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「○○薬をやめたら元気になりました」という人ばかり

2016年11月16日(水)

若い先生と外来や在宅をやっていて、あらためて気がつくのだが、
「○○薬をやめたら元気になりました」という人があまりにも多すぎる。
医学や医療が国民の健康や幸福や尊厳に寄与しない部分が大きすぎる。
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戦後に平均寿命が30年も延長し、
人生50年が人生80年になった。

高齢化率が数数%から25%を超えて40%を目指す。
超高齢多死社会に、医療はまったく対応できていない。

医療費が足りないと言われているが、無駄な医療を省けば
医療費は半分、いや3分の1くらいで充分足りるのではないか。

何が無駄なのかは、いろんな価値観があるだろが、
本人らしく、本人が望む尊厳が尊重されることだろう。

世の中全体で、そんな当たり前のことを腹を割って話し合う時だろう。

日本人は、そうした軌道修正は案外、得意ではないかと思っている。

三内丸山遺跡の印象があまりにも強烈だった。
縄文人の豊かで穏やかな暮らしぶりが1500年も続いた日本は凄い国。

争うことなく、5000年も続いてきた日本国に生まれ育った私たちなら
自分たちが歪めた死生観や過剰医療を修正することができるのではないか。

そんな気にさせてくれた4500年前の、あのポシェットや
宝飾品を作ってくれた先人達に感謝し、後世に伝えないと。

世界遺産になり、世界中の人がそんな時代があったことを知って欲しい。
その意味で、今回の青森行きはとても意味があった。

トランプ現象も、アメリカのいわば必然だった。
あの国は、あれ以外になりようが無かった。

日本の転換点は、東京五輪後だから5年後かな。
その時のために、そろりそろりと準備しておく時だ。

本を書くのもブログを書くのも、こんなオッサンの呟きに耳を傾けてくれる人がいるから。
ささやかなストレス発散と生きる喜び、だ。

それにしても、お薬に偏重しすぎた医療から目覚める時だ。
よく歩き、よく笑い、よく歌い、よく食べて、いい夢見ようね!

さあ、これから深夜のお看取りだ。
訪問看護師たちは、まだ働いている。

こんな時間に仕事ができて、荘厳な瞬間に立ち会えることは医療者の喜びである。
そして、無駄な医療が無い世界に身を置くことができて、本当によかった。

その世界に飛び込んでくれた職員たちに感謝。

そして応援してくれる見知らぬ皆様にも、感謝。

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この記事へのコメント

先生、がんばってください。

Posted by 尾崎 友宏 at 2016年11月16日 01:07 | 返信

先生、お疲れ様です。クリック二つ押させていただきました。

Posted by 加藤 伴親 at 2016年11月16日 03:58 | 返信

「よく歩いて、よく笑って、よく歌って、よく食べて、いい夢を見て」という言葉は、患者生活を病気の勉強をしながら楽しもうと思っている者にも最高の励ましです。「体調維持に免疫力を上げて」と運動・笑い・食事・睡眠に工夫をしていると、化学的真実が大事ですというお医者がら、マスコミやインターネットを使って、真っ向から否定されてしまいます。工夫して免疫が上がるという確固たるエビデンスは無いと力強く発信されています。医学的には免疫力なんて言葉はないそうですね。まあそうでしょう。少し調べれば分かります。普通の社会人である患者が、病気と付き合いつつ、仕事をし、家族を支え、自分を支える為に「頑張れ自分の免疫機構」と自分を鼓舞しているのですが、「化学的根拠」を大声で繰り返す医師は、患者が人間だって事を忘れてませんかと思います。色々な病気で頑なに薬を減らすなと言うのも、その方が薬を出すのには便利なんだろうと思います。しっかり目を見て診察してくれる自分の主治医にも感謝していますが、世の中には長尾先生のように奮闘しているお医者が各地においでなんだなあという事にも感謝してます。三内丸山遺跡の漆のポシェットは、我等の先祖の知恵と工夫の素晴らしさを伝えてくれるものですね。それにつけても、長尾先生、御自分のお身体もお大事に。

Posted by 樫の木 at 2016年11月16日 02:05 | 返信

「5年後」ではなく、5年前から始まっていませんか。
横浜市内では、小2の原発避難児童にたいする傷害、かつあげ事件が放置され、
5年間も登校できずに今にいたっているそうです。
学校ぐるみ地域ぐるみの、社会的イジメ事件、いや国家的イジメ事件と言えるでしょう。
あるときは、「復興五輪」「アンダーコントロール」と世界を欺き、今は原発再稼動、原発輸出に狂奔する日本社会。
水俣病事件は未だ完全解決されず、水俣病患者への差別の歴史は果てしない。
「震災でたくさん死んだから、いじめられても自殺しないことに決めた」という小6(現在中1)生。
無視を決めこむ日本型トランプ現象社会。

Posted by 鍵山いさお at 2016年11月16日 03:27 | 返信

営利企業であっても、福祉であっても、『人間力』に勝る戦力は無い!と断言できると思います。
根を張って生きてきた自負はありますから、時に果敢に、時に冷静に世の中を見てきた経験から
確固たる信念として思っています。自分が人を支え得る人間なのかどうかは、生涯、現在進行形
であると思います。「支え得る」と断言するのは、本末転倒であり、上から目線に他ならないで
しょう。こう書いていると、キザに聞こえてしまいますが、『寄り添う』ということに、互いの
「気づき」が生じて、明るい前向きな作用が生まれてくるのではないでしょうか。
誠意をもって仕事に従事することにより、人が集まり、信頼されるという事実を、フォーラムや
講演会等で拝見しています。聴衆もそこに参加し、勇気付けられることにより、自分を鼓舞する
ような、そんな作用を得ることができる。それが心地良いのだと思います。
人間力を吸収させて頂きたいと思い、ブログ参加している自分かも知れません。
今日のブログにも「お互いに」と書いて下さるDr.Nagao が清々しいです。

Posted by もも at 2016年11月16日 10:22 | 返信

こんばんは。
先日のお勉強会では大変お世話になりました。
とてもわかりやすく勉強になりました。
まだまだ勉強不足なので次回も是非参加して
学び続けたいと思います。
次回も宜しくお願い致します。

Posted by 匿名 at 2016年11月24日 10:50 | 返信


追伸
個人的にはお勉強会もですが前から気になっていた
会議室のカメハメハ大王みたいな木彫りの銅像さんに
会えたのも感激でした。

また、カメハメハ大王さんにも会いに行きますw。

Posted by 匿名 at 2016年11月28日 11:22 | 返信

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