リビングウイルを医学部でも講義している。
しかしそれを知らない医師も多く、教えるほうが足りない。


延命治療は教えるが、その先がどうなるかは教えない。

薬の開始は教えるが、やめどきは教えない。

生は教えるが、死は教えない。


今日の午後、台湾に少しだけ行く。
３時間ほどみなさんと一緒に過ごして、トンボ返りで東京に。

病院の先生方から沢山の宿題を頂いている。
その宿題に答える形での講演をすることになっている。

当然、飛行機のなかで予習をするのだが、病院の悩みを見ながら
病院の医師たちがどれだけ苦労しているのか、少し分かってきた。

これまで総論ばかりで、各論を軽んじていたことを少し反省して
１１月５日には、少しでもいい時間が持てるように頑張りたい。

そして１１月６日は、日本尊厳死協会関西支部の講演会が滋賀である。→こちら

大阿闍利さんのお話は、どなたでも無料で聞けるのでいらして欲しい。
◆◆11/6（日）日本尊厳死協会関西支部　公開講演会in滋賀◆◆
http://www.drnagao.com/img/lecture/20161030okayama.pdf
 
「良い人生だったと思える生き方」
比叡山伝統の荒行、千日回峰行萬行の大阿闍梨
光永覚道師にご講演いただきます。
 
日　時：2017年11月6日（日）　
午後1時半～4時50分（開場　午後1時）
 
場　所：ピアザ淡海（滋賀県立県民交流センター）
        滋賀県大津市におの浜1－1－20
 
対　象：どなたでも参加できます
 
参加費：無料
定　員：400名
 
お問合せ：一般財団法人日本尊厳死協会関西支部
        　電話：06-4866-6365
        （月～金　10時～16時　土日祝は休み）



朝晩がなんだか寒くなってきた。
今夜の往診はとても寒かった。

でも台湾はどうかな。
東京はどうかな。

１１月１１日の青森講演（→こちら）に空席があるという連絡が入った。
認知症に興味がある青森の方は、一期一会でお会いできたら嬉しい。

青森はさすがに寒いだろうな。

１１月は、ある意味、異常な月だ。
でも少々頑張って乗り越えたい。


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