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通達の翌日の記者会見

2016年06月03日(金)

抗認知症薬の少量投与を認める通達が出た。
それを受けて昨日は厚労省で記者会見をした。
通達の意味や今後の課題について説明をした。

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記者会見は約40分間。
20分間私が話して、20分間が質疑応答だった。

「一般社団法人抗認知症薬の適量処方を実現する会」を結成して
わずか半年後に、事実上、適量処方が実現するとは思わなかった。


・増量規定の事実上の撤廃
・易怒性を副作用として認めた
・少量投与を認めた

など、意義がある通達である。
高く評価する。

少量投与に賛同する専門医が多いが懐疑的な専門医もいるので
今回の通達をどのような形で周知するかが課題であると指摘した。

朝日や読売や産経の記者さんたちも来ていたので
これからどんな記事を書いてくれるのか楽しみだ。

患者さんのための認知症医療。
薬が有効な場合と、有効で無い場合がある。

有効とするには、エビデンスないしNBMなどが必要。
少量投与のエビデンスは無い(ことになっている)が、有効な症例もあるのも事実。

とりあえず一歩前進。。









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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

通達の翌日の記者会見 ・・・・・・・ を読んで


① 抗認知症薬の増量規定の事実上の撤廃
② 易怒性を副作用として認めた
③ 少量投与を認めた
など、意義がある通達である。 高く評価する。
とありますが、上記3項目は正に“一般社団法人
抗認知症薬の適量処方を実現する会”が求めて
いた内容そのものと一致していると思います。

抗認知症薬を処方する時、直接患者さんを診て
いる医師の “匙加減” を全面的に認めています。

そして何よりも、抗認知症薬を処方して発現する
“易怒性” “BPSD” を薬の “副作用” として認めた
ことは画期的な一文と思います。


認知症専門医のリーダー的な医師の“抗認知症薬を
処方して、易怒性が発現しても、それは元気が出て
きて ・・・・・・ 薬が効いている証拠。 主作用そのもの
なので、目の前の些細な変容に臆することなく、増量
規定に則って薬を処方し続けなさい!” と言う主張を
退けたものなので、最善(最高)の通達と思います。


今回厚生労働省で行われた記者会見は、約40分。
長尾先生が20分話して、残り20分が質疑応答と
ありますが、通達を出した厚労省担当者からの説明
は無かったのでしょうか?

当事者からの発言も大事ですが、裁定して通達を出
した厚労省側から、通達の真意や行間を補足する説明
がなされれば、より公平で意義のある記者会見になっ
たと思います。

突然の記者会見 ・・・・・・・ お疲れさまでした。
長尾先生の目指していた目標の1つが、早くも成就し
た瞬間だったと思います。 おめでとうございます。

Posted by 小林 文夫 at 2016年06月03日 07:44 | 返信

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