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忙しいお盆だった
2016年08月18日(木)
普通の人は、お盆はお墓参りや旅行だろう。
しかし私はずっと仕事だったが、予想に反し結構忙しかった。
普段よりも忙しい「嵐の外来」に、驚いた人も多かっただろう。
しかし私はずっと仕事だったが、予想に反し結構忙しかった。
普段よりも忙しい「嵐の外来」に、驚いた人も多かっただろう。
私以外の医師は順番に夏休みを取れる。
2週間なので週休と合わせると16日間の海外旅行にも行ける。
それが当院の医師のオキテなのだが私は例外。
この数年間、盆も正月も、お留守番に徹している。
外来も在宅も、普段とかなり様子が違っていた。
お盆休みの子供たちが帰ってきたり、外来につき添って来られる。
それはそれでいいのだが、家族への説明に時間がかかるのだ。
「おふくろが、こんなに痩せたが、ほおっておいていいのか?」
「おやじが弱っているが、入院させないでいいのか?」・・・・
もちろん丁寧に応えるが、なかなか納得は得られない。
子供の頭には、元気だった時の親の姿しかないのだろう。
現実に唖然として、心配になり説明を求められることがたびたびあった。
当然いつもより時間がかかり、外来も在宅も大渋滞するのがお盆、なのだ。
「親の老いを受け入れる」という自分の本を子供に渡そうかとも一瞬思う。
しかしそんなものを渡したら、怒り狂いそうな気がして躊躇してしまう。
そのあとに出た、寂聴さんが書かれた「老いも病も受け入れよう」は
どこかタイトルが似ているが、決定的に違う点がある。
寂聴さんの本は、本人に向かって書かれた本で
私の本は、その子供たちに向けて書いた本なのだ。
一人称本と二人称本の違い。
前者は受け入れやれ易いが、後者は難い。
その難しいところに挑戦した本を、数冊連続で書いてきたがまだまだだ。
お盆は認知症外来であり、家族説明外来でもあった。
「家族」が日本の医療・介護のキーワードである。
2週間なので週休と合わせると16日間の海外旅行にも行ける。
それが当院の医師のオキテなのだが私は例外。
この数年間、盆も正月も、お留守番に徹している。
外来も在宅も、普段とかなり様子が違っていた。
お盆休みの子供たちが帰ってきたり、外来につき添って来られる。
それはそれでいいのだが、家族への説明に時間がかかるのだ。
「おふくろが、こんなに痩せたが、ほおっておいていいのか?」
「おやじが弱っているが、入院させないでいいのか?」・・・・
もちろん丁寧に応えるが、なかなか納得は得られない。
子供の頭には、元気だった時の親の姿しかないのだろう。
現実に唖然として、心配になり説明を求められることがたびたびあった。
当然いつもより時間がかかり、外来も在宅も大渋滞するのがお盆、なのだ。
「親の老いを受け入れる」という自分の本を子供に渡そうかとも一瞬思う。
しかしそんなものを渡したら、怒り狂いそうな気がして躊躇してしまう。
そのあとに出た、寂聴さんが書かれた「老いも病も受け入れよう」は
どこかタイトルが似ているが、決定的に違う点がある。
寂聴さんの本は、本人に向かって書かれた本で
私の本は、その子供たちに向けて書いた本なのだ。
一人称本と二人称本の違い。
前者は受け入れやれ易いが、後者は難い。
その難しいところに挑戦した本を、数冊連続で書いてきたがまだまだだ。
お盆は認知症外来であり、家族説明外来でもあった。
「家族」が日本の医療・介護のキーワードである。
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この記事へのコメント
バイキング で 受動喫煙
問題に してるだけで
ほっとする、
(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)^_^
^_^
さて 公報から
フェイス ブック
すすめ て頂く
また
色々ある 無料 ブログも
あれこれ 指導
受けられて
嬉しい
おぎようこ
おこ(^o^)らんど
墨あそび詩あそび土あそび
(^o^)(^o^)(^o^)
あつさつつきそう
注意 (^o^)必要
おたがい きをつけましょう、、?!
Posted by おこ at 2016年08月18日 01:35 | 返信
こんばんは。
今年は先生も初盆だったのに
お疲れ様でした。
きっとお母様も帰って来られていて
先生の外来や在宅の診察を見ておられておつかれさまと
言われている気がします。
Posted by 匿名 at 2016年08月18日 07:37 | 返信
寂聴さん、尼僧さんでいらっしゃる慈悲深さは勿論ですが、それ以前に一般人としての御自身を、
作家活動を通して半生を赤裸々に明かしておられる強さに感服します。強さに裏打ちされた
優しさは本物だと確信しています。僧侶の修行によって悟りを得る過程というのは、一般には
見え難いものですが、僧侶としてプラスアルファの『人』が見え隠れする、その魅力も絶大です。
奔放さと明け透け感(オープンマインド)が、長尾先生と意気投合する、気の合うお二人、と想像
できます。御身体の具合が芳しくない近年であっても、世の政治を憂いて日本を案じ、そしてまた、
御自身の老いを語ってみせていらっしゃいます。長尾先生との対談が実現しますように、と
心より願っています。
Posted by もも at 2016年08月18日 08:48 | 返信
わたし…
なんちゃって社長なんです
同じく うちのスタッフには休暇があります
先生の足元には及びませんが…
私も お盆 お正月 ゴールデンウイーク…は ありませんでした
この道を自分で選択して…
これから どこに向かっていくのかを 考えていかなくちゃ〜と思っています
因果応報…ですかね
頑張った分だけ 結果が出ますと信じたいです
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2016年08月19日 12:55 | 返信
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