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「患者はクリニックをどう選別するのか」
2016年07月11日(月)
尼崎の下町に開業して早や22年目に入る。
思えば遠くに来たものだ。
勤務医生活の2倍に及ぶ開業医生活となった。
在宅医療をやっているが、体への負担が大きく、あまり人に勧められない。
しかし「好きだからやっているし、やれている」のだろう。
深夜の電話が2~3本かかるが、これは辛い。
もっかのところ(ずっとだが)、眠ることが最大の快楽になっている。
よく「電話なんてあまりかかりませーん」と言う在宅医がいるが、私は
よほど要領が悪いのか、運が悪いのか、頻回に起こされることが多い。
今夜は、糖尿病の勉強会である大病院の幹部の悩みを聞いていた。
病院経営は今、ほんとうに大変だ。
それに比べたら、私の世代は、まだ開業医のほうが恵まれている気がする。
だから少々では弱音を吐いてはいけないのだが・・・
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この記事へのコメント
おつかれさまです。
Posted by 尾崎 友宏 at 2016年07月10日 01:24 | 返信
弱音を吐いて下さい。
いくら良い事をしていても、早死にしては、元も子もありません。
鍼灸学校の先生も、せっかく弟子入りしたのに、50歳くらいで亡くなりました。
突然死です。
「強化型在宅診療所」を、多くのお医者さんが辞めたと言う記事を読んで、心配になりました。
厚労省は、在宅医を消滅させる気なんでしょうか?
看取りでも、夜中に亡くなっても、朝になって、お伺いしても良いのではないでしょうか?
夜中に亡くなったから、夜中に死亡診断書を書くと言うのでは、在宅医の命がいくらあっても、足りません。
長尾先生も、そろそろ落としなんですし、何とか合理的に在宅診療ができないものか心配です。
Posted by 匿名 at 2016年07月10日 01:34 | 返信
我が家にも町の開業医:掛り付け医が居ます。病院通いは子どもの受診から始まりました。
実家が掛り付けとしていた医院もありましたが、思うところあって却下しました。
ホームドクターと呼ぶのは、家族の誰もが自然に話すことができ、先生に本心を伝えることが
できる点が意義深いと思います。我が家の家庭環境も自ずと知ることとなる先生です。
義母の介護申請用紙に、医師の所見も書いて頂くことができました。
大病院に勤務し専門医となると、病院内での縦の関係・横の関係・役割の分業などがあるために
患者とは、濃いようでいて薄い関係性にもなりかねない。
けれど日常の掛り付け医は、生活や家続関係も知った上での、身体的アクシデントの発見と対処
なので、医師であっても、+αの人間力が必要だと思います。
Posted by もも at 2016年07月11日 08:21 | 返信
その先生の前に座っただけで半分治ったような気持ちになる先生がいました。
お年で医院を閉めてしまったのが本当に残念です。
それから数年、かかりつけ医を決めかねています。
風邪っぴきの時に、あちこちの医院の先生のご尊顔を拝しにいき、様子見をしています。
以前のあのおじいちゃん先生のような、魔法を使える先生は居ないんだな、、、、と、諦めのきもちです。
Posted by 匿名 at 2016年07月13日 10:54 | 返信
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