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療養病床の先生方に平穏死の講演

2016年11月06日(日)

今日は、ある大きな病院グループの院長先生や主要な医師を
対象とした終末期胃医療の勉強会の講師を務めた。
講演後の第二部は、医師たちのグループワークがあった。
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最近はグループワーク(GW)ばやりだ。
多職種のGWは、よく見る。

しかし院長クラスだけの集団グループワークは初めて見た。
それぞれのグループの発表のあとに、私が解説を加えた。

難渋症例10例について解説しながら、在宅も大変だが、
療養病床はもっと大変なんだなあ、と感じた。

家族が医療に期待するものが多いために医師は悩みまくる。
終末期の意思決定は本当に難しいものだと思った。

終了後の懇親会には、松谷卓さんのピアノと小寺里奈さんのバイオリン。
良質な音楽に旅の疲れも吹っ飛んだ。

今後は療養病床の医師が積極的に終末期医療に関わることになる。
私も微力ならが応援したい。

台湾から講演に直行したが、素晴らしい医師たちに力をもらった。
その病院グループの理事長先生の考え方に感心し、共鳴した。

何十人の医師にプレゼントした本は
「犯人は私だった」という本だが、「タイトルが悪いなあ」、と言われた。

明日は、滋賀で大阿闍利さんの講演のアシスト。
なんだか旅芸人のようだが、留守番の医師たちのお陰である。

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この記事へのコメント

グループワークに取り組む Dr.の会話は面白そうです。
病院が舞台のドラマには、院長回診にピラミッド型の隊列を成して歩く様子が
お決まりですが、現実にもあることでしょう。患者にしてみたら、儀式の中の
ひとコマに否応なく参加させられているようで、気持ちよいものではありません。
けれど、講義を受けて、グループワークに取り組む姿勢の大病院とは、きっと
病院長が権威的(威圧的)でなく、「和」を重視する方でいらっしゃるのでしょう。
コミュニケーションスキルにも繋がりますし、喜ばしいのではないでしょうか。
ヨシモト風医師と呼ばれる長尾先生が、和やかに取り持っていらっしゃるのかな。

Posted by もも at 2016年11月06日 07:30 | 返信

私は、グループワークが大嫌いです。先日もあるセミナーに参加したと思い込んでいたら、グループワークだったんです。若い男性に、看護学校の先生が「人生で何が一番良かったですか?」と聞いたりしていました。そのあと司会の方が来て「感想はどうですか?」とお聞きになったので「私は鍼灸師ですので治療をしながら30分から1時間の治療の間に患者さんのお話を聞くことが多いです、そのお話から日ごろの心配事や良かったことを聞いて病気の原因に思い当たる事も多いので傾聴という事を勉強してみたいと思いました」と申し上げると「鍼灸師なんて変わった職業の人もいるのですよ」と言われてしまって「あら余計な事を言ってしまった」と思いました。でもはじめにパンフレットを読んだ時「在宅介護をしている家族も参加してください」と書いてあったのになあと思いました。
その次は看護学校の先生の人生について私が聴く番だったのですけどその先生が「私の患者さんについて,話します」と仰いました。でも先生は涙を流して、嗚咽しながらお話なさって「ごめんなさい、感情的になってしまって」と仰っていました。「いえ、いいですよ」と答えたのですけど、家に帰って初めて「私の患者」と仰ったのは先生のお父様の事だったのではないか?と思いました。
その次私の人生について若い男性にお話ししなければいけないので、どうお話すればよいのかなあと思っていると、またしても司会の方が来て「人生で一番良かった時は何時ですか?」と質問なさったので「そうねえ、大学に入学した時だったかなあ」と言ったら「へえ、大学にねえ...。」と妙な顔で仰ったので「あら!また私への質問をあなたがしているのですか?他の人にも質問してください」と申し上げると「指導を受けるという約束で参加しているくせに」と仰ったので、「ああ、グループワークっていやだなあ」と思いました。あとで看護学校の先生が「私達は皆、九州の○○先生の勉強会の学生なんです」と仰っていました。始めに「在宅ケア研究会」に参加する時に、職業を書きなさいと言う項目に「鍼灸師ケアマネジャー」と書いたので、セミナーでは「変わった人がいる」と思われたのではないでしょうか。
あんまり小さなセミナーの参加するとオカルトグループになるから怖いです。私は特に心の中に他人がズカズカと入り込んでくることに恐怖感があります。
ケアマネジャーのグループワークも、兵庫県の集まりであれば気楽なんですけど、住んでいる地域では、あんまり参加したくないです。最近も「あんたは、これまで、あんまりケアマネジャーとしてケアプランを作ってないんだろう!」と怒鳴られました。主催者はグループワークが、スキですね。
お医者さんでもグループワークをなさるんですね。それも病院の院長先生クラスの方が。それは大変なご努力でしょうと思います。
始めての時は演者の先生が「平穏死」とか「緩和医療について」とかお話になるだけで良いのじゃないでしょうか?お話を聞いて「よし、これなら私の病院でもやってみよう」と思われるお医者さんが一人でも出て頂ければ、うれしいと存じます。

Posted by 匿名 at 2016年11月06日 10:05 | 返信

上から目線、がいつも気になります。

匿名からももへの返信 at 2016年11月07日 05:15 | 返信

上から目線ではありません。
かなり以前に長尾先生宛ての文面上で、
「ブロガーと読者」という対等な立場で書かせて頂けたなら
と、お断りを書き添えたことがあります。
お目に掛った現実(社会的立場)と「ブログ交流」は異なるもの
と思っています。
(偉い肩書きを沢山お持ちのDr.でいらっしゃる現実を毎日意識していたら
誰も気安く書き込みなんてしないんじゃないでしょうか)
様々な人がブログという手段で、自己表現をしている昨今です。
現実・実際の立場を振りかざすのでしたら、特定の場に限った
ページにした方がよいのではないでしょうか。
過激な発言があったり、プライベートを吐露したりする長尾先生に
「個人的なページにしつらえた方が良いのでは?」とブログ上で
提案したことがありました。けれど、お返事は「そのようにはしない。」
というお答えでした。
何故なら「マジクル」が真意の長尾Dr.でいらっしゃるからです。
(現実に接点をお持ちの方は、現実の目上を意識せざるを得ないのは
致し方のないこと。なので、逆に身近な方は書き込まないのでしょう。)
ブログ参加の規約がある訳ではありませんから、ファンサイトとして
参加させて頂いている、と思って頂ければ幸いです。
(長尾先生御本人は承知していらっしゃると思いますょ。)
上下を気にする貴方様は、書き込みを読まずに、本文に徹して頂いたほうが
よろしいかと存じます。
かしこ。

ももから匿名への返信 at 2016年11月07日 11:45 | 返信

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