丸尾多重子さん御一行さまが昨年に引き続き２泊３日で
台湾に来ているので２日目の懇親会にだけお邪魔した。

私が診ている要介護５の人が２人もまた台湾に来ている。
来るたびに元気になってい。

時間があったので桃園空港から市バスに乗ってみた。
台北駅までわずか９０元（３５０円）で連れていってくれる。

しかし考えてみれば台湾を一人で移動するのは初体験。
言葉がまったく分からないので漢字だけが頼りだ。

台北駅の南側で降りると、そこは若もので一杯だった。
どうやら予備校や学校がいくつかあるようだ。

吉野家やすき屋や銀座や秋葉原といった漢字が踊る。
日本と同じカツ丼屋やお好み焼き屋さんが並んでいる。

せっかく台湾に来たのだから、とマッサージ屋に入るも満員。
２件目は空いていて入れたが、壊れたスリッパで３階まで上がる。

１時間の全身マッサージは約３０００円。
日本の安い店と同じだが、テクニックが違うので２倍のお得感がある

台湾マッサージの特徴は、当たり外れが無いこと。
あと、たとえ一見さんでも時間内は一生懸命やること。

ストップウォッチを見せながらスタートで、ハイッとスイッチを押す。
そして時間キッカリに終了するのはどこか事務的ではあるが仕方が無い。

台北で１年ぶりにまたサカナになった。


すっきりした気分で、丸ちゃんさん御一行様３２人の宴会に混ぜてもらう。
結構な御馳走が並ぶが、かなりのボリュームなので食べきれない。

２次会はホテルの近くの「わたみ」。
みんな好き勝手なお酒を飲んでいた。

考えてみれば、要介護５の人を引き連れて台湾をウロウロ旅行しているのは
丸尾多重子さんくらいではないか。

移動が、旅行が認知症を良くする。
身をもってそれを実感できる機会でもある。

翌朝７時半の飛行機なので、ほとんど寝る間もない。
なのに、空港近くの予約したホテルが見つからない。

タクシーを降りてから３０分ほど徘徊したが、おかげで道を覚えた。
やはり実地学習に勝るものはない。

まだ２時間しか寝ていないのに目が覚めた。
寒い（１０度台）と翌朝が早いプレッシャーだ。

松山空港は、伊丹空港に似ている。
市街地のなかにあり便利だ。

乗るとあっと言う間に羽田に着いた。
ホッとした。

わずか半日の台湾。
そのうち自由時間はわずか１時間だけだった。

しかし１年ぶりの台湾にはまた元気をもらった。

丸尾さん御一行さま、ありがとうございます！

来年は、高雄という意見が出ていたがみんなが元気でないと行けない。