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1日2千歩で年間4600億円の医療費が削減できる
2016年08月29日(月)
歩行習慣は健康長寿の基礎である。
1日2千歩で年間4600億円の医療費が削減できると試算されている。
それが可能なコンパクトシテイ造りも、今後の地域包括ケアの課題だ。
1日2千歩で年間4600億円の医療費が削減できると試算されている。
それが可能なコンパクトシテイ造りも、今後の地域包括ケアの課題だ。
コンパクトシティ化、徒歩で生活できる街づくりは健康な老後も作る→ こちら
コンパクトシティ化は超高齢化社会で、足腰が弱り長距離歩けない。
車の運転も困難な高齢者が生活するためには重要な課題です。
既に私の実家のある横浜市の戸塚駅周辺などは商店街と役所を駅前に再開発で集積しています。
商店街については良いことばかりではないようですが。
富山市などはLRTなどを駆使しての成功例と言われます。
さて、東京都、大阪府、愛知県のうち、自家用車を利用する割合は東京が約3割、大阪が約4割、愛知が約7割。
それに比例するように、人口10万人あたりの糖尿病患者の外来数は愛知が200万人弱で最も多く、
大阪が150万人超、東京は150万人未満
1歩の歩行量で医療費は0.016円削減できる。
高齢者20万人の都市で1人1日2千歩を歩くと、
1日あたり32円、1年間で約23億円が削減できる
つまり歩くほどに健康になる。これは保健衛生では常識です。
ちなみに一日2000歩は寝たきり廃用防止の最低線。
理想は一日7,8000歩。一万ポ歩けば明るい老後は確実!?
その意味で超高齢化社会、超高齢化した街が活気ある街でいるためには、
もちろん一人一人がより良く暮らすためには、「自然とあるくような、歩いて用が足りる」街づくりが必要
空き家率が上昇しつつある今、特に人口流出する地方都市は、減築そしてリノベーションの時期を迎えています。
超高齢化だけでなく魅力ある街づくり街の再生まで含めて、コンパクトシティ化に取り組むべきなのだと想います。
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いい記事だ。
>高齢者20万人の都市で1人1日2千歩を歩くと、
>1日あたり32円、1年間で約23億円が削減できる
計算すれば分かるが、日本には高齢者が4千万人いるので、20万人を20倍すると、
日本全体で、4600億円削減できる。
これは1日、2000歩の試算なので、もう少し頑張れば、年間1兆円の節約ができる。
もちろん本人もハッピーになり、いいことだらけ。困るのは病院くらいだ。
拙書「病気の9割は歩くだけで治る!」は、お陰様でまだベストセラーが続いている。
10ケ月間もアマゾンの病院医者部門で1位を続けていることは嬉しい。
いまだに、いろんなメデイアから取材を受ける日々。
さらに、9月17日には「第5回日本ノルデイックウオーク学会」で講演することになっている。
「歩く」という医療を真剣に考えている医者もいることを知って欲しい。
週刊現代はそんなことは報じてくれないが、知っておきたいことだ。
今回の大会長は日本尊厳死協会関西支部理事の辻先生である。
「歩くことは動物の尊厳である」、そんな話ができたらいいなあ。
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この記事へのコメント
近所のお年寄りが、三々五々歩いているのです。
中には六甲縦走路を登ってきたひともいます。
「へえ!六甲山へ行ってきたの?」と驚くと「歩いたら健康にいいって言うから、歩いてる」と言っていました。凄いブームです。
台風10号も、「徘徊台風」と名前がついているそうです。
被害が出ませんように。
Posted by 匿名 at 2016年08月30日 10:09 | 返信
駅の階段を上り発車前ホームで、小走りの子どもたちにつられ右ひざを痛めて、もう1か月。
イチローやボルトの走りを参考?に、睡眠穴で着地し、ひざ裏を伸ばし、やや前傾しながら、前足を一直線にし、重心をしっかり乗せるようにして、日々リハビリしています。
前に歩いている人を追い抜く余力はありませんが、後から付いて行く!と、
ハイヒールの人を筆頭に、多くの人がひざを曲げて歩いていることに、気づきます。
また、ショルダーバッグの人、片手に荷を持つ人は、肩が左右にゆれるだけでなく、体全体がどちらかに傾いています。
いずれも歩けば歩くほど、ひざを痛め、骨盤を痛め、肩を痛め、猫背気味になり、窮屈な口呼吸になるのではないでしょうか?
かくいう者に、その自覚があります。
他方、脳卒中後とみられる方が、杖で一歩一歩ふみしめ、または歩行器を押しながら歩いておられ、1年もたつと、堂々とかっ歩されている風景に、何人もお会いしました。
なんらかの事情で歩きがたい人は、室内で赤ちゃんのハイハイ、片足ひざうらストレッチ(アキレス腱のばし)も、下半身、上半身、腸腰筋、横隔膜、脊柱筋にも効果があるのではないでしょうか。
「あらゆる変化を内包するのが『中庸』である。人が生きる上でも、中庸を忘れては行き詰まってしまう。」
Posted by 鍵山いさお at 2016年08月30日 07:46 | 返信
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