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関原建夫の「がん6回 人生全快」
2016年01月25日(月)
書店の出版記念講演会で、有料講演は珍しいらしい。
それでも1週間前になんと満員御礼を頂き、嬉しかった。
そして特別ゲストの関原さんは、大腸がんの手術を2回、肝転移の手術を2回、
左右の肺転移の手術を2回、つまり6回のがん手術を受けてこられた方だ。
つまり、手術と抗がん剤でステージⅣの大腸がんを克服してして15年が
経過したがんサバイバー。
彼の存在自体が、近藤誠理論の誤りの証明である。
関原さん本人を本人を見るために来られた方もいただろう。
入れなかった人は、彼の著書、「がん6回、人生全快」を是非読んで欲しい。
文庫化されているものは → こちら
これだけ冷静かつ詳細な闘病記録は後にも先にも無い。
対談の中で、関原さんはこう言われた。
「あんなもの(近藤誠理論)は、放っておけばいいのに・・・」
あるいは、「近藤誠理論は間違っている」と、一言で終わり。
私のほうが、近藤誠医師のいいところを擁護するという展開になった。
正確には、前半は間違っている箇所を、後半は正しい箇所を述べた。
関原さんのがん克服に関しては実にサバサバしたものだった。
横で観ていて、どこか侍、つまり武士道のようなものを感じた。
2時間を聴いて頂いたみなさまは、どうだったんだろう。
もしかしたら長尾の話よりも関原さんの話に、目からウロコではなかったか。
講演会、そして柄にもなくサイン会終了後は、関原さんとお食事をした。
こんな凄い人と7時間も一緒に過ごしたことになる。
関原さんは、「日本対がん協会」の常務理事でもある。
日本のがん対策について、私が知らないことを沢山教えて頂いた。
関原さんは、クールでクレバーで、何でも知っているもの凄い人だった。
日本のがん医療にもっとも通じた人でもある。
なんと贅沢な1日。
東京は快晴だった。
それでも1週間前になんと満員御礼を頂き、嬉しかった。
そして特別ゲストの関原さんは、大腸がんの手術を2回、肝転移の手術を2回、
左右の肺転移の手術を2回、つまり6回のがん手術を受けてこられた方だ。
つまり、手術と抗がん剤でステージⅣの大腸がんを克服してして15年が
経過したがんサバイバー。
彼の存在自体が、近藤誠理論の誤りの証明である。
関原さん本人を本人を見るために来られた方もいただろう。
入れなかった人は、彼の著書、「がん6回、人生全快」を是非読んで欲しい。
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これだけ冷静かつ詳細な闘病記録は後にも先にも無い。
対談の中で、関原さんはこう言われた。
「あんなもの(近藤誠理論)は、放っておけばいいのに・・・」
あるいは、「近藤誠理論は間違っている」と、一言で終わり。
私のほうが、近藤誠医師のいいところを擁護するという展開になった。
正確には、前半は間違っている箇所を、後半は正しい箇所を述べた。
関原さんのがん克服に関しては実にサバサバしたものだった。
横で観ていて、どこか侍、つまり武士道のようなものを感じた。
2時間を聴いて頂いたみなさまは、どうだったんだろう。
もしかしたら長尾の話よりも関原さんの話に、目からウロコではなかったか。
講演会、そして柄にもなくサイン会終了後は、関原さんとお食事をした。
こんな凄い人と7時間も一緒に過ごしたことになる。
関原さんは、「日本対がん協会」の常務理事でもある。
日本のがん対策について、私が知らないことを沢山教えて頂いた。
関原さんは、クールでクレバーで、何でも知っているもの凄い人だった。
日本のがん医療にもっとも通じた人でもある。
なんと贅沢な1日。
東京は快晴だった。
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この記事へのコメント
関原建夫の「がん6回 人生全快」・・・・・・・ を読んで
昨日行われた“出版記念講演会”の特別ゲストの関原
建夫氏は、大腸がん(2回)、肝転移がん(2回)、
肺転移がん(2回)、トータル6回のがん手術を経験、
ステージⅣの大腸がんを克服して15年、見事に生還
されたがんサバイバーとのこと、この稀有な実体験を
された関原氏の話を直接聞きたかったと残念に思って
います。
対談中、関原氏は “近藤誠理論なんて、放っておけば
良い・・・・・!”、 “近藤誠理論は間違っている!” とコメ
ントされたようですが、具体的に何がどう間違っている
のか? その内容を知りたいと思います。
長尾先生は本ブログで、“関原さんは、クールでクレバー
で、何でも知っているもの凄い人だった。 日本のがん
医療にもっとも通じた人でもある。”・・・・・ と評されてい
ますが、その事実とがんからの生還〔サバイバー〕との
相関関係はどうなっているのでしょうか?
10年程前、私の30年来の友人が肺がんに罹り、懸命
な闘病生活を繰り広げましたが、薬効の甲斐なく他界さ
れました。
彼は勉強家でもあり、関わってくれた医療関係者の指示を
忠実過ぎるくらい遵守し、そして愛妻と、まだ中学生だっ
た2人の娘さんのことを心から想い、生きようという意思
は人一倍持っていたにも拘わらず、残念ながらがんサバイ
バーとなることは叶いませんでした。
関原さんと彼との違いはなんだったのだろうか? と今
懸命に考えています。
彼が関原さんのようにがんについて学び、そして関原さんの
ように判断し、そして実行すれば関原さんのようにがんサバ
イバーになれたのでしょうか?
もし、関原さんのように学び・決断し・行動したら、がんサバ
イバーになれたのとしたら、そう仕向けなかった医療界の
問題も大きいと思います。
どうなんでしょう?! 患者が賢くなり、そして、生きようと
いう強い意思があれば、誰でもがんサバイバーになれるものな
のでしょうか?
関原氏の事例が、必然の積み重ねの結果であれば、関原さんの
生き方に学ぶことは沢山あると思います。
一方、関原氏の事例が、奇跡と幸運の積み重ね(帰結)であった
ら、私たちは関原さんの事例から何を学べば良いのでしょうか?
関原氏と彼との違いを知りたいので ・・・・・、関原氏の書籍“がん
6回、人生全快!”を買って読みたいと思います。
Posted by 小林 文夫 at 2016年01月25日 09:03 | 返信
残念ながら、医学が発達した現代であっても「日本の医療は全国均一では無い」そうです。
なんとなく想像はできますが、例えば癌拠点病院であっても 抗ガン剤専門医が在籍しない 病院は
あるそうで、癌医療に限った話ではなく、医師不足も一因なのでしょうか?病院レベルの不均衡は
実際にあると、公な話として聞いたことがあります。
また、癌を部位別 に縦割りに語れるのであれば、話は簡単かも知れませんが、そのように割り切れる
ものではなく、各個人の遺伝子によっても病態が異なるそうで、遺伝子レベルでの解析は進歩している
ものの、そのための治療の術が万人に効果があるとは限らないのが、癌治療であると聞きました。
Posted by もも at 2016年01月25日 05:10 | 返信
長尾先生と関原さん 対談は、まさに医療での「まじくる」ですね。
対談相手が、親しみやすい長尾先生だから実現したのかも知れません。
医師と患者さんが、同一線上にあって講演会場で対談なさる、という設定自体が画期的だと思います。
対談とは言っても個人の病気を公衆の面前で、具体的に掘り下げて語り合うというのは非実的ですから
さしづめ「 VS 近藤医師理論」に、生き証人として登壇なさったのではないでしょうか。
「論より証拠」ですね。
そして多くの苦難を乗り越えていらした方のオーラに、あやかりたいと思うのが人情であると思います。
文中の「長尾の話よりも」の部分が気になりましたが、けして、そういうことではないと思いました。
Posted by もも at 2016年01月26日 12:11 | 返信
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