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抗認知症薬適量処方の会・第2回セミナー

2016年08月21日(日)

今日は、品川で「抗認知症薬の適量処方を実現する会」主催の
第二回特別セミナーがあり、昨夜にひき続き勉強をさせて頂いた。
約500人の会場は満員御礼で、立ち見が出るくらい盛況だった。
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冒頭、山東昭子・参議院議員さんが挨拶をされた。
この会は市民のための会であるが、義理がたい方だ。

続いて、久保原弁護士が6月1日に出た「少量投与を容認する」
という事務連絡の報告とその意味などについて解説をされた。

続いて、私は「認知症と薬ー絶望から希望へー」と題して講演した。
動画を3つほど使い、副作用の周知がまだまだであることを訴えた。

続いて、河野和彦先生が副作用とコウノメソッドについて熱演。
会場は熱気と笑いに包まれた。

500人の会場は会場は満員御礼で、立ち見まで出た。
マスコミ関係者もたくさん来られていた。

しかし様々な圧力があるので、大手マスコミはまず報道しない。

この問題は大きく、難しく、大変なことをやっていることを
500人と共有できて有意義だった。

たった6ケ月で厚労省から通達を出すことができたのだが、
この会は、6月1日の通達で終わりではなく出発にすぎない。

これからやるべきことが沢山あるなあ、とあらためて思った。
来年は、8月20日に第三回を開催予定だ。

この会の代表理事をやることであちこちから矢が飛んでくる。
しかし誰かがやらないといけないのでやっているだけである。

終了後に、素敵な女性2人から声をかけられた。
東京医大の学生時代に合コンで遊んで頂いていたフェリズの女子たちだった。

正確には、33年ぶりの再会。
しかも合コンで遊んでもらっていた優しい人たちなので、一瞬驚いた。

恥ずかしくて2人のお顔を正視できなかった。
昔の想い出には、いい歳こいてシャイなのだ。

「長尾君、全然変わっていないね」という言葉を素直に喜びたい。
そう心はまだ20歳台なのだが、体だけがオジイサンになったのだ。

先週の高校の同窓会に続き、30~40年ぶりの再会が続いている。
生きていればまたいつかどこかで会える、 のだ。

当たり前のことだが、なんだか嬉しくなった。

今朝起きたら、10歳年下の知人の訃報が入っていたからである。
がんにやられたが、家族に見守られた穏やかな最期だったという。

帰阪中であるが、さあこれから頑張って往診するぞ!
日曜日の夜はみんないるので往診に適しているのだ。




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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

お疲れ様でした。
合コン相手が現れるなんて、一気に若返りますね。名前と顔が一致して覚えられているとは..。
やはり「全然変わってないね。」はホントに嬉しいですね。
今回も、楽しいセミナーでした。参加できてよかったです。
大きな会場に沢山の来場者・関係者が詰める雰囲気は、開会の時には緊張感も漂っているのですが、
閉会時には緊張も緩み、和やかな雰囲気になっているが印象的です。長尾先生のフランクな話しぶりと、
河野先生のユーモアを交えた認知症解説のおかげでしょうか。加えて、診察の様子を記録した動画には、
before & after が紹介されていて、どの患者さんも見違える程お元気になられて笑顔が溢れて
いらっしゃるのが、ホッとさせてくれる所以かも知れません。
個人的にスカッとした気持ちで、帰路を歩きながら、このサッパリとした感覚は何かを考えて
みましたら、"まっすぐなことが語られているから" と気が付きました。正義と書くと、物々しい
感覚に聞こえてしまいますが、肩ひじ張った、そういうものではなく、ごく自然に当たり前な
論理が当然として語られている、そんな居心地の良い場所でした。
単に医療セミナーを趣味としてハマったのではなくて、やはり "シンプルで真っ直ぐな道" を
好み、求めて足を運んでいる自分だと再認識しました。
これからも応援しています。

Posted by もも at 2016年08月21日 07:31 | 返信

本日は面白いセミナーをありがとうございます。
長尾先生のお話しを聴いたのは初めてではないのですが、今日は格別に面白くて身を乗り出してしまいました。
犬の認知症が目茶苦茶興味深かったです。

帰りに河野先生にだけ挨拶しましたが、是非とも長尾先生とももっとお近づきになりたいです。
私は大分丘の上病院の隠れ実践医D2659ですが、今日から先生のブログもチェック致しますのでよろしくお願いいたします。

Posted by 谷 利文 at 2016年08月21日 09:42 | 返信

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