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「国立かいご学院」を開設します!

2016年07月10日(日)

介護施設の職員は、充分な研修を受ける機会が無い。
それが「介護職離職」につながり、悪循環となっている。
本来は国が介護職の教育を担うべき、と主張してきた。→こちら
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ヘルパー2級の資格も無い若い人に当直をさせている現状を
国はどう考えているのか。

きっと、なにも考えていないのだろう。
だから「介護離職ゼロ」なんて、現実離れした戯言を言えるのだ。

本来は、週5日のうちの1日を研修に充てるべきだ。
それを支援するのが国のやることだと、ずっと思っている。

でも国は、絶対にそんなこと、やらない。

こんなこと、ここで言っても何も変わらない。

ならば自分が国になり変わって立ちあがるしかない。

「国立(こくりゅう)かいご学院」を開設することになった。→ こちら
「こくりつ」でも「くにたち」でもない、「こくりゅう」と読む。

国になり変わって立ちあがるのだから(無料だし)、変な名前だが、いいだろう。
要は勝手気ままな、私塾である。

「看取り」や「認知症ケア」に関心がある介護職員は
どなたでも応募して欲しい。

7月26日開校。
2ケ月の1回のペースで講座をやる。
http://www.drnagao.com/img/lecture/kaigo20160726.pdf

拡散希望。

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

「看取りのコツ」と言うテーマは是非参加したいのですけど、夜の7時半から9時までと言うのは大変ですね。
施設介護職の方が対象なので、どうしても、夜なんですね。
国立と書いて「こくりゅう」と読ますなんて、長尾パワー全開ですね。

Posted by 匿名 at 2016年07月10日 02:31 | 返信

凄い!! "尼崎市内" が羨ましい !!

Posted by もも at 2016年07月10日 10:58 | 返信

まず成すべきは医療ピラミッドを崩すことではありませんか。
愚かな医師と看護師の下では、介護職員がどんなに勉強しても苦しくなるだけです。

私は介護職員でもないし医療関係者でもないので、部外者が単に批判しているように受けとられることを恐れつつ、
第一回の「施設での看取りのコツ」講座を聴講し学ぶべきは、介護職員ではなく医師および看護師ではないでしょうか。

厳然とした医療ヒエラルキーが支配する日本では、介護職員は医師と看護師の指示命令に逆らえません。看護師に至っては、常に医師の顔色を窺いながら医師のご機嫌をとるのが第一の仕事です。被介護者の家族として、そういった現場をたくさんたくさん、見てきました。

長尾先生の講義を受けた介護職員が、介護者あるいは死にゆく人の心根に沿った行動をしたいと思っても、そこには、「介護」を支配している旧態依然とした医師・看護師の厚い壁があります。

私は、被介護者の家族を8年やってます。その間に痛感したことは、医師・看護師と介護職員の職業階層、ヒエラルキーと言うそうですが、医師をピラミッドの頂点として、その下に看護師、検査技師薬剤師などが君臨し、さらにその一番下で、介護職員が底辺を支えている構図です。

被介護者およびその家族の心情を一番理解し本人の希望に沿うことを望んでいるのは、ほかならぬ底辺の介護職員です。
医師や看護師は、自分たちの身の保全を第一に考えます。自分たちの職権のために働いています。自分たちの権利を守るためには被介護者の人権や尊厳を犠牲にします。それが医療ヒエラルキーのトップです。
(長尾先生が同様だと言ってるわけではありません。あしからず。)
この構図を変えない限り、意識の高い介護職員はよけいに苦しむと思います。

Posted by 匿名 at 2016年07月10日 01:18 | 返信

匿名様のご意見も、一理有りですけど、介護保険は「利用者第一」ですから、利用者にとって、何が一番良い状態に持って行くべきかだと思います。
施設や上に立つ方達が変わらないのなら、介護者さんは、その施設を辞めるのが一番良いでしょう。
利用者さんの理想の介護ができる職場を探すしかないでしょう。
長尾先生も、或る市立病院の中で癌患者さんの治療に疑問を持ったので、病院を辞して、尼崎で開業したと仰っています。勿論血の出るような苦労も、おありだったでしょうし、真面目に在宅医療をした事を認めてくれる患者さん達に恵まれた事もあるでしょうけど。
でも私は今、失業中なので、理想的な職場で働いているわけではありませんので、偉そうに申し上げてごめんなさい。

Posted by 匿名 at 2016年07月10日 07:26 | 返信

国立(こくりゅう)かいご学院の研修内容を動画サイトで公開してください。
期待しています。

Posted by 平穏CM at 2016年07月10日 09:30 | 返信

2016年07月10日 07:26 の匿名さんへ
コメント書くときに、ごめんなさい、は不要ではありませんか?

みなさん、色んな立場で人それぞれで、職場も家族関係もそれなりに何らかのしんどい面があって、求職中の方もいらっしゃる一方で、もう仕事やめて早期退職ケチケチ生活というのもアリでしょうし、・・・

社会的に活躍していなければ発言権が無い、とは思いません。

誰でもどんな意見でも、それがその時点でその人にとっての真実であれば、書き込んで良いと思います。掲載なさるか否かは、ブログ主催者の判断次第です。書き込む人は、掲載してほしいから、というよりも、長尾先生がちらっとでも読んでくださるだろう、と、自分の言いたいことが長尾先生にちょっとは伝わるだろう、と期待しているからだと思います。

理想的な職場なんて、どの業界でも無いと思います。

私が言いたかったことは、介護施設では、一番長い時間、一番親密に、被介護者と接しているのは介護職員さんです。看護師さんの10倍くらい、医師の50倍くらい、被介護者のことを知っていると思います。にもかかわらず、医師の「鶴の一声」で投薬内容や医療処置が決められていく、そういう現場を被介護者家族として見てきました。
私は、「(介護職員の)○○さんの意見も聞いてください」と、医師に言ったこともあります。返答は、「介護職員の言うことは気にしないで。何もわからないんだから。」---

介護職員の職業意識もピンキリだと思います。できるだけ責任持ちたくない、パート代を稼ぎたいから、介護職だったら仕事があるからやってる、人もいるし、
下手な看護師さんよりはるかにきっちり被介護者の状態を把握している介護職員さんもいます。

ただ、はっきりしていることは、介護施設は病院ではないということです。病気を治療するための場所ではなく、それほど長くは残っていない人生を、少しでも楽しむ場所だということです。
介護施設にも医療は必要です。けれども医療よりももっと必要で重要なのは、介護なのです。
給与体系も含めて、介護職がもっと重要視されるべきだと思います。

Posted by 2016年07月10日 01:18の匿名 at 2016年07月11日 03:04 | 返信

施設介護者ではないのですけど、「看取りの研修」は、是非受講したいので、申し込みました。
もし、介護士さんの空き席があれば、参加したいので、よろしくお願いします。

Posted by 匿名 at 2016年07月11日 01:38 | 返信

初めまして。
先生の地域医療への情熱には頭が下がる思いです。
物事と言うのは、上から見るのと下から見るのと全く違います、又正面から見るのと後ろから見るのとも全く違います。
身寄りのない方の看取りについては、確かに意義があるでしょう。
看るべき子供がいて、帰るべき家のある方の施設での看取りは、施設の敗北だと私は思っています。
私のブログも読んで頂き、又違う考えもあると言う事をわかってほしくコメントさせて頂きました。

Posted by at 2016年07月12日 01:47 | 返信

施設長や、医師の経営者と、考えが違っているのはストレスだと思いますけれど、少し我慢して下さって、介護技術を習って、自分なりの介護技術を習得することができれば、在宅介護もできるし、同じ志の介護士さん達とヘルパーステーションを立ち上げることもできるのではないでしょうか?
長尾先生も、多くの病院を掛け持ちでインターン生活を、送ってお医者さんとしての勉強をなさったようです。私も、もっと多くの職場で働いたら良かったと後悔しています。
現代医学的な考えで鍼灸治療をしている鍼灸院は、あまり無かったと言うこともありますし、古典的考えの鍼灸院に行くと、現代医学で針治療をしている鍼灸師の悪口を言われる事を、恐れました。
現代医学的な治療をしている鍼灸院にだけ弟子入りして、開業したから直ぐに介護支援専門員になれたとも言えますし、長尾先生の仰る事も、ある程度理解できるのではと思います。
古典の文献〈素問霊枢)を現代和訳で読むのは好きです。心理学は現代医学にも通用します。
でも今の中国では「唯物論的な古典」や杓子定規的古典解釈や、迷信の類もあるように思います。
精神の存在を認めない事が多いです。
漢方薬の世界は鍼灸の世界と違って、プラグマチックな世界であるように感じます。私は薬剤師ではないので、よくわかりませんけれど。
介護士さんも大変でしょうけど、色々な経験を積むと、「匿名さん」の仰るように、お医者さんより信頼される存在になると確信致します。ご家族さんも、介護士さんもお互い頑張りましょう。

Posted by 匿名 at 2016年07月12日 08:40 | 返信

博さま;在宅ブログランキングとか親の介護ブログランキングなどと言う世界があるとは驚きました。
姑の悪口もここで発散してれば、姑さんもお嫁さんも平和になれるかもね。
おもしろい!
ツウイートしようと思ったけど、パスワードが無かった。

Posted by 匿名 at 2016年07月13日 07:23 | 返信

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