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抗認知症薬の副作用を大手紙がやっと報じた
2017年01月16日(月)
「抗認知症薬の適量処方を実現する会」が結成されて、1年余。
昨年6月に増量規定が撤廃され、少量投与が認められた。
しかし大手紙や大手メデイアは、ほとんど報じてこなかった。
昨年6月に増量規定が撤廃され、少量投与が認められた。
しかし大手紙や大手メデイアは、ほとんど報じてこなかった。
毎日新聞1月11月号が、やっと大手紙として大きく報じた。→こちら
副作用で殺人事件も起こっていることも報じられた。
認知症の薬で悩んでいる人は、この記事をプリントアウトして
よく読んで欲しい。
つまり、医者の中でも副作用について、まだ賛否両論なのだ。
おかしいでしょ。
でもそれがお薬ムラの現実、なのです。
書かれているように、認知症専門医のなかにも私たちの意見に
ちゃんと賛同してくれる医師が徐々に増えてきていることは嬉しい限り。
もし私たちが立ち上がり、国会や厚労省に働きかけなかったらこうはなっていない。
その意味では、多くの患者さんを薬害から救うことができつつあり、本当に嬉しい。
ただ、いまだに反対している専門医もたくさんいるのも事実だ。
その理由として、2つ考えられる。
1 製薬会社から多額のお金をもらってウソの論文を書いたことがバレたくない。
2 製薬会社に完全に洗脳されてしまっている
ただ、もう1か2か分からなくなって迷っている専門医もいるようだ。
当たり前のことが認知できない専門医が多すぎる。
あと5年もすれば、「あんなアホな時代があった」と笑い話になっているだろう。
しかしエラい専門家ほど認めないという事実だけはみなさん忘れないで欲しい。
この毎日新聞の記事は、まずは第一弾。
他の大手紙や反対のキャンペーンをまだしているNHKも
もう少ししたら、自分たちがしてきた誤りに気がつくだろう。
医学会も同様だ。
いつ認めて、国民にどのように謝罪するのだろうか。
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この記事へのコメント
抗認知症薬の副作用を大手紙(毎日新聞)
がやっと報じた ・・・・・・・ を読んで
毎日新聞が報じた特集記事 “抗認知症薬
で副作用例” ・ “厚労省が指針修整”・
“攻撃性・徘徊など悪化も!” は画期的
な記事と思います。
この記事が出たお陰で、今後100人の
内1人か2人が助かるかも知れない! と
思うと、発起人である長尾先生、並びに
山東議員さん、大畠議員さん等などの功績
は大きいと感謝したいと思います。
長尾先生は本ブログで、ちょっとした改善
傾向がみられるが、まだまだ本質は変わっ
ていない! 『 いつ自分たちがしてきた
誤りに気づき、それを認めて、国民に謝罪
するのだろうか!』 と結んでおられますが、
極々一部の確信犯的な事例〔犯罪〕を除けば
『謝罪』を求めることは必要ないのでは?!
と思います。
『自分の非を認めて“謝罪”』すれば、その
後に “責任問題や補償問題” が出て来ます。
そのことが、“問題をより複雑にして、自ら
の過ちを頑なに認めない風潮” を助長して
いるように思います。
本件では、実利を取ることが重要と思うので、
(一部の例外を除いて)遡って非をあげつらう
ことはせず、不問に付すことで良いのでは?
と思います。
自分自身や極身近の人が抗認知症薬の薬害被害
者だったら、そう簡単ではないかも知れません
が ・・・・・・、
今後の被害者発生を少しでも減らすことの方が、
より喫緊で大事なように思います。
他の大手メディアや週刊誌が続いてくれること
を期待したいと思います。
Posted by 小林 文夫 at 2017年01月16日 07:17 | 返信
抗認知症薬の副作用を大手紙(毎日新聞)
がやっと報じた ・・・・・・・ を読んで〔その2〕
今回の画期的な記事、署名記事で毎日新聞
奈良支局の和田さんが書かれたんですね。
内容が内容だけに、東京本社 or 大阪本社
所属の記者さんの執筆記事と思っていただ
けに、ちょっとびっくりしています。
毎日新聞社はフラットで開かれた職場環境
なのかも知れません。
長尾先生が、昨年〔2016年〕5月28日
に “奈良県訪問看護ステーション協議会の
創立20周年記念講演公開講座” でご講演
された成果の一つなのかも知れません。
神戸支局にも優秀な記者さんが沢山いらっ
しゃいます。
神戸での出張講演を期待したいと思います。
よろしくお願いいたします。
Posted by 小林 文夫 at 2017年01月16日 08:17 | 返信
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