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熱い熱い2日間、ありがとうございました

2016年09月25日(日)

今、ようやく終わった。
なぜか雨が降ってきた。
無我夢中の2日間、まさに寝食を忘れていた。
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「黒田裕子記念・神戸フォーラム2016」が無事終わった。
一言で言うなら怒涛のような熱い熱い2日間だった。

2016と銘打ってはいるが、まさに一回限りの一期一会イベント。
そんな2日間、神戸に来てくれた1500人の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げる。

全国からこんなに多くの人が集まる研究会はそう無いのではないか。
想いを同じくする仲間たちがこんなにいるんだ、と大きな力をもらった。

なにより、内容が濃かった。これはコメントに書き込んでくれている通り。
メインホールも熱かったが、5階の各会場もそれにも増して熱かった!

もし記録映画にするならば、ゆうに5~6本は撮れた! もっとかな?
そんな内容の濃い2日間だった。

40名の実行委員、そしておそらく40名くらいのボランテイアの方がたに感謝感激。
みなさん「黒田さん」の言いつけを守り、目を見張るような素晴らしい活躍をされた。

自分の人生でこんなに大きな全国大会の大会長を務めることは、一度きりだろう。
そんな2日間が、熱く、盛大に終われたことを、天国の黒田さんに感謝している。

参加られた方、それぞれが大きな収穫を地元に持ち帰って、それぞれの花を咲かせる。
そのための2日間だったのではないか。

不思議なことに大会前夜まで雨が降っていて、今、また結構な雨が降ってきた。
熱い2日間だけが天候に恵まれ、懇親会では神戸の夕焼けを見ることもできた。

きっと天国の黒田さんの採配としか思えない。
黒田さん、ありがとうございます。

疲れていていちいち全部書けないが、すべて良かった。
そして多くの人とも出会いも。

日ホスに入会して頂いた方も、結構おられて、良かった。
とりあえず大会長の務めを果たし終え、脱力感で一杯だ。

当院のスタッフ達も本当に精一杯頑張ってくれたので、成功したのだと思う。
関係者、参加者、すべての方に「ありがとうございました!」と申し上げたい。

企画、広報、連絡、調整、司会、そしてお話と、忙しかった。
大会長かつ大きな会場の司会、という立場だったので言いたいことの1%も言わなかった。

しかしそれが今回のミッションであることは充分に理解している。
ミッションの中で自分の持てる力は、100%、発揮したつもりだ。

もうこんなことは一生無い。
また自分の講演をしていく。

言いたいことを自由に発言しながら、全国各地をお邪魔する予定だ。
でも60歳あたりが、大きな節目だと考えているので来年か再来年まで。

明日の朝一番から在宅医療と外来だ。
大会中もお看取りがあったが、副院長にお願いしてご家族には迷惑をかけた。

まだ興奮が残っていて、寝付けそうもない。
そんな無邪気なオッサンの秋の2日間だった。








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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

黒田さん、

おかげさま。
熱い日々、1500人、、
駆け付けた、
ひとびと、
あつい、ことば、
あつい、おもい、
成功!
駆け付け、
られなかった、

ブログ
投稿 者

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Posted by おこ at 2016年09月26日 05:44 | 返信

感動、感激、充実、興奮、大成功、が伝わります。
「黒田裕子記念・神戸フォーラム2016」全国大会の大会長
大役お疲れ様でした。
各人が、大きな収穫を地元に持ち帰って、それぞれの花を咲かせる
とありますように、光のシャワーが降り注ぐような感覚と印象を
感じます。これからも、その種から芽が出た様子、苗が伸びる様子
蕾ができた様子、花開く様子、そして実の成る様子を、長尾先生が
見て、確かめて頂けますように願い、全国へのお出掛けをお待ちしています。
そして演者の先生方、御講演の再演をお願い致したく、関東へのお出ましを
心よりお待ち申し上げております。

Posted by もも at 2016年09月26日 08:54 | 返信


 おはようございます。
 大変お疲れ様でした。こんなに精力的に活動されたら、免疫力はMAXで
病気とは無縁の方と思われます。
 毎日欠かさずブログを拝見させていただいております。
まったく関係ない分野ながら、田中角栄を彷彿させる気配りと情熱とを兼
ね備えておられると思います。60歳などと言われずに、時にはゆっくりと
休みながらも、このままずっと走っていって下さい。

Posted by 廣田 祐次 at 2016年09月26日 08:55 | 返信

本当に素敵な2日間でした。吹田で主宰する会議をスキップした価値がありました。

セッションの時間が2.5H~3Hとたっぷりあったので、十分納得・満足できました。

「ホスピスの授業」は吹田での今後の活動に大きなヒントを頂けたし、「緩和ケアエキスパート」では在宅医さん・看護師さんのケアに対する基本的な姿勢を学べて、是非吹田に持ち帰りたいと思いました。
随分大きなお土産を頂きました。

医療の知識皆無の私が強く感じたこと:
①「せん妄の常識を変えよう」(山川さん)と、②「認知症の人も地域で暮らせる」(河野さん)。
いずれも医学会ではマイナーなご意見でしょうか。私には評価する力がありませんが、ご主張が本当なら、早急に広く伝播してほしいものです。

それにしても、河野さんの抄録で「正しい処方を世に広められる立場にある医師は、まず製薬会社と利益の関係を持たない必要がある」と大胆に書かれていることも評価したいです。

それにしても、懐かしい黒田さんの思い出を甦えらせることができたのは嬉しかったし、長尾さんの歌はブログで少々は承知していましたが、玄人はだしの歌には聞き惚れました。  以上

Posted by 小澤 和夫 at 2016年09月26日 09:45 | 返信

初日に、14時からdignity therapyの分科会に参加させて頂きました。
大変興味深いテーマでした。もっと深めたいと思っていましたら、翌日25日(日)に会場での神陵社の本の展示を見ていましたら、「診断と治療社」から「対話.コミュニケーションから学ぶ スピリチュアルケア」と言う本が出版されていました。編集は谷田賢俊(山口大学大学院医学系研究医療環境学教授)大下大圓(飛騨千光寺住職;京都大学大学院研究科講師
伊藤高章(桃山学院大学大学院社会学研究科教授)と書いて有りました。購入して家に帰って本を開くと黒田裕子(ひろこ)氏が執筆していらっしゃいました。
【P22;災害時のスピリチュアルケア、災害現場に「人間」と「地域」と「暮らし」を一体化したケアを!
(はじめに)
終末期医療に興味があり、アメリカで学び、その後臨床の場、教育の場で「死にゆく人々(患者).家族」に対して悲嘆ケアに取り組んでいた。
1995年1月17日阪神.淡路大震災では、被災者となりその日からボランティア活動を実践し、生存者や遺族となっている方への悲嘆ケアを継続している。
病院での段階的な死、予期悲嘆と向き合っているときのケアと震災のように不条理な死に対してのスピリチュアルケアを現場から学んだ。現場には「遺族」だけではなく、家、仕事等生活を喪失した人も多く、これらの人々に対してもスピリチュアルケアは必要である。現場には、様々なニーズがある。これは現場でのボランティア実践があって見えてきたことである。理論としてのスピリチュアルケアではひとくくりにできないのが現場のケアである。これまでの経験.学びから「理論と実践の統合」という事を言い続けている。
スオイリチュアルケアケアにおいてもこの視点が重要である。
災害時におけるスピリチュアルケアに重要なのは、グリーフケアを視野に入れた活動である。ここに様々な悲嘆におけるスピリチュアルケアについて、述べることにする。】
そのあと黒田裕子氏は、(事例プロフィール)を書いていらっしゃます。
大変興味深い事例です。是非購入なさって、お読み下さる事を、希望致します。

Posted by 匿名 at 2016年09月26日 08:56 | 返信

長尾先生、大会長おつかれさまでした。
春に先生の平穏死のお話を聴く機会があり、
とても感銘を受けた一人で、
現在兵庫県内で訪問看護師として働いています。

神戸フォーラムの知らせを聴いてから
この日を楽しみにしてきました。

身体が二つも三つもあったなら
聴きたいお話がたくさんありました。

でも、悩みに悩んで今回は
二日間とも…ランチョンセミナーも含め、
メインホールのど真ん中で聴かせてもらい
貴重な時間に改めて感謝いたします。

言葉ではうまくまとめられませんが
とにかく胸がいっぱいの二日間。
生前にお会いすることがなかった黒田さんの
素晴らしい活動と思い、行動力に
涙が出ました。

先生のお歌もとても良かったです。

日本全国にはいろんな場所で
それぞれ頑張っている人、
輝いている人がこんなにたくさんいるんだと
とても刺激になったし、
これから私が看護師として
どんなふうに生きていくのか
自分と向き合う時間にもなりました。

本当にありがとうございました。

Posted by あや at 2016年09月26日 10:11 | 返信

アグレッシブ という言葉が好きです。
けれど、今の日本でアグレッシブを単一で付き進むのは危険が伴うと思います。
企業や団体に所属していれば、このような書き込み行為ですら、いつの間にか
察知されていたりもします。大抵の社会人が、何かしらの場面で自分を抑制して、
思うことの何割も言えないまま日常を過ごしていたりしますが、
ひたすら真っすぐに、思いを伝えていくことによって、花が開いていく、そして
仲間が集う場所となっていくという様子が、なんとも潔く清々しいことかと
爽やかな心境になりました。
"アグレッシブに生きる" ということに自信を持って..(時に冷静に)..
歩んでいきたいと思っています。
そんな志の指標として、長尾先生を仰いでいます。

Posted by もも at 2016年09月26日 10:41 | 返信

ディグニティセラピー(最後の言葉、最後の日々)H.M.チョチノフ著と言う本がありました。
ユダヤ系カナダ人医師なんだそうです。
序文に、のっけから「ヤコブはアブラハムの孫で、イサクの息子ゆえ、ユダヤの人々の3番目の先祖である。...」と言う旧約聖書の倫理遺言(Echical Will)で始まります。
ディグニティセラピーと、スピニチュアルセラピーとは少し違いがあるようです。
ディグニティセラピーは、看護師かセラピストが臨終の患者に手紙を書かせるか、録音に撮るか、口述筆記をして、死後家族を慰める目的があるそうです。その為には内容を看護師が、変える事もあるそうです。例えば家族への批判は無かったことにするとか。
スピニチュアルセラピーは「手紙」は必ずしも必要では無く、あくまで死にゆく患者を慰める、安らかな世界に導く事が目的であるようです。
私は「傾聴」について学びたいと思ったので、参加させてもらったのですけど、少し考えていた事と違っていたので、主催者にも悪いことをしたなあと思いました。
今後は一人で学習していきたいと思います。
私はスピニチュアルセラピーのほうが、自分に合っていると思いました。

Posted by 匿名 at 2016年10月05日 11:15 | 返信

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