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あー、夏休み
2016年08月04日(木)
暑い、暑い、毎日。
各地で夏祭りや花火大会が行われている。
この季節になると頭に流れる音楽は、TUBEの「あー、夏休み」なのだ。
各地で夏祭りや花火大会が行われている。
この季節になると頭に流れる音楽は、TUBEの「あー、夏休み」なのだ。
李登輝さんの話や全国自治体の首長さんや議員さんと意見交換、
そして小さな講演会のために先週末、2年ぶりに石垣島を訪れた。
石垣島へは関空からでも羽田からでも、直行便があり2時間半程度で到着する。
大阪・東京間の新幹線の移動時間と変わらず、現代人の恩恵にあずかった。
まず、石垣島は大阪よりずっと涼しい。
これはこれで、よく考えれば異常なこと。
時間がゆっくり流れている。
そこに居るだけで癒される。
石垣港の近くに大濱信泉記念館がある。→こちら
この方は、石垣島出身で早稲田大学総長にまでなられた島きっての偉人だ。
そこに入ると「名誉市民」の称号を持つ人の写真が飾ってある。
・具志堅陽行
・夏川りみ
・ビギン(3人汲)
・そして尼崎の偉人でもある比屋根さん(エーデルワイス会長)など・・・
石垣島の飲み屋街は充実している。
肉、魚、唄、そして踊りで大盛況だ。
離島行きのフェリーに飛び乗り(本当に飛び乗った)40分後には、
20年ぶりに西表島に渡った。
・星砂
・由布島
・うなり崎
・月ケ浜
・白浜。。。
20年前と変わっているところと変わっていないところを探した。
昼間は誰もいないあまりにも美しい砂浜を
そして夜は、満天の夜空、天の川を眺めていた。
流れ星が1時間に何個も見える。
なんとイリオモテヤマネコさんも挨拶に来てくれた。
西表の動物は、見たこともない美しい蝶も鳥もトカゲもヤギも
そしてイリオモテヤマネコさえも、向こうから挨拶に来てくれる。
普通は人間が近づけば逃げるのだろうが、この島の野生動物は人懐っこい。
西表の道路は島の半周しかない。
北の行き止まりが白浜だが、そこの公民館の壁にはいい言葉があった。
人生、こうありたい。
今回、白浜港からさらに船に乗り、「船浮」という集落にまで足をのばした。
小さなフェリーの中で、呼吸が苦しそうな女性がいたので声をかけてみた。
その女性は、船浮生まれだが、祖内に嫁がれて法事の帰りだという。
医療について聞いてみると、不満が嵐のように飛び出してきた。
西表島には病院が無く、診療所が2つだけ。
そこに薬をもらいに行くそうだが、医師が血圧を測らず聴診器をあててくれないという。
この不満を10回くらい聞かされて、彼女はこう言った。
「先生、この国の医療はおかしいで。なんとかしてや!」
どこに行っても、医者の悪口かと思った。
信頼しているのは、石垣島の病院だ。
そこの薬袋を見せると丁寧に診てくれるという。
石垣にドクターヘリで行く時は、西表の診療所の医師の許可がいるという。
彼女は、まだ一度もドクターヘリに乗ったことはないが、医療事情を詳しく教えてくれた。
彼女がもっと信頼しているのは、沖縄本島から石垣まで来てくれる医師であり、
なにかあれば東京の病院にかかるという。
船浮の人口は、たった45人。
船浮小学校は4人、中学校は3人で、教師が9人。
来年はみんあ卒業して、小学校と中学校を合わせてもたった一人になると。
しかし先生は、6人もいると。
生徒1人に先生6人だから、「24の瞳」どころではない、なんと贅沢な集落だ。
その集落の裏には月ケ浜に次ぐ究極のビーチがあり、そこに至る小道にも蝶が舞う。
西表島は石垣島より大きいが、タクシーは一台しかない。
18時を過ぎると、まだまだ明るいが、船もバスもレンタカー屋もすべてストップする。
石垣空港までに道からの夕日がまた格別だった。
19:45分の石垣空港はこんな感じで、名残り惜しい。
あー、夏休み。
みなさんの夏はどんな夏?
そして小さな講演会のために先週末、2年ぶりに石垣島を訪れた。
石垣島へは関空からでも羽田からでも、直行便があり2時間半程度で到着する。
大阪・東京間の新幹線の移動時間と変わらず、現代人の恩恵にあずかった。
まず、石垣島は大阪よりずっと涼しい。
これはこれで、よく考えれば異常なこと。
時間がゆっくり流れている。
そこに居るだけで癒される。
石垣港の近くに大濱信泉記念館がある。→こちら
この方は、石垣島出身で早稲田大学総長にまでなられた島きっての偉人だ。
そこに入ると「名誉市民」の称号を持つ人の写真が飾ってある。
・具志堅陽行
・夏川りみ
・ビギン(3人汲)
・そして尼崎の偉人でもある比屋根さん(エーデルワイス会長)など・・・
石垣島の飲み屋街は充実している。
肉、魚、唄、そして踊りで大盛況だ。
離島行きのフェリーに飛び乗り(本当に飛び乗った)40分後には、
20年ぶりに西表島に渡った。
・星砂
・由布島
・うなり崎
・月ケ浜
・白浜。。。
20年前と変わっているところと変わっていないところを探した。
昼間は誰もいないあまりにも美しい砂浜を
そして夜は、満天の夜空、天の川を眺めていた。
流れ星が1時間に何個も見える。
なんとイリオモテヤマネコさんも挨拶に来てくれた。
西表の動物は、見たこともない美しい蝶も鳥もトカゲもヤギも
そしてイリオモテヤマネコさえも、向こうから挨拶に来てくれる。
普通は人間が近づけば逃げるのだろうが、この島の野生動物は人懐っこい。
西表の道路は島の半周しかない。
北の行き止まりが白浜だが、そこの公民館の壁にはいい言葉があった。
人生、こうありたい。
今回、白浜港からさらに船に乗り、「船浮」という集落にまで足をのばした。
小さなフェリーの中で、呼吸が苦しそうな女性がいたので声をかけてみた。
その女性は、船浮生まれだが、祖内に嫁がれて法事の帰りだという。
医療について聞いてみると、不満が嵐のように飛び出してきた。
西表島には病院が無く、診療所が2つだけ。
そこに薬をもらいに行くそうだが、医師が血圧を測らず聴診器をあててくれないという。
この不満を10回くらい聞かされて、彼女はこう言った。
「先生、この国の医療はおかしいで。なんとかしてや!」
どこに行っても、医者の悪口かと思った。
信頼しているのは、石垣島の病院だ。
そこの薬袋を見せると丁寧に診てくれるという。
石垣にドクターヘリで行く時は、西表の診療所の医師の許可がいるという。
彼女は、まだ一度もドクターヘリに乗ったことはないが、医療事情を詳しく教えてくれた。
彼女がもっと信頼しているのは、沖縄本島から石垣まで来てくれる医師であり、
なにかあれば東京の病院にかかるという。
船浮の人口は、たった45人。
船浮小学校は4人、中学校は3人で、教師が9人。
来年はみんあ卒業して、小学校と中学校を合わせてもたった一人になると。
しかし先生は、6人もいると。
生徒1人に先生6人だから、「24の瞳」どころではない、なんと贅沢な集落だ。
その集落の裏には月ケ浜に次ぐ究極のビーチがあり、そこに至る小道にも蝶が舞う。
西表島は石垣島より大きいが、タクシーは一台しかない。
18時を過ぎると、まだまだ明るいが、船もバスもレンタカー屋もすべてストップする。
石垣空港までに道からの夕日がまた格別だった。
19:45分の石垣空港はこんな感じで、名残り惜しい。
あー、夏休み。
みなさんの夏はどんな夏?
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この記事へのコメント
あー夏休み!..暑いですね!
朝から青空に厚い入道雲、時に稲妻や落雷の夕方など、まるで夏の終わり:秋の始めのような
気象ですが、風が少ない日は蒸し暑くてこたえます。
島は気持ちいいでしょうね。夫は島フェチで、語らせたらうるさいです。説明など聞かなくても
海風と綺麗な砂浜、大らかな人情と風土は想像できて羨ましいです。
医師資格をお持ちでしたら、若いうちに人生のひと時を、そういった環境に身を置いて
歓迎された環境で自分磨きに徹するのも、ひと味違った、お医者さんになれそうで良い選択肢だと
思うのですが、医療界内の事情では、そんな行為は "浦島太郎物語" になりかねないのでしょうか。
フェリーで居合わせただけの関係には見えないような、親密感ある写真は、いい写真です。
御婦人と長尾先生のお人柄が現れた、一期一会が感じられます。
公民館の看板にある文字は素晴らしいですね。まるで、長尾先生が設えたみたいです。
縁なんでしょうねぇ
Posted by もも at 2016年08月04日 10:01 | 返信
こんばんは。ゆっくり出来て良かったですね。
それにしても海の色がきれいですね。
空の色も澄んでいますね。
Posted by 匿名 at 2016年08月05日 09:48 | 返信
夏休み…
実はこの夏休み…冬休み 春休みっていうのが
とっても キツくって
訪問看護ステーションのスタッフのお子ちゃまが
お休みのなので
訪問に行ってくださるスタッフの人数が減り
勤務表作りに苦労しています
夏休み…
親はたいへんです…笑
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2016年08月06日 12:27 | 返信
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