３は、森進一。
これが最後かと思うと、グッと来るものがあった。

それにしてもマッチと聖子がトリとは、時代が変わったのだ。
楽しけりゃそれでいい。

なんだか、５０代のための紅白に感じてしまった。
年配の方や若い人には、どう映るのかな、と興味がある。

往年の大物でも、みんな緊張しまくりで、音を外したり、
いっぱいいっぱいで歌っている姿が妙にリアルで面白かった。

正直に告白すると、今夜の紅白を観て一番感じたことは４０歳以降の「老い」だ。
自分の絶頂期を再現できないもどかしさや悲哀を感じていることを、私は感じた。

人生の前半戦の歌手と、人生の後半戦の歌手では、歌う意味が全く違う。
そして人生の最終戦（２人いた）にとっての紅白は、まるで遺言のようだった。


本人が、自分の老いを誰よりも一番分かっている。
だから必死になって耐えている姿が美しい！と思った。

そう、同窓会に出ている感覚とどこか似ている。
みんな平等に年を重ねて、脳の反応が少しずつズレていく感覚。

一流プロゴルファーが全英オープンに出て、ボロボロになって
９０も叩きながらも、グッと耐えている姿を観るような感覚。

ＮＨＫさんを採点するなら９０点かな。
よく分からないのが２～３組出ていたのがちょっと気になった。

実は、それより凄かったのが２３時４５分からの
ジャニーズのカウントダウンライブだ。

昨年は無かったと記憶しているが、今年は新装大開店。
過去最高の演出で、濃密な１時間を堪能させて頂いた。

ジャーニーズのパフォーマンスは人を元気にする。
なにより、なんて素敵な曲が揃っているのだろう。

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さて、今年はのんびりさせて頂きます。
誰になんと言われようと、そうしようと自分に言い聞かせている。

特に目標もなく、いい加減に、行きあたりばったりで過ごせればいい。
まるで青春１８切符の旅のように。

現場があるので、残念ながら旅行はできない。
６０歳になるまで、私的な旅行はお預けかな。

あと、本を沢山読みたい。
家や職場にある一生かかっても読み切れない量の本を、じっくり読みたい。

そして、とにかく歩きたい。
それだけでも大きなテーマである。

元旦に今年の豊富を書いてみたが、特に目新しいものは無い。
それどころか、どれだけ捨てられるかが、課題になるだろう。

なにはともあれ、平和の下で、年越しができたことに、感謝している。
みなさまと一緒に、新しい１年を楽しんで歩んで行けたらと願います。


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