増加する梅毒

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増加する梅毒

2016年09月19日（月）

今、梅毒が急増している。
川崎市の宮本町中央診療所の尾上泰彦先生の講演を拝聴。
「アトラスで見る、これが性感染症だ！」は、大迫力だった。

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増加する梅毒

梅毒は痛みが無い、典型例は少ない
５年間で５倍に増加し年間３０００人を超える。
東京が４割、大阪、神奈川と続き神戸は７位。

女性は２０代の若い女性が多い。
異性が同性を逆転した。
先天梅毒も増加している。

梅毒は五類感染症で７日以内に
保健所に届けが必要な伝染病だ。
届けない医師には罰金３０万円だ。

中国では昨年４３万人の梅毒患者（日本の３００倍）がいる。
日本の増加は急増する中国人旅行者と関係か？

悪性梅毒、エイズとの合併なども。

クラミジアも症状がでにくい
一方、淋菌は出やすい

あと淋菌性尿道炎、性器ヘルペス、トリコモナスなどなど・・・・

＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠

尾上先生は日本で一番たくさんの性病を診ているお医者さん。
生き字引のような先生で、テレビや雑誌にもよく出ておられる。

真っ暗な部屋でたくさんの写真を見ていると
さすがにちょっと（かなり）気が重くなった・・・

一般の人が見たら卒倒するような写真ばかりだった。
しかしこれをこれを高校や大学でやれば、効果満点だろうな。

いや、少子化に拍車がかかるかな。
それくらい迫力のある講演だった。

尾上先生のブログを紹介する。→こちら

是非、若者たちに紹介して欲しい。
年寄りが真剣に見ると余計に元気が無くなるかもしれない。

このブログが性感染症の生きた教科書だ。
ほんとうに面白い先生だった。

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posted by 長尾和宏 at 23:51 | Comment(4) | TrackBack(0)

この記事へのコメント

テレビで「梅毒患者が以上に増えている」というニュースでは、「中国人観光客からの感染ではないか」と言っていました。
多くの外国からの観光客が増えていますから、何とも言えません。
私の友達の夫は３年前「劇症肝炎」で亡くなったそうです。どこで感染したかは、彼女は言いませんでした。

Posted by 匿名 at 2016年09月20日 07:31 | 返信

先週位でしたか、SNSで流行を危惧する記事が流れていました。
曖昧な記憶ですが、コップから、唾液から、も感染すると
記事にあったような気がしましたが、違うようですね。
軽い風潮の世の中に、警鐘を鳴らすタイミングになれば、それも
学習かも知れません。
自身の心も身体も、周囲の人へも、人を大事にする、大事に思うという
心配りを説く教育を願っています。

Posted by もも at 2016年09月21日 12:28 | 返信

やっぱ
感染
は、
いや
ですね。

おぎようこ
おこらんど
墨あそび詩あそび土あそび

Posted by おこ at 2016年09月21日 06:39 | 返信

映画「怒り」を見ました。
歌舞伎町とか新宿2丁目的な話題にも、触れる箇所があります。
ブログタイトルとは離れる書き込みですが、映画一遍の中に
凝縮された社会の " ひずみ " が深く胸に刺さります。
感想は、言葉では表現できない位な映画だと思います。
心の深く、ふかーくを探られるような感覚です。
日常で起こりうる事の本質には、全て、人の心が災いしている..
という境地になります。そして、突破口は " 愛 " ですね。

Posted by もも at 2016年09月21日 08:20 | 返信