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映画「Start Line」で知る、ろうの世界
2016年10月09日(日)
「Start Line」という素晴らしい映画を紹介したい。→こちら
生まれつき耳が聞こえない今村綾子監督が自転車で日本縦断をした記録映画だ。
映画のテーマは「コミュニケーション」だが、ハラハラドキドキでとっても考えさせられる。
生まれつき耳が聞こえない今村綾子監督が自転車で日本縦断をした記録映画だ。
映画のテーマは「コミュニケーション」だが、ハラハラドキドキでとっても考えさせられる。
目が見えない世界はなんとなく想像がつくが、耳が聞こえない世界は想像しにくい。
しかしこれまで知らなかったろうの世界を少しだけ分かったような気になった。
まさに波乱万丈の日本縦断の旅。
いつも気遅れする今村さんが素敵。
「耳が聞こえない」と言っても理解できない人が多いのには笑える。
みんな英語で話すのだ、日本人なのに。
ハッピーエンドではないところが好感が持てる。
ネタバレになるので、あまり言わない方がいいかな。
この映画。
実は満席で、なんと床に座って観ることに・・・・
昭和40年台の風景だろう。
そしてどうも観客は耳が聞こえない人(ろう)が大半だった。
今村監督の舞台挨拶も手話通訳付きだが、とっても微笑ましい雰囲気だった。
スマホで録画したので、後でアップしたい。→ こちら
終了後のサイン会には長蛇の列ができたがが、みんなが手話で話をしているので
みなさんの会話が分からないのは私だけという、まったく経験したことの無い世界。
今村さんに「感動しました。マイブログでも宣伝しておきます!」と言ったら、
読唇術でだいたい通じたのか、笑顔で「ありがとうございます」と返してくれた。
知っているようで知らない、ろうの世界。
この映画を観るか観ないかで、健常者もろうの人も今後の人生はまったく違うはず。
とにかく多くの人に見て欲しい。
そして今村さんを応援したい。
PS)
連休も仕事。
でも・・・
めざせ、1万ポイント!
もう一歩まで来た。
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この記事へのコメント
映画「Start Line」で知る、ろうの世界 ・・・・・ を読んで
今回は、映画「Start Line」の紹介をして戴き、
ありがとうございます。
ブログで教えて戴かなければ、知ることのない
全く接点のない世界です。
さっそく、同映画「Start Line」のオフィシャル
ペイジに行き、“予行編(東京劇場用)”
http://studioaya.com/startline/trailer.html
を見て、自分でも観たくなりました。
上映予定を確認すると、神戸アートビレッジ
センター(新開地)で、10/8【土】~ 10/14
【金】に上映されることが分かりましたので、
10/12【水】に行くことで計画いたしました。
今日〔10/8【土】〕だったら、今村監督の初日
舞台挨拶があったんですね。 残念です。
もっとも、本日〔10/8【土】〕は、神戸港中突堤
で、 “しんかい6500” と 母船 “よこすか” の
一般公開があり、2時間並んで実物を拝見し
感動していたので、今日映画に行くことは無理
でしたが ・・・・・・。
それにしても、長尾先生は在宅診療のクリニック
を経営し、ご自分でも在宅医療の最前線で駆けま
わり、その合間にあちこちで “講演(会)” をこな
し、おまけに昨日は東京でリオデジャネイロオリン
ピックのメダリストの凱旋パレードを観ていたとい
うのに、映画まで観ているとは ???
どういう時間の使い方をされているんでしょうか?
私だったらゆうに3~4日はかかる事柄を、1日
でされてしまうんですね! 凄いパワーですね。
3ヵ月に1回くらいのペースで興味深い映画の
紹介をして呉れていて、その都度駆けつけて追
体験をしていますが、長尾先生はどうやってこの
ような多岐に亘る情報を入手されるんでしょうか?
不思議に思っています。 素晴らしいことですね。
今後もこのような、隠れた映画(名画)の紹介を
続けて戴きたいと念願しています。
また、よろしくお願いいたします。
Posted by 小林 文夫 at 2016年10月09日 01:54 | 返信
連休につき、夜更かしなり。
上映予定を見ると、第一陣に東京が9月で終わっているので、関東では年明けになってしまい
そうです。(覚えていられるかな..)
数年前ですが、手話講習の際、中途失聴者である講師が言いました。講師も手話を覚える生徒で
あった時期に面白かったこと「帰り道、駅のホームのこちらと向こうで、手話は会話ができる。」と
言っていました。なるほど..です。
口話と関係して、中途失聴者が集まるイベントのゲストに、戦場カメラマンの渡辺さんが招かれ
人気だったそうです。渡辺さんはバラエティー番組でも人気ですが、何故、渡辺さんなのか、と
いうと、特徴のスローな喋りが読話に適しているのだそうです。
手話講習には、ほぼ失聴者が多く参加していましたが、その状態になってから、何年も経て、
やっと、人が集まる場所(講習)に参加する決心がついたと数人から聞きました。
先天的ろう と 中途失聴 では苦労が異なるようです。
以前の印象的な書き込みに、ダイアログ・イン・ザ・ダーク という暗闇を体験する施設を紹介
していた女性がありました。五感の喜びを再認識する場所であり、そこで働く人=案内係は
目の不自由な方である、ということでした。
Posted by もも at 2016年10月09日 02:04 | 返信
身近
聾のひと
手話
通訳
が、
ふたり
おられます。
豊かな
表情
は
(^o^) 手話の時間 (^o^)
でも
おぎようこ
おこらんど
墨あそび詩あそび土あそび
Posted by おこ at 2016年10月09日 06:27 | 返信
介護の世界でも知らないことがまだまだいっぱい。だから面白い。介護初任者研修にて。
Posted by 社会福祉士河本健二 at 2016年10月09日 09:30 | 返信
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