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在宅医療から地域包括ケアへ

2016年12月17日(土)

今夜は、在宅医療推進の会に全国のリーダーたちが東京に集結。
最初に長寿医療センター前総長の大島先生が1時間講演された。
続いて太田秀樹先生、鈴木央先生、平原先生たちが講演された。

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ついさっきまで、懇親会で約20名の仲間たちと飲んでいた。
今年1年を全国各地で闘ってきた同志たちとの貴重な夜。

在宅医療から地域包括ケアへ。

言葉は簡単だが実践はそうは簡単ではない。
それぞれの地域で、同志たちがもがいている。

酒が入ると生の「嘆き声」が聞こえてくるが
みんな同じ想いであることに勇気づけられる。


厚労省と在宅医の勉強会に毎月参加するようになって、3年経った。
本当にいろんな勉強をさせて頂いた。

勉強会のスポンサーは勇美財団。
ゆうみ、と読む。

住野勇さんと美子(よしこ)さん。
日本の在宅医療は勇美財団無しではなかったし、現在もそうである。

厚労省の役人さんも看護師さんも、みな想いはひとつ。
住み慣れた街で最期まで自分らしく生活できる「街づくり」だ。

鈴木央先生の最後から2枚目のスライドは「やさしい医療」だった。

そうか、やさしい医療か・・・
支える衣料でも無く、寄り添う医療でもない、「やさしい」医療。


そうだ。
やさしくて、笑顔の医療。

そのために、僕は生きて、今、ここにいる。

そんな原点を確認させて頂いた夜となった。


明日は、昼間は在宅患者さんとのクリスマスコンサート。
夜は当法人の大忘年会。

医療法人の理事長職を拝して、多くの期待と落胆など
すべての荷物を背負っているが、今夜ばかりは自由な身でいたい。

日曜日は、宝塚のベルばらの男役の三城玲さんとのデユエットがある。

その歌うはずになっている歌もメロデイーも知らない。
曲名も知らないが、1日あれば練習できるのではないか。

そんな気楽な気分になれるのも、
12月22日に世に出る2冊の本の最終校正が済んだからだ。


その1 薬のやめどき

その2 痛くない死に方

1も2も、ヨロシク!!

渾身の力を込めて書いた。


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この記事へのコメント

岩手の無医村地区安比高原で 勇美記念財団在宅医療「市民の集い」開催しています。

Posted by kayabuki110 at 2016年12月17日 10:44 | 返信

近年、各々の志を発信したり、一般市民向けに啓発して下さる等、お医者さんらの活発な
動きが見える時代になったと、強く感じられます。旧態依然としたスタイルのままでは
許されないと、意を決して取り組んで下さる姿勢に、心強く思い、健康への願いと幸福の
道程を考えるチャンスを頂いていることに感謝申し上げます。
活動ご苦労様です。

Posted by もも at 2016年12月17日 11:43 | 返信

昔、親愛なる、尊敬する恩師に御礼を申し上げた時に、患者としての自分の精神力や忍耐を
称えて下さった、その温かさが胸の奥底にあります。名医でありながら、驕ることなく、人望を
集め業務に邁進なさる、そのお姿が、私が医療への興味に傾倒する原点であります。
親の愛が無償の愛、でありますが、医師という御職業は、それに匹敵するものを与え得ると、
体験から思っています。「病気の完治には、医師・患者・家族の三位一体があってこそ。」という
ありがたい、お言葉も頂きました。
治療という技術を持つ伴走者が、人との連帯感や交流を「楽しい」と思って下さることが、何より
も明るい未来への糧だと実感します。
どの職業であれ、仕事は「世のため人のため」が原点であり、その中での心の通い合いに喜びを
見出すことができるのが、理想の世の中であると思っています。
古き良き昭和、当時は何気なく過ごしてしまいましたが、その時代には心が通い合う生活が確かに
存在していたと思います。

Posted by もも at 2016年12月17日 07:02 | 返信

小さい地域で顔が見える関係になるために…
何をしていこうかと模索中です

昨日は 勇美財団さんのおかげで 無料で紅谷先生のお話を伺うことができました
参加者はご近所のおじいちゃん おばあちゃんが大多数…
こういう公民館活動から広く知っていただける活動をしていくことも大事です

Posted by 訪問看護師 宮ちゃん at 2016年12月18日 10:42 | 返信

何をするかではなく、地域の人が何を望んでいるのか、何に困っているのか、まずは地域のアセスメントから始めることが、顔が見える関係づくりの始まりではないでしょうか?そんな風に思います。

Posted by 社会福祉士河本健二 at 2016年12月18日 07:27 | 返信

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