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「ジャニス、リトル・ガール・ブルー」

2016年10月10日(月)

「ジャニス 、リトル・ガール・ブルー」という映画が公開中だ。→こちら
なんとも言えない、凄いミュージシャンの記録映画である。
彼女は誰かに愛されたくて、もがいてもがいて、27年という短い生涯を閉じた。
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ジャニス・ジョップリンの生涯→こちら

彼女の名前と偉大なアーテイストであることくらいしか知らなかった。
なにせ、1970年、つまり私が小学生の時に亡くなった人である。

この映画は、彼女の生い立ちや両親や兄弟との関係性から、
そして彼女自身のめまぐるしい変遷が見事に描かれている。

音楽が好きな人だったら、是非、観て欲しい。
上映館はこちら →こちら

観て後悔は無いだろう。

私にはピッタリの映画。
ということは多くの人にはピンと来ない可能性もあるが・・・

ロックでもブルースでもない。
彼女の声は魂の叫びそのもの。

最初は下手だった。
歌ではなく、単なる心の叫び。

そして死ぬ直前に見事な完成型になっていく。
マイケルジャクソンもそうだったかもしれない。

ジャニスほど自分自身にに正直に生きられる人は、そうはいない。
100年分を27年で生き切った、というべきか。

印象に残ったのは
・高校時代の屈辱的体験
・高校の同窓会で無視されたこと
・最後に流れる魂の歌

まさに副題の「リトル・ガール・ブルー」という表現がピッタリの彼女。

そういえば、日本人に例えるならば尾崎豊である。
尾崎は、26歳で亡くなっている。→こちら

私はこのひとたちの2倍以上以生きているが、何の変哲もない人生だ。
まあ地球の歴史から見れば、27歳も58歳も100歳もそう変わらない。

ジャニスには自分に正直に生きることの大切さと危うさを学んだ。
彼女のようなミュージシャンはもう二度と出てはこないだろう。


音楽ついでに、もう一本、お勧めの音楽映画を紹介しよう。

「パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト」→こちら

これも凄い映画だ。
音楽とはリズムである、ことが良く分かる。

天才は、最初から天才であることもよく分かる。
ゴルフのタイガーウッズも3歳の初ラウンドで100を切ったというし。

本当はもっと書きたいが、
恥ずかしいのでやめておく。









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この記事へのコメント

ジャニス
紹介
み、ご、と
宣伝部
(^o^)(^o^)(^o^)

おぎようこ
おこらんど
墨あそび詩あそび土あそび

Posted by おこ at 2016年10月10日 05:26 | 返信

エイミー・ワインハウスという英国出身の伝説的女性歌手の映画も昨年公開されました。ぜひDVDなどでご覧ください。自分自身の麻薬中毒からリハビリという歌をヒットさせましたが、ジャニスと同じく結局早逝しました。

Posted by マッドネス at 2016年10月10日 05:26 | 返信

ジャニス・ジョップリン:名前の聞き覚えが、あったけれども、女性だったんですね。
Move Over は聞けば、「あー」と誰でも一度は聞いた事がある曲かも。
誰かがカバーしても、本人の域に達する事はできない領域・曲って、あると思います。
ジャニスの生涯を、ジョディーフォスター主演で、映画にして頂けたなら、Best な
配役な気がして、切ない生涯を上手く演じてくれそう。
尾崎豊も、憂いを秘めた心が声になる歌唱だったと思うので、真似できる人は未だ居ないし
これからも、尾崎の歌は尾崎にしか唄えない領域、"魂の歌" だと思います。
先日、テレビで息子さんが、お父さん(尾崎)そっくりな声で、歌っているのを聞きましたが
他の誰かがカバーしたものよりも格段に良かったけれど、それでも、尾崎の歌は尾崎にしか..
と思いながら聞いていました。
音楽に限らず、人の憂いとか戸惑いの繊細さは、真似できるものではなくて、何かに迷っている
その時期であっても、それが、その人自身の魅力であると、いつも思います。

Posted by もも at 2016年10月10日 07:58 | 返信

長尾先生。感動、感動の日々。
いちにち、感動とまでいかなくても、なにか、あったか、なかったかと思います。
今朝は、「映画」ではないが、老人会の例会。
いつもの広い部屋が使えず、仲間には申し訳ないが、やむなく棒ストレッチはパス。
夕方、横浜ベイスターズが巨人に勝ち、広島に挑むことに。
キャンプで、横浜投手陣が棒ストレッチを採用しているのを、投稿動画で観たのを思い出しました。
関係ないが、なぜか、うれしい。

Posted by 鍵山いさお at 2016年10月10日 08:59 | 返信

「ジャニス、リトル・ガール・ブルー」
・・・・・・ という映画の紹介を読んで


10月9日【日】の映画『Start Line』に引き続き、
今回のブログでは、『ジャニス、リトル・ガール・
ブルー』と『パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト』
の2本の映画の紹介。 超多忙な長尾先生の日常の
中で、これ程映画鑑賞に時間を割いていることに驚
いています。 時間の使い方がとても上手なんですね。

先に紹介された『Start Line』、時間が空いたので
昨日早速観に行って来ました。
沖縄から九州そして四国、各地の独特な風景が
続き、日本の観光案内映画としても面白いと感じ、
いよいよ船で関西に ・・・・・・、私の住む神戸港に上陸
するところから始まるため、神戸が、そして長尾先生
の地元の尼崎がどのように描かれるか? 楽しみに
していたところ、あっけなくパス(完全に無視)され、
即大阪に飛んでしまいました。 残念!!
いろいろな出会い、紆余曲折を経て、57日かけて
3824Kmを走破して、北海道宗谷岬がゴール。
私も学生時代に行き、記念撮影をした懐かしい“日本
最北端の地”のモニュメントをバックに、二人が記念
写真を撮るところで映画が終わります。
普通、快挙を達成したら、にこやかに二人揃って記念
写真に収まるところ、そうではなかったところにこの
映画の意味が凝縮されているように感じて、大変面白
く思いました。
長い旅〔ロング・ジャーニー〕を終えて、伴走人であ
る堀田哲生さんの体重は12Kg減、一方主役である
今村監督〔今村彩子さん〕の体重は、なんと0.5Kgの
増加というオチが笑える映画でした。
私はこの映画を観て、長尾先生が薦められた今村監督
の闘いと頑張り部分 ・・・・・・ よりも、どんなことが
あっても冷静で怒らない堀田さんの人間性に魅了され
ながら映画の全編を観ていました。
こんな堀田さんのような人に、支えられ、介護して
貰えれば、どんな人でも穏やかに自分らしく生ききる
ことが出来ることでしょう。
私には微塵もない、豊かで且つ芯の通った堀田さん
の生き方が眩しい映画でした。 ちょっとでもその
生き方の真似をしたいと思いますが、
私には、難しいかも ・・・・・・・・

2015年12月4日【金】の、本ブログで紹介された
イスラエル映画 『ハッピーエンドの選び方』 も秀逸
な映画でした。 なので ・・・・・、今回紹介戴いた2本の
映画 『ジャニス、リトル・ガール・ブルー』 と 『パコ・
デ・ルシア 灼熱のギタリスト』 も機会があれば是非
観てみたいと思います。
これからも、お薦めの映画情報を次々とブログにアップ
して紹介して戴きますよう、よろしくお願いいたします

Posted by 小林 文夫 at 2016年10月11日 07:56 | 返信

「ジャニス、リトル・ガール・ブルー」
・・・・・・ という映画の紹介を読んで〔その②〕


長尾先生は本ブログで、2本の映画を紹介され、同時に
いろいろな興味深いエピソードを披露された後、『本当は
もっと書きたいが ・・・・・・、恥ずかしいのでやめておく』
と記述されています。

本来であれば、この “もっと書きたいが ・・・・・”、 の部分
からが、長尾先生の本音トークの真骨頂と思い(思え)ます。
途中で自制することなく、本音の本音を紹介(披露)して
戴くと、本ブログがより魅力的となり、より深い部分での
共感に繋がって行くと感じます。
次回のブログからは、 “もっと書きたい!!” の部分から
記述を始めて戴けることを期待したいと思います。
楽しみにしています。 よろしくお願いいたします。

Posted by 小林 文夫 at 2016年10月11日 09:25 | 返信

>本当はもっと書きたいが、恥ずかしいので..
とは仰らずに、趣味の領域も思う存分語って下さい。

Posted by もも at 2016年10月11日 11:12 | 返信

追記:
でも、日本人の美徳である『奥ゆかしさ』は、大事ですね。
なんでも、あからさまに口に出せばイイって訳じゃないし、
" 節操も無い "とかの表現は、日本語独特でしょうか。
何かと適量を計る長尾先生は、やっぱり凄い!

Posted by もも at 2016年10月11日 11:30 | 返信

ジャニスが死んだ頃、学生運動が盛んな時期。
高校時代の同級生でも、一人のめり込んでいた。
そんな時代のヒイローの一人が、ジャニス。
その後、世間は大きく変わっていった。
1970年は、大きな節目だった記憶が!
それから、もう41年。当時の自分と向き合う気力は無い。

Posted by 小関 洋 at 2016年10月12日 08:02 | 返信

1943年生まれなんですね。
日本では、「停電時代」。

10.12東京大停電。
その数日前、扇風機を洗って仕舞ったあと、意を決してゴミとして処分。
10年の耐用年数をはるかに超えていました。
来年新品を入手しようと思いましたが、こちらの耐用年数との競争になりそうで、
扇風機の耐用年数を考えている場合か、ともう一人の自分がぼやいています。

橋も、水道も電気も、日本のインフラは、「1964年」以降の劣化、はなはだし。
原発の耐用年数は伸ばしに伸ばし、送電ケーブルの経年劣化にそなえた、早め早めの交換基準なし。
自然の猛威、列島の激震、インフラの崩壊。
「あとは野となれ山となれ」か。

Posted by 鍵山いさお at 2016年10月13日 08:02 | 返信

ボブ・ディラン。1941年生。
ノーベル賞委員会の呼びかけに、今日に至るも、沈黙。
#こたえは風に舞っている。

Posted by 匿名でごめん at 2016年10月16日 07:12 | 返信

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