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北斗晶さんから亜利弥選手への手紙

2016年01月19日(火)

ステージⅣの乳がんと闘う女子プロレスラーの亜利弥選手が
1月8日、東京でデビュー20周年記念大会を開催した。
そこに先輩の北斗晶さんからメッセージが届けられた。→こちら
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北斗晶さんは現在、抗がん剤治療中で頭に毛が無い。
そんな彼女の様子は、ブログで詳しく知ることができる。→こちら

私は昨年2月に中居さんの土曜プレミアムで北斗さんとテレビでご一緒した。
あれから1年近くになる。

彼女が闘う決意をしたのも、その番組の収録中に「がんは放置する」という
北斗さんに、「いや、治療したほうがいいよ」とアドバイスしたせいもあるのか。

その時の映像がある。 → こちら


あるいはその時にお渡しした拙書の影響もあるかもしれない。
もしそうなら、責任を感じる。

そんな北斗さんの頭に、いま毛が無い。
なんだか責任を感じるとともに、頑張って欲しい。

また後輩のプロレスラーの方にも頑張って欲しい。

以下、北斗さんのメッセージ。

@@@@@@@@@@@@@@@@@


亜利弥`選手様

はじめまして、北斗晶です。

先日、大きな病気を背負いながらリングに上がり続け、闘うあなたの存在を堀田祐美子選手から教えてもらい、正直、心が締めつけられました。どんな思いでリングに上がり続けているのでしょうか。大好きなプロレスをしている時が、もしかしたら一番幸せなのかもしれませんね。

私は長年思い続けていたことがあります。

プロレスラーは強さよりも、やられても、やられても立ち上がる、その凄さを見せられるのが最高のプロレスラーだと。これは人生においてもそうではないでしょうか。

やられても、やられても立ち上がる、そんな亜利弥`選手の姿を、応援してくれるファンの皆様や、支えてくれる先輩、同期、後輩、家族、仲間……たくさんみんなに見せてあげてください。

リングの前に立つのは対戦相手です。でも、亜利弥`選手の本当の敵は、体の中の癌ですよ。そちらもプロレス同様に必ず叩きのめしてください。私も必ず癌を叩きのめします。

頑張れ亜利弥`選手! 陰ながら応援させていただきます。

2016年1月8日 北斗晶 


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


北斗さんの「やられても立ち上がる」という言葉に勇気づけられる。
日々、プロレスマインドで頑張ろう!


まだ1年が始まって2週間なのに、はや数人の看取りがあった。
昨日も10年以上のがん闘病の果ての在宅看取りがあった。

毎日のように抗がん剤やがん治療の相談に来る人がいる。
まさにがんと認知症だらけの毎日。


1月24日(日)には、14時半から東京の八重洲ブックセンターで
特別ゲストをお迎えしての出版記念トークイベントが開催される。 →  こちら

残席ほんのわずかと聞いたので、希望者はお早めに申し込んで下さい。

外は猛烈の吹雪いているので、明日は大丈夫かなあ。
あるいは、24日は大丈夫か、ちょと心配になってきた。


 

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

やはり、スポーツを極めた方、スポーツの醍醐味を知る方は「芯が強い」と思いました。
部活動であれ、アマチュアであれ、ましてやプロであれば尚更です。スポーツは身体能力を
鍛え向上させるものだと思う方もあるかも知れませんが、一番には、もしくは突き詰めた先には
「精神力」を追求するものであると理解するからです。
精神を極めた世界の中に見るたくさんの美学に、人は感動する、それがスポーツだと思います。
北斗晶さんは、引退し御結婚後にTVに度々登場なさるようになって、ビジュアルも女性らしく
お綺麗になって、たっぷりとしたロングヘアーが印象的でした。
抗癌剤の副作用により、髪を消失することが広く知られていたとしても、自身がそれを覚悟して
いたとしても、やはり心のダメージは図り知れないと想像します。
芸能人としての自覚と覚悟なのでしょうね..面白可笑しく表現し「軽やか」に見せるのは
心の奥に「誰かの救いになれば」という思いが根底にあるのでしょうと思います。
心が無垢になる時に、その姿は美しいと思いました。

Posted by もも at 2016年01月19日 06:27 | 返信

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