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5回目の釈迦に説法
2016年10月14日(金)
昨日、神戸ポートピアホテルで100人ものお坊さんに平穏死の講演をした。
たしか5回目の「釈迦に説法」だ。
お坊さんにも地域包括ケアに参画して欲しい、というメッセージを送った。
たしか5回目の「釈迦に説法」だ。
お坊さんにも地域包括ケアに参画して欲しい、というメッセージを送った。
お坊さんへのへのメッセージを送ったが
キーワードを並べてみると、
・認知症
・在宅医療
・上から目線がいけない
・まじくる
・つどい場
・食べる
・平穏死、などなど
今回は、浄土宗のお坊さんたち。
同じ袈裟を着たお坊さん100人の前で話すのはとても緊張する。
何を言っても笑ってもらえないので、超アウエイな空気に内心とても焦る。
お坊さんには、ショームナイ冗談は言わないほうがいいことは知っているのだが。
何回も講演しているので、浄土宗と浄土真宗の空気の違いや
お互いがお互いをどう思っているのかなどを知ることになった。
だからわざと、キリスト教やイスラム教やバハイ教にも触れてみた。
冒頭はタイのお坊さんの話から始めてみた。
最初に頂いたお題は
「高齢者が安心して最期を迎えるために僧侶にできること」だった。
私の答えをひとことで言うならば、、
「死んでからではなく、生きているうちに関わって欲しい」だ。
私たちは死後も関わる。
だからお坊さんも死ぬ前に関わって欲しい。
檀家制度が崩壊の危機に入っている。
いや、日本仏教そのものの危機である。
””まじくる”について何度も話したが、つどい場さくらちゃんに来たお坊さんは
まだ聞いていない。
被災地での臨床宗教師の活動に注目が集まる中、今後、
お坊さんが地域包括ケアに参画する日が近いだろう。
またご縁があることをお祈り申し上げて
1時間後には尼崎の現場に戻った。
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この記事へのコメント
>浄土宗のお坊さんたち。
>同じ袈裟を着たお坊さん100人の前で話すのはとても緊張する
>100人ものお坊さんに平穏死の講演をした。
長尾先生 Nice!です! 5回めの 釈迦に説法とは驚きです。
いいですねぇ(^-^)! それこそ長尾ワールド! とっても素敵です!!
Posted by 匿名 at 2016年10月14日 08:15 | 返信
生きている間に関わって欲しいと思う、お坊さんの力=人間力:仏力 → 理解できます。
と、同時に道徳教育のような、『心』 を育む分野に進出:ご活躍なさった方が
望ましいのではないでしょうか。
お医者さんにも様々あるように、法曹界にも色々タイプが、いらっしゃるでしょう。
お金に目が無い、生臭...ナントか..も時には、どこかに居るのでしょうけれど、
人の命を考える:人の世に貢献する和尚人も、いらっしゃいます。
自死を阻止して命を救うための活動をしておられる、根から優しい仏の使いもおられます。
昔のように、園児と関わり幼い心を育む仕事も兼業している僧侶も、おられます。
地域を大切にし人を見守る、和尚さんもあります。
生活に余裕のある僧侶さん..よろしくお願い致します。..と仏教の魅力も知るファンとして
思った次第です。
Posted by もも at 2016年10月14日 10:14 | 返信
お坊さんも地域の社会資源。地域包括ケアのチームの一員。
Posted by 社会福祉士河本健二 at 2016年10月14日 11:28 | 返信
玉川百科事典によると、檀家制度は、徳川時代に、「キリスト教の排斥」として強化されたそうです。
それで、民衆は仏教のいずれかに檀家に入らなければいけなかったので、御坊さまが威張りだした。
それで、明治の御維新で、天皇陛下が江戸城に入られてから、廃仏毀釈と言って仏教をやめて、神道の天皇を奉ろうという事になったのだそうです。
戦後は、宗教は自由ですから、キリスト教も仏教も、神道も、イスラム教も百花繚乱です。
いや百鬼夜行、魑魅魍魎と言うべきか?
私は、人間としてのイエスキリストも、お釈迦様も大好きです。
でも死ぬ前のスピリチュアルな打ち明け話しは、できたら友達にしたいものです。
いや墓場まで持って行くべきかも。
Posted by 匿名 at 2016年10月15日 03:46 | 返信
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