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いまどきの尊厳死事情
2016年10月03日(月)
新聞に見る「いまどきの尊厳死事情」をご紹介したい。
ジワジワと尊厳死関連の報道が増えている気がする。
ちなみに10年前と比べてみた。
ジワジワと尊厳死関連の報道が増えている気がする。
ちなみに10年前と比べてみた。
「平穏死」という造語の生みの親である石飛幸三先生。
「妨げているのは家族の情!」と、ズバリ直球ストライク。→こちら
朝日新聞は、年金のため延命を希望する家族を紹介。→こちら
そんな子供世代、いるいる。
だけど私の意見は意見はちょっと違う。
「人間の尊厳と医療経済は両立する」が長尾の持論。
尊厳死協会理事長の最近の講演録。
「今、なぜ尊厳死が必要か」 → こちら
女性セブンも全国在宅死ランキングを掲載。→こちら
私もコメントしている。
エンドオブラフケア協会の小澤竹俊先生も登場。→こちら
女性週刊誌に連載の時代が来た。
そして東洋経済も死にかたを特集した。→こちら
経済人の関心に高まりも感じる。
ではでは、
10年前はどうだったのか?
10年前の2006年6月14日の朝日新聞。
「尊厳死じわり関心」とのこと。→こちら
つまり10年経ってもこの問題はあまり進展していない気もする。
医学常識は10年でかなり変わるが、終末期事情はほどんど変わらない。
医学は10年間で飛躍的に進歩している。
しかし市民の終末期意識やリビングウイルはあまり変わっていない。
つまり、プラスマイナスでは、大きく後退していることになる。
だから、この問題はまだまだ取り組むべきだと思う。
というわけで、前置きが長くなったが、
10月15日(土)の東京新宿の東京医大での講演。→こちら
まだ余裕があるとの連絡を頂いた。
興味のある人はどなたでも来て欲しい。
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この記事へのコメント
10年前、2016.6.14付け 朝日新聞「尊厳死じわり関心」記事の冒頭には
当時、小泉首相が尊厳死協会の会員となった、とあります。
女性セブン 全国在宅死ランキング Top には横須賀市 とあります。
当時から、行政的に対策を練る下地があったのでしょうか。
だとしたら10年で実を結ぶ(結果が出る) という、喜ばしいことです。
盛沢山な記事を読み、世の中が看取り事情に大童な逼迫した状況が、よく
分かります。東洋経済は目立つ表紙だったので、どこかで目にしていました。
ひと通りの記事から、「本人と家族の意思」についての他に、「医師選び」
の準備が大事という主旨が、共通しているようです。
けれど、これが何より難しいのでしょうね。行政の力の入れ具合によって
差が出る、在宅看取りなのかも知れません。
Posted by もも at 2016年10月03日 11:17 | 返信
クリック数:現在 5850 /// 2位が1750 に留まり続ける中、時間毎に 100単位で増え続けて
います。6000 超えは目前です! /// Rマークのブログランキングも 4430 です。
Posted by もも at 2016年10月03日 11:26 | 返信
訂正:冒頭 10年前 2016 × → 2006 ○
ももからももへの返信 at 2016年10月04日 08:58 | 返信
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