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子宮頚がんワクチン後遺症からの回復

2016年12月26日(月)

子宮頚がんワクチン後遺症から回復した2人がいる。
一人は、ある特殊な治療を受けた瞬間から劇的に回復。
もう一人は柔道整復師が治したという。
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私は、
・こんな病気は存在する(存在しないという医師が99%だ)
・そして、治療で回復し得る(今回の2例が、そうなのだが)
と考える。


私が診た1例目は、いろんな治療を試みるもあまり効果が無かったが、
ステロイド治療とグルタチオン点滴の2つは、まあまあ効果があった例。

その少女が、脊髄液を抜いて空気を入れるだけで劇的な回復を見た、という。
特に光線過敏によるけれんに、効果があった。

先日お会いしたが、はじめてサングラスを取った笑顔、
そして自力で歩く姿を見ることができて、本当に驚いた。

しかしサングラスを外すことができる時間は5分くらいが限界と。
しかし以前の1秒も外せない状態とは雲泥の差であった。

もうひとりは以下のMRICに書かれているとおり、
柔道整復師が治してくれた、という。

医師たちは、一人ひとりの言葉に真摯に耳を傾けて、難解な事件の捜査の
ように、ジワジワと病気の核心と治療法の確立に向けて研究すべきである。

少なくとも「すべてヒステリーだ!」と決めつけるような医師は論外である。
全国で始まった子宮頚がんワクチン訴訟での彼女たちの声をよく聞くべきだ。


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ヒトパピローマウイルスワクチン接種後の症状から回復して
 
ペンネーム 二宮ゆい
 
2016年12月17日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp
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私の娘は、ヒトパピローマウイルスワクチン(HPVV)、いわゆる子宮頸がんワクチン接種を受けた後に、様々な症状を発症しました。幸いにも今は回復して元気に過ごしています。まだ様々な症状で苦しんでいる方がいらっしゃるようですので、私の経過が何らかの参考になれば、と思い、顛末を記します。
 
娘は、接種半年後から下痢や便秘、強い倦怠感、睡眠障害、抑うつ症状、不安、いきなり暴れだす、心臓周辺の痛みといった症状が出始めました。多岐にわたる症状に、どの科の診療を受けたら良いのか分からず狼狽えました。
 
最初に内科を受診し、過敏性大腸症候群と言われ、精神安定剤の処方を受けました。改善しないため次に心療内科を受診し、抗てんかん薬のランドセン、中枢神経刺激薬のコンサータが処方されました。薬は効かず、物が二重に見える、常に眠いなど新たな症状まで出現して苦しみました。首や足に痛みがでましたが、整形外科で受けたX線検査で異常なく、痛みの原因となるような異常は認められない、との診断でした。やがて手足の指が腫れる症状が出始めました。寝起きの辛さが続いていたので小児起立性低血圧症を疑い、小児科にも受診しました。リウマチの血液検査は異常なし。「(指の腫れは)思春期にはよくあるのよ」と言われました。心理テストも受け、「お嬢さんはいろいろなストレスがあるのよ」と言われました。心臓については24時間ホルター心電図検査では異常見つからず。診断はつかず、様々な治療も奏効しませんでした。次第に倦怠感が強くなり、楽しく通っていた学校でも体育は見学が多くなり、保健室に担架で運ばれることが増えました。
 
症状が出そろったころ、SNS で全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の会長とつながりました。会長がつぶやいていた『HPVV接種後の副反応だとする症状』が娘の症状とそっくりだったので、娘の症状もHPVVの副作用ではないかと疑いようになりました。ほかに頼るところがなく、医師もこれといった治療をしてくれなかったので、藁にもすがる気持ちですぐに入会しました。ここで、他の会員さんが柔道整復師の林先生を紹介して下さいました。すぐに娘を連れて行って治療を受け、初回の治療後すぐに、それまで長期間苦しんでいた痛みがとれてしまいました。それまで、どの医師からも「原因はわかりません」「治るか分かりませんが様子を見ましょう」と言われ続けて不安だったのですが、林先生は「治りますよ」と言われ、私も娘もこの言葉に救われた思いでした。林先生を紹介してくださった会員の方にはとても感謝しています。
 
施術後、しばらくすると症状がぶり返すため、最初は二週間間隔で施術を受け、軽快するに従って一か月、三か月と徐々に間隔をあけ、最終的に完全になくなりました。姿勢の悪さも改善され、痛みだけでなく他の症状も全て無くなりました。施術以外には、食事に関するアドバイスがありました。毎日のように電話で様子を報告し、相談に乗ってもらいました。いつでも相談できる安心感は、それまでどこの医療機関からも得ることができなかったもので、非常にありがたく感じました。食事の制限がすべてなくなったのは治療開始後1年2か月後、食事のアドバイスにも厳密に従うようにしてから10か月後のことでした。
 
娘の症状がほぼ消えて、治療も必要なくなった頃、林先生に「あなたのお子さんの症状は心因性の要因もありますよ」と言われました。それまでも医療機関で暗に「気のせい」扱いされたように感じ、さんざん嫌な思いをしてきた上に、治してくれた林先生にまでその言葉を言われ、初めはショックでした。ただ、「症状が消えてもまた出るかも」、「この症状はワクチンのせいだ」というようなことを娘の前では言わないように指示されていたことを振り返ると、もうずいぶん前から心因性の疾患としての治療も受けていたように思えるのです。
 
娘の症状が一体何であったのか。ワクチン接種が強いトリガーとなって、症状を引き出したと同時に薬液も無害とは言い切れないと思っています。ただし、ワクチン接種のタイミングにまったく別の疾患がおきたと考えることもできなくはないでしょう。いずれにしても今となっては元気になったのでよかったと思っています。
 
林先生の治療に出会うまでに、ずいぶんいろいろなものを失いました。仕事、時間、体力、お金、そして西洋医学への信用など。病院でもう少し話をきいてもらえていたら、もう少しいろんな情報がもらえていたらと、少し残念に思います。娘に起きたような体調不良は、ワクチン接種が始まる前にもすでに存在していたことは、どの医師も話してくれませんでした。
 
もちろんこちらから「これは副反応でしょうか?」といいだすこと自体難しい雰囲気なので、ワクチンの話までたどり着けない場合も多いと思います。
 
子供に体調不良が出て回復した今、治ったのなら問題ないではないかとなりそうなものですが、実は親の心に大きな後遺症を残しています。まず、ワクチンへの恐怖心が消えない。「あの時うたせなかったら」と後悔をしながら壮絶な看病生活を一定期間過ごすと、次にワクチン接種のチャンスがきたときに「また後悔することになるのではないか?」と思ってしまい、尻込みしてしまうのです。他にも治療で処方された薬物で症状が悪化したり、新たな症状が出たために、普通の風邪で出される薬にさえ恐怖を感じてしまいます。通常の西洋医学の治療を受ける際に恐怖の記憶が邪魔をしてしまうのです。こういった親の心のケアも、ワクチン接種後の体調不良の治療を行う際には必要であると感じています。
 

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この記事へのコメント

貴重な報告をありがとうございます。
東洋医学や 柔道整体 などの 力も 借りたいですね。

Posted by kayabuki110 at 2016年12月26日 04:53 | 返信

え!うっそー!と言いたくなります。
でも治って良かったです。
なんだかよくわかりませんけど、治った方の数が増えて、何故症状がでて、何故症状は消えたのかメカニズムが分かる様になればいいですね。
へえ!柔道整復師が治したんですね。まあ顎関節の外れたのを治せる技術を持った整復師もひとりか二人くらいはいらっしゃいますね。整形外科では顎関節の外れたのは「手術をしましょう」といわれて逃げた女の子が柔道整復師に治してもらいました。

Posted by 匿名 at 2016年12月26日 08:57 | 返信

患者が、何故苦しんでいるのかを考える医師に、今苦しさに向き合っている若いお嬢さんやご家族が出会える事を、心よりお祈りします。子宮頸がんワクチンについては、欧米で使用されているワクチンには使用されていない成分が、日本で使用されているワクチンには使用されている、それは何故なのかという問題を提起した記事を目にした事があります。欧米の医薬品を有り難る事が多いのに、子宮頸がんワクチンだけ何故?と思いましたが、この疑問は解決しているのでしょうか。
ワクチン、ワクチンと言われる以前、産婦人科の医師が、清潔な身体での交流を心掛ける事が予防につながるといっておられました。子宮頸がんは女性に発生しますが、病気の原因を持ち込むのは、男性である確率も高いはずです。ワクチン、薬も大事ですが、若い人達にお互いを守るという知識も広がるといいですね。

Posted by 樫の木 at 2016年12月26日 10:36 | 返信

患者の声に対応して下さる医師に、ワクチンの副作用に苦しむ若いお嬢さんやそのご家族が出会える事を心から祈ります。
ワクチン接種について、女性を子宮頸がんから守るものだからという事と、最近、子宮頸がんを通じて男性に起こりうる病気を予防するものでもあるからワクチンは大事であるという話を出す人もいますが、これは医学的に見て本当のことなのでしょうか。
「ワクチンで予防」が言い出される前には、産婦人科の医師は、清潔な身体での男女の関わりで、ある程度子宮頸がんは予防できると話していました。まあ、時代が少々古いですが。子宮頸がんは女性がなる病気ですが、その病気の原因となるウイルスだか何かを、女性の身体に持ち込むのは、かなりの割合で男性です。女性が、副作用の原因が定かでないワクチンで、病気の防波堤にされるのでしょうか。
欧米で使われているワクチンには入っていない成分が、日本で使われたワクチンには入っているという記事を読んだ事もあります。それは何故なのか。その疑問も解消されたのでしょうか。必要なのは、ワクチンより気軽な子宮がん検診の様にも思います。

Posted by 樫の木 at 2016年12月26日 05:58 | 返信

読後、凄いな、と率直に思いました。文中に
>脊髄液を抜いて空気を入れるだけで
とありますが、柔道整復師が脊髄液を抜くという発想があることに、まず驚きました。
上手くいけば喝采ですが、一歩間違えば違法になりはしないのか? また人命も危ういのでは?
と思いましたが、それまでの経験と御実績をお持ちでいらっしゃるのかも知れません。
個人の手腕によって好転する、このような事があるから、別なケース等で時に眉唾物で
あっても、すがってしまう市民が多くあり、そして詐欺のような被害も生まれてしまうのでは
ないか、と思ったりもしました。今回のケースで、この柔道整復師の方は、余程の確固たる
自信をお持ちでいらっしゃったのだろうな、とも思いました。
本当に「光明」と呼ぶに相応しい出来事だと思いました。そしてまた、西洋医学に就く医師が、
てらいなく真摯に耳を傾けて下さる時が訪れたなら、市民・国民と共にある医療時代への幕開け
を証明して頂ける事態だと思いました。

Posted by もも at 2016年12月26日 08:19 | 返信

 すばらしいですね。
 治って良かったです。
 以前、ニュースで子宮頸がんワクチンの副作用に苦しむ女の子について放送されていたのを見て、カイロプラクティックなら治るかもしれないって思ってたんですよ。
 柔道整復師の林先生について調べてみると、やっぱりカイロプラクティックもされる先生でした。
 
 何で私が子宮頸がんワクチンの副作用にカイロプラクティックが効くと思ったのかというと、アメリカのカイロプラクティック医のDr.Carrickの動画を見ていたからです。その動画に出てくる男の子の症状がワクチンの副作用に似ていたので、そう思ったのです。その動画がこちら(日本語訳なしですが、治療風景がわかりますし、治っていく経過が感動的です)
https://www.youtube.com/watch?v=3tQtAs3d05E

脳が体を動かしているわけですが、逆に体を動かすことで脳を正常に導くこともできるってことですかね?最近はPTSDの治療にEMDRが有効であるとか、眼球運動が一つの解決のカギになっているのかもしれませんね。すごい興味深いです。

ワクチンの副作用もカイロプラクティックで治る可能性はあると思いますが、日本におけるカイロプラクティックは民間資格で、それほど勉強しなくても資格がもらえるものもあります。アメリカではカイロプラクティックの4年生大学を出ないともらえない権威ある資格ですので、もし、治してくれるであろう先生を探す際にはどこで勉強して資格を取得したか調べてから行かれると良いと思います。

Posted by みるく at 2016年12月27日 10:14 | 返信

柔道整復師が髄液を抜いたのではないようですよ。

まるからももへの返信 at 2017年01月03日 08:46 | 返信

1人や2人どころでは無いみたいですね

http://kenkoubyouki.com/?p=2556

Posted by 通りすがり at 2017年01月13日 12:11 | 返信

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