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タイ紀行(その14)コンケンの市民病院
2016年02月24日(水)
コンケンでは、大学病院だけでなく公立の市民病院も見学した。
一般市民が1回30バーツ(約100円)で医療を受けられる病院である。
決して豊かな施設とは言えないが志し高い医師や看護師がそこにいた。
一般市民が1回30バーツ(約100円)で医療を受けられる病院である。
決して豊かな施設とは言えないが志し高い医師や看護師がそこにいた。
立派な病院の看板の前に立つ御一行さま。
近くにはセブンイレブンもあるので、
地方都市の中心地近い場所にある。
これが小さな市民病院の入口。
救急者も入って来る。
さっそく待合室から、案内をしてもらう。
紫の服の女性は院長夫人の女医さん。
救急処置室で診療する医師になって3年目の若い女医さん。
テキパキと働いていた。
志高いスタッフたちのメンバー表。
どこの国にいっても、看護師さんには頭があがらない。
数十床の小さな市民病院だが、病棟の中庭には緑がたくさん植えられていて、
とても癒される。
人工呼吸器を装着しているALSの患者さんの個室に入れて頂く。
言葉は通じなくても、手のぬくもりはちゃんと通じた。
部屋に入った瞬間は、辛そうな表情だったが、
激励しているうちにしだいに表情が緩んできた。
メインストリートをあとにする。
ありがとう、コンケンの市民病院。
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この記事へのコメント
おつかれさまです。
タイは恩師の岡大のDr佐野先生が手弁当でよく行ってます。
頭が下がります、勿論長尾先生もですが。
感謝。
Posted by 尾崎 友宏 at 2016年02月24日 01:47 | 返信
タイ紀行(その14)コンケンの市民病院 ・・・・・・・ を読んで
今回のブログ:“タイ紀行(その14)”でも、コンケン
で地域医療に取り組んでいる市民病院の雰囲気が良く伝
わってくる写真を沢山見せて戴きました。
どれも良い写真と思います。
その中の1枚:人工呼吸器を装着しているALSの患者
さんの個室でのお見舞い風景の写真にしばし見入ってし
まいました。
誰もが病気に罹りたくないと願って生きていますが、
それでも病気に罹る人がいます。
暴飲暴食をしたり、生活が乱れて、病気を発症すること
が不思議でない人も中にはいらっしゃいますが、不合理
な病に罹る人もいらっしゃいます。
その最たる病が、膵臓がんであり、ALS病であり、
昨夜から頻繁にTVで報道されている松方弘樹氏の罹ら
れた脳腫瘍などでは? と私は思っています。
それらの病は、日頃の生活習慣とは関わりなく、有効な
予防対策があるのか? ないのか? 分りませんが、
不条理な病と感じています。
そのALS患者さんが、海外からの視察団の訪問を受け
容れたことに驚きを感じています。
この写真をしばらく眺めていて、見舞っている人と、見舞わ
れている人の違い(運・不運?)を考えずにはいられません。
今私は、このシーンのこちら側にいて、ALS病を三人称(他
人事)として見ていますが、あちら側:一人称(私)の病とし
てベッドに臥せていないことは幸運以外の何ものでもないと思
います。
人生を、病を ・・・・・・、 考えずにはいられない写真ですね。
良く、こんな写真が撮れたものと思います。
気づきの多い ・・・・・・、タイ紀行(その15)以降のブログ
のアップを楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。
Posted by 小林 文夫 at 2016年02月24日 08:33 | 返信
臨終近い患者を前にして、医師に「意識はありませんから」「理解はできていませんから」と
言われても、そうではないと思います。医学的にそう言われても、人の温かみと言葉は届いています。
我が母の最期の数日がそうでした。我々子供らが声掛けし、手を握り、微かな反応を感じていました
ので、そうしていましたら、結果的に臨終の日となった朝にも、担当責任者の看護師さんが、私達と
同じように声掛けして下さったと、後に聞きました。その時に看護師さんの手を握り返した反応が
あったそうです。感謝の気持ちで一杯です。
Posted by もも at 2016年02月24日 06:36 | 返信
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