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小池知事の豊洲会見と医療リスクマネジメント
2016年09月30日(金)
小池都知事が本日、豊洲問題の責任がどこにあるのかについて記者会見した。
「盛り土問題の責任者特定できず」との結論に、納得がいかないという人もいる。
しかし敢えて「小池さんの会見内容は正しいし医療リスクマネジメントも同様だ」と言う。
「盛り土問題の責任者特定できず」との結論に、納得がいかないという人もいる。
しかし敢えて「小池さんの会見内容は正しいし医療リスクマネジメントも同様だ」と言う。
マスコミも市民も「犯人探し」にやっきになっている。
しかし石原元都知事の発言を聞いても分かるように、やっても仕方がない。
だから、
・個人の責任と組織の責任を区別して考えること
・都政の意思決定に関するガバナンスの問題である
と考えることは実はすごく正しくて、今後の東京都が目指すべきことだ。
今日の小池さんの記者会見は、まさに100点満点である。
ガバナンスの検証の上に、個人の責任追及があると考える。
また「公益通報制度」を実効性のあるものにする工夫をすべきだ。
実は、医療事故のリスクマネッジメントも同様の考えになる。
個人の責任追求とは別に縦割り組織の連携が大切なのだ。
医療事故調の議論は、今回の大口病院事件でいったん停滞するかも。
しかし全貌が解明されたら早急にリスクマネジメントの検討に入るべき。
今後、マネッジメントやガバナンス(統治)がとても大切なのだ。
つまり豊洲問題も医療事故も同じ解決法を目指すべきである。
本日「都庁マネッジメント本部」を設置して、都庁内の「つどい場」で
腹を割って話しあって、連携促進を模索する方向性はすごく正しい!
「ピンポイントでの犯人探しは困難」として、「システム」「ガバナンス」
「マネッジメント」「内部告発」「公益通報制度」などのキーワードが並べられた。
先日「いつ、だれが、どうやって、をはっきりさせる」と大見えを切ったのに、
ウヤムヤにするような会見だったことには、大きな批判もあるだろう。
調査の限界もあrだろう。
結局は、「空気」としかいいようのない壁にぶち当たったのでは。
きっと誰か専門家の入れ知恵があったのだろうが、私は
いい例をしっかり示すことができたことは収穫であると評価する。
つまり
マイナス + プラス = ちょいプラス、みたいな会見であった。
もう、前を向こう。
そしてこの問題で生じた個人の損害はしっかり埋めよう。
本当の勝負は半年、1年後になるのだろう。
先になってもっと重大な個人制裁が待っているかも。
小池さんの就任はその意味では、時代の要請だったのだ。
これを機に、東京都は生まれ変わるべきだ。
それにしても、まさに老朽化した日本システムは
「ガバナンス」と「リスクマネジメント」の時代に入った、と考えるべきだ。
豊洲問題はまさにその象徴ではないか。
豊洲問題は、東京五輪成功の試金石だ。
同時に
・国会議論と運営
・霞が関の省庁間の連携
・厚労省内の連携
・都道府県と市町村の連携
・病院どうしの連携
・病院と地域の開業医の連携
・長尾クリニック内のスタッフ連携
・長尾クリニックの医師間の連携・・・
にも共通する考え方。
フラクタルや普遍性、と言い換えてもいい。
今回の豊洲問題はまさに「ガバナンス問題」であると指摘した小池さんは偉い。
その意味が理解され、成果が出るまでには少し時間がかかるが、仕方が無いかも。
未来を向いて歩くには、小池さんの視点が大切なのだ。
その意味で彼女が首都と政治を預かることに決めた都民の選択は正しかった。
そして願わくば、都だけではなく国のレベルでも早急にガバナンスを見直して欲しい。
しかし石原元都知事の発言を聞いても分かるように、やっても仕方がない。
だから、
・個人の責任と組織の責任を区別して考えること
・都政の意思決定に関するガバナンスの問題である
と考えることは実はすごく正しくて、今後の東京都が目指すべきことだ。
今日の小池さんの記者会見は、まさに100点満点である。
ガバナンスの検証の上に、個人の責任追及があると考える。
また「公益通報制度」を実効性のあるものにする工夫をすべきだ。
実は、医療事故のリスクマネッジメントも同様の考えになる。
個人の責任追求とは別に縦割り組織の連携が大切なのだ。
医療事故調の議論は、今回の大口病院事件でいったん停滞するかも。
しかし全貌が解明されたら早急にリスクマネジメントの検討に入るべき。
今後、マネッジメントやガバナンス(統治)がとても大切なのだ。
つまり豊洲問題も医療事故も同じ解決法を目指すべきである。
本日「都庁マネッジメント本部」を設置して、都庁内の「つどい場」で
腹を割って話しあって、連携促進を模索する方向性はすごく正しい!
「ピンポイントでの犯人探しは困難」として、「システム」「ガバナンス」
「マネッジメント」「内部告発」「公益通報制度」などのキーワードが並べられた。
先日「いつ、だれが、どうやって、をはっきりさせる」と大見えを切ったのに、
ウヤムヤにするような会見だったことには、大きな批判もあるだろう。
調査の限界もあrだろう。
結局は、「空気」としかいいようのない壁にぶち当たったのでは。
きっと誰か専門家の入れ知恵があったのだろうが、私は
いい例をしっかり示すことができたことは収穫であると評価する。
つまり
マイナス + プラス = ちょいプラス、みたいな会見であった。
もう、前を向こう。
そしてこの問題で生じた個人の損害はしっかり埋めよう。
本当の勝負は半年、1年後になるのだろう。
先になってもっと重大な個人制裁が待っているかも。
小池さんの就任はその意味では、時代の要請だったのだ。
これを機に、東京都は生まれ変わるべきだ。
それにしても、まさに老朽化した日本システムは
「ガバナンス」と「リスクマネジメント」の時代に入った、と考えるべきだ。
豊洲問題はまさにその象徴ではないか。
豊洲問題は、東京五輪成功の試金石だ。
同時に
・国会議論と運営
・霞が関の省庁間の連携
・厚労省内の連携
・都道府県と市町村の連携
・病院どうしの連携
・病院と地域の開業医の連携
・長尾クリニック内のスタッフ連携
・長尾クリニックの医師間の連携・・・
にも共通する考え方。
フラクタルや普遍性、と言い換えてもいい。
今回の豊洲問題はまさに「ガバナンス問題」であると指摘した小池さんは偉い。
その意味が理解され、成果が出るまでには少し時間がかかるが、仕方が無いかも。
未来を向いて歩くには、小池さんの視点が大切なのだ。
その意味で彼女が首都と政治を預かることに決めた都民の選択は正しかった。
そして願わくば、都だけではなく国のレベルでも早急にガバナンスを見直して欲しい。
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この記事へのコメント
小池都知事の御活躍ぶりは、連日テレビで拝見しています。
熱き都知事選挙戦を経て、見事にトップ当選なさり、リオ・オリンピック期でも
ありましたから、都内の顔合わせ的会合も束の間に、リオと日本を行き来なさり、
以降の豊洲市場問題への取り組みや、都議会での所信表明演説なども、記憶に
新しいところです。クリーンに真向から立ち向かう様子が目覚ましく、鼓動が
高鳴ります。けれども都知事選立候補の日から、休む間もなく活動しておられる
様子に見受けて、今日の表情などを拝見しますと、少しお疲れが出始めている
ようにも感じられます。そろそろ長いラウンドを視野に入れて、休息をとることも
意識して、お身体を気使って頂きたいナ..と今日のNewsを見て、思いました。
Posted by もも at 2016年09月30日 10:47 | 返信
小池ゆり子都知事のことはよく存じませんでしたけど、かなりよくやっていらっしゃるみたいですね。
それにしても、石原慎太郎元知事と、彼が信頼していた副知事の体たらくは目を覆いたくなります。
確かに、犯人探しをしているヒマはなさそうです。
旧自民党体質は、もう通用しないというか、慶応大学の上山教授のご指導で、ドンドン前進しているみたいですね。
大阪維新の会も旧自民党体質との闘いで、一定の成果があったみたいです。
でも橋下元知事の「国歌斉唱、国旗掲揚でないと排除する」とか、「入れ墨をしていると排除」とかは全体主義的で嫌だなあと思います。
地方の市議会でも維新の会ががんばっているのですけど、どちらかと言うと「市役所の清掃課の現場の労働者が怠けている」とか(上層部では無くて)現場の労働者を厳しく裁いているので、何か違和感があります。
でも小池都知事はよくやっていらっしゃると感心しています。
これからも頑張って下さい。
Posted by 匿名 at 2016年10月01日 06:20 | 返信
豊洲の問題も…
五輪の問題も…
世の中って こんなもんなのか…と情けなく思います
小池都知事じゃなくて
違う方が都知事になっていたら どうなっていたんでしょうかと思ったり…
ほんと…
雪山の寒苦鳥だね
Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2016年10月01日 10:44 | 返信
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