北海道の日高町でグループホームを営む下川孝志氏から
毎朝「静内ケアセンター便り」というＦＡＸニュースが届く。

２月１８日のＦＡＸニュースには、「あれは一人の異常者がやらかした
事件で、グループホームはあんなもんじゃない」と書かれていた。→　こちら

暗に、私の過激な論評を読んで怒っているのかな？と内心思っていたら、
２月２２日のＦＡＸニュースには、北海道の介護の質が高いことが書いてあった。


たとえば、虐待件数は、全国に比べてとても少ない。→こちら　　

でも、本当かな？と思う人がいるかもしれない。

本当です！

なぜか？

私は２回、日高町（静内）に行き、グループホームなどの介護施設を
見学してるので、北海道の介護士の質の高さを良く知っているから。


北海道からみれば、今回の事件は「あり得ない」事件。

しかし都会では、「充分あり得る」事件。となる。

私は、いつも思う。

介護職は、毎年、北海道で１ケ月間の介護研修を法人負担で義務ずけたらどうか。
全国の介護職員が順繰りに北海道の各施設に勉強に行くのだ。

その法人負担分は、国が負担してもいい。
法人にあげても、法人の理事長のポケットに入るかもしれない。

現実にグループホーム協会の活動は、北海道が群を抜いて盛んだ。
ひとえに、介護技術に対する向上心が高いからか。

下川さんのような立派な人と親しいことは、私の人生においても宝である。

北海道の介護職の方の名誉にかけて、先日の論評は一部修正しておこう。