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待機児童の政府認識は甘すぎる

2016年03月16日(水)

以前も書いたが待機児童に関する政府認識は甘すぎる!
国会のおける議論を聞いていると、現実との乖離に驚く。
希望の保育所に入れないので仕事ができない女性は多い。
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私のようなものでも、実態を知っている。

待機児童は政府が考えているよりとても多い。
落選組は合格組をどんな気持ちで眺めているか。

保育士の給与は、勤続10年のベテランでも手取り18万円。
新人なら14万円と、他業種に比べて安い。

ちなみに、介護業界も安い。
忙しい→勉強に行く時間が無い→バーンアウト、という悪循環。

真の成熟国家とは、こうした教育にちゃんと力を入れている国ではないか。

しかしこの国は、現実をまったく把握していない。
介護現場も認知症医療現場も見ようとしない。

・待機児童
・介護現場
・多剤投与
・抗認知症薬・・・

3本の矢もいいが、こうした基本的な矢も大切にして欲しい。
現場の意見に素直に耳を傾けるだけでいいのだが、それができない。

政治とはそんなもんだろう。

ゼロ金利、安保決議、9条改正、原発再稼働・・・

民意とは逆の方向にばかり向かうのが政治なのか。

少子化問題は国家の存亡に関わる。
待機児童問題は、看過できない。

そして保育の量だけでなく、質も担保しなければないない。
すなわち、「教育」にお金をかけるのが本当の国家なのだ。






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