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集中減算は尼崎も西宮も解除された
2016年10月07日(金)
このブログでも指摘してきたケアマネの「集中減算」の問題であるが、
尼崎市も西宮市でも、ちゃんと理由書を書けば解除されることに。
ブログでもなんでも「おかしいことはおかしい!」と主張すべきだと思った。
尼崎市も西宮市でも、ちゃんと理由書を書けば解除されることに。
ブログでもなんでも「おかしいことはおかしい!」と主張すべきだと思った。
集中減算は、悪徳業者を排除するための規則であるそうだ。
しかしまさにこの制度は悪徳では無い事業所にまで適応された。
「適応された」と書いたが、大赤字になるので事実上の廃業勧告である。
さもなくば、「患者患者を物々交換して生き残れ」という国からの命令である。
だから、廃業覚悟で両市に異議申し立てをしたら
ちゃんと訂正された。
言ってみるものだ。
書いてみるものだ。
以下、ケアマネ協会の今週号のメルマガからの抜粋だ。
それを読むとまだ火種は残っているようだ。
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◆公正・中立の確保について◆
□ケアマネジメントの公正・中立を確保するための取組みの一つとして、特定集中
事業所減算が適用されています。しかし、この仕組みについては、本年3月に会
計検査院から、公正・中立を確保するという目的からみて、必ずしも合理的で有
効な施策であるとは考えられないとされ、公正・中立を確保するための施策につ
いては、同減算の見直しも含め、十分検討することが指摘されています。
□委員からは、「特定事業所集中減算は、現場に混乱を招く。有効性がないため、
廃止すべき」(鈴木邦彦委員:日本医師会常任理事)(馬袋秀男委員:民間介護
事業推進委員会代表委員)といった意見や、「ノルマや営業目標がある実態のな
かで、公正中立を保てというのはちくはぐである。利用者が事業所を選べるとい
う介護保険の理念からみても現場で混乱を招いている。悪質な囲い込みに対して
は一定の抑止力があることは否定しないが、大幅な見直しが必要」(石本淳也委
員:日本介護福祉士会会長)といった意見が多勢を占めました。
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◆ケアマネジャーに対する指導権限の委譲について◆
□平成30年度に居宅介護支援事業所の指定権限が都道府県から市町村へ移譲される
ことが決まっていますが、政令指定都市や中核市には、すでに居宅介護支援事業
所の指定権限が移譲されています。
□一方、市町村はケアマネジャーに対する指導権限がないため、地方分権改革に関
する自治体からの提案方式で、居宅介護支援事業所の指定権限が移譲されるのに
合わせてケアマネジャーに対する指導権限を一体的に行使できるようにしてはど
うかと提案が出た経緯があります。これについては、自治体からの意見聴取を行っ
たうえで検討することが閣議決定されています。
□自治体からの提案が発端ではあるものの、市町村を代表する委員からも移譲後の
運営を危惧する声があがりました。大西秀人委員(全国市長会介護保険対策特別
委員会委員長:高松市長)は、「指導監督事務の移譲は、人材の問題もあり一律
には厳しい。(できる市町村による)手挙げ方式も検討すべきである。意見を聴
取し、人材確保の財政措置、都道府県の支援も合わせて検討してほしい」と訴え
ました。藤原忠彦委員(全国町村会長:長野県川上村長)も「自治体のおかれて
いる立場は様々であり、まずは意見聴取してほしい」と述べました。
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この記事へのコメント
言わなきゃ、そんそん
Posted by 社会福祉士河本健二 at 2016年10月07日 04:38 | 返信
「患者患者を物々交換して生き残れ」
まさにそういうことをやっている病院もあるのですね。
闇の病院ビジネス
https://www.youtube.com/watch?v=DmyW4pRfA5E
(13分頃 たらいまわし、16分頃 レセプト審査、21分頃 認知症高齢者)
認知症:精神科病院入院の問題と在宅医療
https://www.youtube.com/watch?v=GfB0pfCipoY&feature=youtu.be
診療報酬と介護報酬の同時改訂のある2018年。まじめにやっている事業所が
不利益を被る、おかしな国になるのでしょうか・・・
Posted by YOSHIKI at 2016年10月08日 03:45 | 返信
私は兵庫県社会福祉協議会に認定されて支援専門員の資格を貰ったのです。
今後、働く職場のある市町村に指導されるという事には、違和感があります。
例えば尼崎と芦屋や宝塚では市政方針も違うように思えます。
鍼灸の世界でも尼崎や九州の福岡では「施設費払い」と言う市役所が市内だけの保険払いみたいな制度で安く鍼灸治療が、できるという制度があって、鍼灸師が尼崎と福岡に集中して営業しています。
介護支援専門員も、一番理想的に働ける、利用者のために奉仕できる市町村に集中して行ってしまうかもしれません。少なくとも利用者はある程度の数が「ゲルマン民族大移動」みたいなことになっていると思います。現に、宝塚市内のお金持ちが、医療水準が高いからと言って住民票を尼崎に移して、引っ越してしまいました。宝塚の家はセカンドハウスにして、時々かえって来ます。
Posted by 匿名 at 2016年10月08日 06:01 | 返信
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