このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

SEX依存症?

2016年08月27日(土)

高畑容疑者が逮捕され、母親の謝罪会見が大きく報道されている。
タブロイド紙には「SEX依存症」という文字が踊り、人々は興味深々。
ああ、日本は平和だなあとも思う。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 

歳が倍ほどの女性を計画的に襲ったという。
襲ったと言っても押し倒しただけという説も。

被害者の女性とされるニセ写真がネット上で拡散している。
誰だって、どれだけ魅力的な女性なのか知りたいところだろう。

もし50歳の俺様が、100歳の女性を襲ったならば・・・
ちょっといい話になるのかもしれない、なんて冗談を言えば不謹慎。

その女性は心身ともに傷ついておられるので軽率なことは書けないが。

高畑容疑者の気持ちは男性であれば、理解できるという意見もあるのでは。
しかし、なんだかの理由で、その瞬間、抑制が利かなくなったのだろうか。

接見では、「死にたい」と言っていたそうなので、「魔がさした」のだろうか。
一時的に前頭葉の機能が低下したと考えられる。

もし本物のSEX依存症であれば、誰でもよかったはず。
わざわざその人に狙いを定めた行為は、『依存」というよりストーカー的だと感じた。

そもそもオスは、それなりにストーカー的である。
合法的なストーカー的プロセスを経て、結婚し家庭を築いたりする動物だ。


しかし母親に息子の性癖を聞くのは、レポーターの完全なルール違反。
ここは、すでに批難されているが、同意見である。

母親の会見は、なんとも言えないが、仕方がないし、よくやったと思う。
問題はメデイアが、その内容をどんなスタンスで報じるのかだ。

そもそも個人的には、そんな大問題なのか?
もっと大切な問題がたくさんあるのに、どうしてこんなことを大々的に報じるのか意味不明。

そんな時間があるのなら、たとえ5分でもいいいので平穏死や在宅医療について報じて欲しい。
しかしそれは国民の関心ごとではないので報じないだけ。


しかし広い意味ではSEX依存症かもしれない。
共演者にもいろいろ迫っていたというし。

日本はまさに依存症、の時代である。

睡眠薬、ニコチン、アルコール、ギャンブル、チョコレート、スマホ、SEX・・・・
世の中、依存症で成り立っていると言っても過言ではない。

どこまでが正常で、どこからが病気なのか。

高畑容疑者の言葉を待ちたい。
そして被害者の言葉も待ちたい。

オスが気にいったメスを追いまわして、押し倒したという、暑い夏に起きた事件。
平和な日本で起きた、大事件。







2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

離れてから、はじめて

分かる、^_^ 依存 ^_^
しかし
いぞんしょうで
かたずけ
られる ことに
違和感
社会の 風潮 も
気に なりませんか?
おぎようこ
おこらんど
墨あそび詩あそび土あそび

Posted by おこ at 2016年08月27日 04:43 | 返信

人間は何かに依存しないと生きていけないのかな。自分は何に依存しているのかな。ちょっと考えてみよう。皆様はどうですか?

Posted by 社会福祉士河本健二 at 2016年08月27日 05:48 | 返信

私は、高畑淳子さんのファーンなので、彼女が会見して良かったと思いました。
でも御子息のほうは、全く知りません。
母さんの淳子さんは、知性的ですけど、坊ちゃんは、あんまり頭が良い方では無さそうに見えました。
でも、こういう問題は、当事者しか分かりません。女性のほうも見たことも無いですし。
こうなことを言うと、叱られますけど、40過ぎの女性が、22歳の男性に言い寄られて、なんとか逃げられなかったのかとか、知人男性が警察に「高畑の息子が犯人だ」と訴えたと聞くと、ハメられた可能性もあるなあと思ってしまいました。有名人だから訴えたのかも。
十代のお嬢さんが、被害に会って、お母さんと一緒に警察へ恐る恐る相談に行ったと言うのなら、間違いなく男性が悪いのでしょうけど。
電車の中で、お尻を触ったと言われて、会社まで首になる男性の話は怖いなあと思います。
芥川龍之介の小説にこんな話ありましたっけ。「羅生門」でしたね。
埼玉で十代の少年たちが皆で、またしても十代の少年を一人を、虐めて殺してしまいました。
この様な犯罪のほうが悪質で、根が深い思います。

Posted by 匿名 at 2016年08月27日 08:00 | 返信

思い出しました。テレビを観ていると、セクシー女優で有名な橋本(?)まなみさんが、「高畑ユウジ君は、私の事をきれいだとか好きだとか他で言ってるらしいのですけど、私には電話番号を聞いたり、メールアドレスを聞いたり全くしなかったですよ。」と弁護していて、さわやかな女性だなと思いました。

Posted by 匿名 at 2016年08月27日 08:11 | 返信

高畑淳子さんは、紫綬褒章を頂いている売れっ子女優さんでいらっしゃるから、そちらへの
関心も高いのでは、ないでしょうか。親の七光りでスピード出世(?)した息子のあっけない
転落ぶりには誰もが「あ~ァ..」と言いたくなる、母親への同情、関心もあるような気がします。
「母親と息子」という関係性には、娘とのそれとは違った、ある種の生態学的、心理学的な特質が
あるようですし、まして母子家庭。ゴシップ的な興味だけでなく、母親に向けて「お気の毒..」と
思う興味もあるかも知れません。
とは言え..なんたるドラ息子!

Posted by もも at 2016年08月27日 08:38 | 返信

母親の気持ち…
考えるとつらいです

「私の育て方が悪かったんです…」と記者会見で言ってました
母親として 自分を責めてしまいますよね…

大きくなっていく子ども…
親が四六時中 見張っているはけにはいかないです

子どもを信じるしかないですよね

Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2016年08月27日 09:51 | 返信

高畑親子についてを述べるわけではなくて、一般的な親子関係、特に母親と息子についてを
思う時に、公的にも母親サポート(心理的援助)を行う場所(部門)はないのかなァと考えた
ことがあります。
心理学的学問の中では、人間関係の基本である親子関係について詳しく論理されていて、そこから
枝葉のように様々な心理が波及していき、説かれています。誰もが当てはまる人間関係の基礎で
ある「親子」という関係を学門的に読むのは、まるで小説のようです。
・・・連想できる単語と文章・・・
母子癒着という現象
その心の内には“常に甘えられる存在を探してしまう”パターンが意識的・無意識的に備わりますし、
一方では“甘えさせてくれなかった”ことへの怒り・恨み・憎しみのような感情を深く持っていたり
します。インナーチャイルドを癒す心理療法をインナーチャイルドワークといいます。
その小さい頃に感じた痛みを解放していくのです。
・・・・・・・
母子癒着心理を開放していく勧めが述べられています。
昔、ある時に新聞投稿欄に掲載された文章が記憶に残っています。
息子から家庭内暴力を受けている母親を救い出したいと思うが、どこか相談できる場所、避難場所は
ないか?という、母親の友人が投稿したものでした。
ある時には、バスジャック犯の少年を解説する学者(?)が、バスの乗客救出の中継映像を見ながら、
息子に声掛けするために現場に立ち、声を出す母親を見て思ったのか、
「犯人であるその少年にとって、画面に映る、とても聡明そうな、しかっりした母親の存在は、
彼にとっては、果たしてどうだったのでしょうかねぇ。」と発言していました。

心理学的に、学術的に論理が解明されているならば、社会・実生活に即した援助や支援を行って
ほしいと思います。犯罪の低年齢化も気になる昨今です。様々な事件が発生した時に、犯罪者の
家庭環境を云々して鑑賞するのではなくて、社会の土台作りにも目を向ける必要性を、いつも
思います。
(注: 高畑親子を述べたものではありません)

Posted by もも at 2016年08月28日 11:10 | 返信

すみません。黒澤明監督の「羅生門」は、同じ芥川龍之介の作品の中の「藪の中」と題する小説を、「羅生門」として映画化したものでした。であるから、私が申し上げようとしたのは芥川の「藪の中」でした。

Posted by 匿名 at 2016年08月28日 12:50 | 返信

お母さんの高畑淳子さんが、子供を保育園に預ける際、熱があっても何とかして預けた時があったと話していたことを思い、私も働く母親として、その苦しさと後ろめたさと辛さに同意したことを思い出します。

一生懸命に育てたのに、なぜ?
育て方が間違っていたのか、甘やかしすぎたのか?

加害者の母親として、彼女自身にも、罪の意識を持たずにはいられないものではないでしょうか。

男の子を持つ親ならば、いつ、どんなことで、加害者側になるかもしれない可能性を理解し、弱いものをいたわる心を持ってほしいと、一生懸命に教育をしようとするものだと思います。 それが日本の考え方であると私は思います。

女の子を育てるにあたっては、また別のことを思うのだと思いますが、「日本人なんだから、きちんとしなさい」と私は祖母にも母にも厳しく躾をされてきたことを記憶しています。

「日本人って・・・なぜそんなことをいうのだろうか?」と疑問に思ってきましたが、海外で生活をしたり、大きな空港で乗り換えをする際に、その言葉の意味が分かるような気がします。

日本人は、礼儀正しく、相手を思うことができる民族であると、私は海外で生活をして感じ、そして、誇りに思っています。

年齢に関係なく、相手を傷つけて平気なことはない。と、私は思います。
それは、平和であろうが、通常ではない状態であろうが、同じではないでしょうか。 

大地震の後、日本では暴徒が起こらなかったと伝えれれていましたが、伊集院静さんも書かれているように、それは日本では当たり前のことであり、そうでない外国を不思議に思う、礼儀正しく生きているのが日本人であると、私は信じています。

Posted by よしみ at 2016年08月28日 06:37 | 返信

かんがえてみると、水商売でも、風俗業でもない、ホテルの深夜労働を真面目に、勤務している婦人を、まるで売春婦みたいな扱いをしたのは、とんでもないことですね。
高畑祐太氏が22歳の青年なので、なんかどうしてそんなことになったのか思いつかないのですけど、今は不景気なので、深窓の令嬢が結婚して、主人が亡くなるとか、事業に失敗して倒産したとか不幸な事情で、「水商売は、お給料は高いけど、深夜勤務でもホテルのフロント業のほうが硬くてよいから」と言って深夜勤務をしていた楚々とした主婦なのかもしれません。
昔は一般的に、女性が普通の勤務をしているのに、売春婦扱いする年配の男性客が沢山いました。
今はセクハラ防止法で、少なくなっているのかもしれません。
女性の方でも声楽家で「声楽は誤嚥性肺炎を防止する作用があるので、医療だと思っている。でも鍼灸師とかヘルパーとか看護師さんみたいに、男性の裸を触る仕事は嫌だわ」と言った人はいます。
ちょっと声楽を習っていたのですけど、直ぐ辞めました。
ある正常圧水頭症の高齢女性を「痴呆症だ」と言い募って施設に入れたお医者さんの奥さんは「あの人は、看護師さんやヘルパーさんのことは軽蔑してるのよ」と言ったので、おかしいなと思いました。その高齢女性は、鍼灸師でありヘルパーである私を、自分の子供のようにかわいがってくれたので、絶対看護師やヘルパーを軽蔑したりしませんでした。そのお医者さんの奥さんが、きっと看護師やヘルパーさんを軽蔑していたのでしょう。その奥さんは、お医者さんとは別居状態なんだと言っていました。

Posted by 匿名 at 2016年08月28日 06:55 | 返信

「たとえ5分でもいいいので平穏死や在宅医療について報じて欲しい。」
まったくその通りだと思う。
マスコミは、こういうことになると、
「予想つかなかったのか、わからなかったのか」
と母親をたたくけれど、
自分たちだって、高畑裕太をバラエティーでドラマで面白く使っていたではないか。
「予想つかなかったのか、わからなかったのか」って思うよ。
事件が起こると、自分は途端に外部の人間になって批評できちゃうんだねえ、って思います。

Posted by 匿名希望 at 2016年08月28日 10:57 | 返信

週刊誌などを読みますと、この青年は、発育障害か、精神的は障害の様に書いて有りました。
真実は、分かりませんし、被害者には申し訳ないかも知れませんけど、犯罪としては、単純というか、もっと悪質な、性犯罪が多いのではと思います。
政治家とか大企業のトップとか、表に出てこない犯罪も、多いと思います。
佐高信の本に、ある大きな紡績会社のワンマン社長は、高級料亭の若い清純な中居さんを襲って、抵抗された事に腹を立てて「きたない女だ。消毒薬を持ってこい」と言ったとか。こんな表に出ない話は、散々あるらしいです。
今回の件は、アメリカでは、リタリンとか精神安定剤とかお薬でコントロールできるとか聞きました。
自分自身も我が子も、客観的に見る事ができたら、治療方法は、いくらでもあると思います。
自分を客観的に見る事は難しいです。

Posted by 匿名 at 2016年08月31日 02:22 | 返信

おはようございます。
被害者側が沈黙を守っているので加害者側の話、加害者に関する話ばかり出ていますが
本来であれば被害者の事を最優先に考えた報道や議論がなされる事が一番大切なのではないかと思います。

以前、性犯罪にあわれた小林美香さんの講演を聞いた事があります。
当時、20代だった小林さんは仕事の帰りに性被害にあわれます。
場所は普段からよく通っていた人通りのある場所でした。その日から酷いPTSDに悩まされ
そして、性被害の事をわかって結婚したパートナーともPTSDが原因で離婚されます。

小林さんが書かれた性被害にあうということという本を読むと性被害が被害者の方の人生を
どう大きく変えるのかを深く考えさせられます。

ちなみに小林さんが実名を出し、写真を出されているのは小林さんと同姓同名の方が
自分と間違われて嫌な思いをしない為だそうです。
本当に強い女性だと思います。

Posted by 匿名 at 2016年09月01日 09:36 | 返信

長尾先生のブログは、医療ブログで、誰に為の立場に立った意見と言うことは無いと思います。
皆、分からないなりに、色々な感想を言い合って、週刊誌や資料を読んで、思い思いの事を言っています。同じ一人の人が、違う時間で、全く正反対の事を言っている事もあります。
違う意見が多いほど、より真理の近づくのではないかと、私は思っています。
高畑淳子さんの立場で考えたり、被害者の40代の女性の立場で考えたり、22歳の被告の立場で考えたりして、(真相は、分からないのですけど)より真理に近づくのではないかと思います。
検事的意見もあれば、弁護士的意見もあって良いと思います。

Posted by 匿名 at 2016年09月01日 07:16 | 返信

おはようございます。
一つ前の書き込みをした匿名の者です。

〈長尾先生のブログは、医療ブログで、誰に為の立場に立った意見と言うことは無いと思います。

私の書き方がいたらなかった様でごめんなさい。
長尾先生のブログに対してではなくここしばらく加熱し過ぎている報道や情報番組などでの
コメンテーターの方々同士の議論などに対しての意見でした。

もちろん様々な意見があっていいと思います。
私も高畑さんの息子さんが小学生の頃からバラエティ番組の中で高畑さんが息子さんのお話を良くされていたので
これからの活躍を期待して応援していたので残念ですしお母さんの事を考えると本当に胸が痛みます。

ただ、被害者の方にとっては相手が芸能人とか有名な女優さんの息子さんとか全く関係ないのではと思います。

Posted by 匿名 at 2016年09月02日 06:40 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ